「〜から考えると」写真のように、指をさして話すことは、われわれ大人が考える以上に、子供にとって大切な活動です。 なぜでしょうか? それは「根拠を相手に示す」ことだからです。 話がかみ合わない、ということは大人でもたびたび起きることですが、その原因は、根拠が示されていないために起きる誤解です。 つまり、話す時に大切なのは、根拠を示す、根拠の確認ということです。 上の写真では、 A「ここに『また一方では』とあるから違うことを例に上げていると思うよ。」 B「『また一方では』とあるから、〜の点では同じだけど〜の点では違うということを、読者に伝えたい文章だと思うよ。」 のように『また一方では』に目を付けて考えた、という根拠(着目した言葉)を指さしています。 どの言葉から、どう考えたかという述べ方は教科を問わず大切です。 |
取手市教育委員会
〒300-1592 住所:茨城県取手市藤代700番地 TEL:0297-74-2141 |