多様な考え方の1つ1つを大切にする

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5年生算数の学習です。この問題は,五角形の5つの角の大きさの和を求めます。

子供達は,既習事項を生かして何通りもの求め方を考えました。



算数の授業では,この後に「は・か・せ・どん」という言葉がよく使われます。

「は・か・せ・どん」は「速い・簡単・正確・どんなときも」を表し,多様な考え方から最もよい考え方を選ぶときによく使われます。


しかし,この授業では「は・か・せ・どん」は使われませんでした。

それは授業のねらいが,「多様な求め方を考えることで,思考力を高める」というものであったからです。

このように,子供達に多様な考え方をさせたいときは,最もよいものを1つ選ぶのではなく,考えついた求め方1つ1つを大切に扱っていくことで,子供達の考える力を育むことができるのです。

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