第1発問 第2発問

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第1の発問で考えを引き出す。

第2の発問で根拠を尋ねる。


これは「発問のねらい」を明確にした良い例で、児童生徒に「考えと根拠の整合性」を理解させることができます。


「ごんぎつね」の最後の場面で見てみましょう。

先生「たおれたごんのところへかけ寄った兵十は、まず、家の中を見ましたね。どうして家の中を最初に見たのですか?」

児童A「はい。ごんにいたずらをされていないかどうかを確かめるためです。」

先生「なるほど。Aさんは、どこを読んでそう考えたの?」

児童A「この場面の少し前に『ごんぎつねめがまたいたずらをしに来たな。』というところです。ごんが来たことをいたずらをしに来たと兵十は思っています。」



このように、叙述に根拠を置いて、考えを広げる、深めることが言葉の力をつける学習活動になります。



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