教材 個数で問う

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教室。

「取手発上野行き常磐線快速,みんなも乗ったことがあると思います。(ある,ある) では,つり皮はひとつの車両にいくつあると思う?」


教室内,あちこちで児童生徒の意見が飛び交います。


正確な個数を当てることが目的の質問ではありません。


「え〜見てなかった。」という思いを持たせるのが目的です。



「取手のひとは電車通勤が多いから,じゃ,お父さんかお母さんに尋ねて来てみよう!」と持ちかけるのも方法。

(大人は「え,個数? じぇじぇじぇ,知らない。」という方も多数。「じぇじぇじぇ」はもう言わないにしても。)



そこで,答を児童生徒に言う。

「数えてみたら,なんと118個もありました。」

たいがい50くらいを予想する子が多いので,100越えは驚きです。


ついでに,もう1個質問する。

【写真下】のような車内広告は,ひとつの車両に何枚あるでしょう?

これも意見が飛び交います。


「84枚ありました。(2枚一組等あるのでおよそ)

ですから,15両だと1000枚以上の広告があります!」



教材を学習で取り上げる際に「個数,枚数,台数,人数,メニュー数」など,数に着目させるとシャープな切り込みになります。

車両が良い広告掲示の場となっていることも分かります。


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