学 授業「1%の」

自由研究に多少役立つと思い,筆者の「1%の・・」授業について書きます。



まず【写真上】を提示。

筆者「この水色のものは何だろうか?」

生徒「?・・・乗り物?」「道を均すローラー?」「機械?」



次に【写真中】を提示。ひとの足が写っているので思考が広がった。

生徒「え,足? 何か,ひとが使う物?」「何これ?」



筆者「ヒントは『生活に必要なものを運搬中』です。」

生徒「わかった! 食べ物!」「水?」「どうして丸いの?」




最後に【写真下】を提示。

生徒「引っ張ってる!」「何で?」「生活に必要なものって?」



筆者

「こうして引っ張って転がして運搬します。中は水です。この容器にはペットボトル500ミリリットルで1000本ぶんの水が入ります。」


「地球は水の星ですが,多くが海水。飲めません。あとはヒマラヤなど高地にある雪や氷。高地で固まっているためそれも飲めません。」


「たった1%が人間が飲める水。地球上の全水量の1%だけが川,湖,地下水などです。しかしそうした水が必ずしも家の近くにはありません。」


「地球上の多くのひとたちは『水を運搬する』作業が生活の一部です。写真の水色容器は運搬作業の過酷さをいくらかでも軽減する発明品です。」


「実は日本のような水道設備は,地球規模で見ると少ないのです。」(終)




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