UD 述べる時

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述べる時のUDです。

次のAさん,Bさんの述べ方のどちらがより良いかは音読してみると明らかです。



問題 サンマが9ひき,イワシが5ひきいます。どちらがどれだけ多いですか?



Aさん「答は,9ひく5は4,サンマが4ひき多い,です。いいですか。」



Bさん「はじめに,『どれだけ多いですか』なので,ひきざんです。

つぎに,ひきざんの式は,9−5 (9ひく5) です。

9−5の答は4です。

なので,サンマが4ひき多い です。」



述べる時に,

◆はじめに〜  つぎに〜

◆〜は,〜なので,〜です

◆一文が簡潔(短い)

という「型」が,論理的な説明として効果的です。


「型」を身につけるのは早いほど良いです。「型で述べる,伝える」ができる児童生徒は‘相手への理解させやすさ’も同時に身につけます。


「型」は適切な指導があれば,短期間で定着します。



そのための初期の指導時には,

◆「はい」と返事をする指導

◆「はい,   です。」の指導


のようにスモールステップが効果的です。


「はい」が「はいっ」になればワンランクアップです。


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