東京芸大と取手茨城いずれも東京芸術大学の学生の作品です。取手には東京芸術大学取手校地があります(小文間)。【写真下】教委の名刺にも芸大が! 芸大と茨城のつながりは深く,芸大(当時の東京美術学校)設立者の一人が岡倉天心。天心と言えば五浦の六角堂ですね。 北茨城市五浦海岸の六角堂は3.11津波被害に遭ったものの再建されました。白波砕ける海岸の赤い六角堂再建に筆者は感激しました。 六角堂で構想を練った天心。この岡倉天心に師事したのが横山大観です。水戸生まれの横山大観は第1回文化勲章受章者。 映画「天心」で横山大観役を演じ,この5月「いばらき大使」に選ばれたのが歌舞伎俳優の中村獅童さんです。 保体 真央ちゃん骨休め骨細胞は日々働き「破骨細胞が少しずつ古い骨を砕く」のと同時進行で「骨芽細胞がそのぶんの新しい骨をつくる」のです。 簡単に言えば,体の中に「昔の骨」は1本もなく,ここ2年間位で摂取した栄養素(Ca等)で今の骨ができています。 ‘無理・無謀なダイエット’を児童生徒がしてしまう場合がありますが,無理・無謀は2年後に「骨スカスカ」となってはね返って来ます。 【写真】は文科省「家族みんなで元気アップ」。「しっかり食べること」は,2年後の自分の骨づくりに直結します。 浅田真央選手が休養宣言をしました。フィギアの選手は,ジャンプ,スピン,ステップ,スラロームと華麗な演技をします。 しかしジャンプ着氷時,足への負担は体重の数倍。 ここらでちょっと‘骨休め’するのも良いのですね。 保健 薬物乱用防止
児童生徒対象の薬物乱用防止に関しては,市内小中学校で継続的に啓発活動が行われています。
県警フレンド号(車内で薬物乱用について学ぶことができるバス)を活用した学習やライオンズクラブによる講話などです。 「ダメ。ゼッタイ。」これが薬物乱用防止のキャッチフレーズ。 かわいらしい文字が刻まれた錠剤の合成麻薬(MDMA)等は,比較的安価で入手できてしまうなど青少年に良くない環境にあるのが実態です。 今年も児童生徒の啓発が推進されています。薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」 【写真】市内で実施された薬物乱用防止教室の様子(HPから) フラワーカナル
小貝川フラワーカナルでは,きれいなポピーの花がいっぱいでした。5/17,18は天気も良く,小中学生も花を見に来ていました。
家庭科 服の機能性【写真上】ワイシャツのボタン穴に注目ください。 胸のボタン穴が縦なのに対して,首のボタン穴は横です。 穴が横であることによって,首のゆったり感が確保,調整できます。 約1センチの首のボタン穴が横であることが機能性の秘密の1つです。 【写真下】手首のボタン穴も同じく横です。カフス用に穴の両端にボタンがあります。 こうした視点で服を見ると,家庭科で学ぶ服飾のデザインと機能が見えて来ます。 道徳 ながらスマホ
「歩きスマホ・ながらスマホの是非」は新聞やTVで数多く取り上げられています。
「一緒に歩いていた我が子に,歩きスマホの青年がぶつかり,子供は転倒,青年に声をかけたが逃げてしまった。」 「自転車でスマホ操作中の者同士が接触,一方がスマホを落下させ破損,一方はケガを負った。」(→自転車走行中の操作等は罰則あり) 「歩きスマホ規制には反対。情報入手や報告が数十分遅れれば会社に損害が出るのが現状であるからです。」 意見も多々あるようです。 歩きスマホ等は「危険行為の側面」もあり,「移動中にできるからこそ有用の側面」もあり,規制は意見の分かれるところです。 児童生徒のみなさん,このような現実を踏まえて,社会における「モラル・マナーとルール(法や規則)の在り方」を考えてみてください。 「広報とりで4/15号1面」はマナーを考える特集です。【写真参照】 小学校陸上記録会きょう(5/16)は,小学校陸上記録会が開催されました。 会場のふじしろスポーツセンターには,約800人の高学年児童が集合し,やる気満々のようすがうかがえました。 市内全18校が集まっての陸上記録会は今年で2年目。 各種目で好記録が出ました。 おおぜいの保護者の皆さんの応援,参観がありました。 英語は音 ポール来日
ビートルズの名曲に
♪YESTERDAY があります。 おおよそ次のような発音ですので口ずさんでみてください。 ♪ イェスタァデェイ オーマイタボゥスィーソファーラウェイ ナウルックソートゥヒャートゥステェイ オアイビリービンイェースタァーデェイ 「 ェイ 」の音で文末が揃っています。 歌詞文末は次の通り。 -----so far away -----here to stay -----in yesterday 「英語は音」です。詩や歌詞で「音を揃える美しさ」の言語です。 来日したポール・マッカートニーが ♪YESTERDAY を歌っていたら,よ〜く聞いてみてくださいね。 【書き加え】5/16 PM0:50 筆者の同僚から ♪YESTERDAY の2番の歌詞はどう? と尋ねられましたので,以下に書き加えました。 ----- to be -----over me -----suddnly 「 ィー 」となっています。 1番は「 ェイ 」,2番は「 ィー 」です。 これらを 押韻(おういん)または rhyme(ライム)と呼びます。 福祉教育 透明な袋
【写真上】のように,最近は割り箸の袋(特にコンビニ)が透明です。
これは,安全面,特に高齢福祉の考え方からできたものです。 かつて,割り箸は,紙の袋に入って,袋の隅に「爪楊枝入り・開封時注意」等の印字がありました。 しかし,つまようじが入っていることに気づかず,特に高齢者では,不用意な開封でケガをした例が増えたそうです。 そこで,より見えやすい透明袋に変えました。【写真下】 現在,日本では65歳以上が,人口の25%を越しています。高齢福祉という観点は,商品開発はもちろん福祉教育に不可欠です。 保体 若田さんの骨
「スパシーバ(ロシア語,ありがとう)」と言って,カザフスタンの草原に,無事,宇宙から帰還した日本人宇宙飛行士 若田光一さん。
地球を3000周!という,地球に住む我々にとっては,すごいというか,うらやましいというか,偉業です! 若田光一さんは,皆に抱きかかえられるように船外に出ました。 この時の若田さんの骨は? 私たちの骨は,骨細胞の活動で日々生まれ変わっています。 破骨細胞と骨芽細胞の絶妙な連携活動によるものですが,とても不思議なことに「重力を感じる時に」細胞は働き,重力を感じないと働かないのです! 宇宙空間は無重量または微小重力状態のため細胞が働かないのです。 細胞が働かない → 骨密度の低下(骨がすかすか) → 歩行は危険 です。 骨ときょうだいと言われる筋力も同時に低下しますからなおさらです。 宇宙ステーション構想では「骨密度の低下した人体」は地球でどのように回復をするのかも研究内容なので帰還後も重要です。 昔,宇宙から帰還した飛行士が,花束を受け取った時に「なんて重い花なんだ?」と言ったのがこの研究につながっています。 しかし,いずれにしても,若田光一さんの活躍は誇らしいことです。 しかも船長としてリーダーシップを発揮しての活躍は‘骨の折れる仕事’だったことと思います。快挙! 理科 アジサイの色アジサイは,土壌に溶けている金属を,根からどの程度吸収したかによって,色合いや色の濃さが変わります。 同じアジサイの鉢植えABに,Aには錆びた釘を埋め,何もしないBと比較すると,Aのアジサイは発色がきれいになります。 植物は不思議ですね。 また「青系」「赤系」は,酸とアルカリの割合によるので,日本は弱酸性の土壌が多いことから青系のアジサイが多く見られます。 大人はもっぱら見て楽しむアジサイですが,子供の理科自由研究としても良い題材かもしれませんね。 筆者は,鎌倉のアジサイ寺へ行ってみたくなりました。 【写真】教委近くのアジサイ:現時点で色は不明:楽しみです! 英語は音 赤毛のアン
「赤毛のアン」は,題として‘名訳’と称されています。
原題は「Anne of Green Gables」 声に出して読むと分かるとおり,GとGの音の重なりがリズム感を出します。 邦題をローマ字にしてみると「Akage no An」 声に出して読むと分かるとおり,AとAの音の重なりがリズム感を出します。 仮に「緑の切りづま家のアン」では,ハナシになりません。 「英語は音の言語」であること,また,名訳は,そこを押さえるセンスということを知る好例です。 ちなみに「赤毛のアン」と訳したのは,村岡花子さんではなく,誰かが訳しそれが「花子」に伝わったとか。 教材 ツバメ時には,駅のホームやビルの入口に巣が見られることもあります。 ツバメは習性で知っています。 それは「人間が近くに居れば他の鳥(敵)が巣に近寄って来ないこと,よって産卵し子育てをするには安全であること」です。 人間も,古来,ツバメは‘福をもたらす鳥’であることの伝承から,決して巣を壊すことはしませんね。 鳥の習性には,このように興味深いものがあります。 今週は,バードウィーク。 教材 ヒバリ
「揚げヒバリ」と呼ばれる動き,つまり,ヒバリが甲高くさえずりながら,空に高く昇っていく様子が見られるのがこの時期です。
けさ(5/9)は,教委近くの空で見ました。 【写真】 写真中央と信号機を結ぶ線上に小さく小さく写っているのがヒバリですが・・・ 「繁殖期」と「なわばり宣言」それがこの時期のヒバリに特有の動きの理由です。 甲高いさえずりは,時々調子が変わり,飛ぶというよりは舞う動きが見られます。けさは10分ほど興味深いその動きを見ました。 明日(5/10)から,愛鳥週間。 講座 生徒指導研修
きょう(5/8)は,市内小中学校生徒指導担当教員(生徒指導主事等)の研修が行われました。
現在,社会問題化している「子供とネット社会」に関して,そこから少年事件の多発化につながっている事例について学びました。 NPO法人の専任講師の方が,動画や事例を挙げながら,子供とネットに関するお話をしてくださいました。 指導課からは,児童生徒の学校生活にかかわる課題とその対策について,指導主事からの情報提供や助言を行いました。 標識で安全教育
下に道路標識の写真1,2,3がありますが,【写真1】をご覧ください。
よく見かける標識です。(撮影場所は教委近くR6) さて,この標識を‘真横’から見ると,意外なことが分かります。 なんと標識は ‘ななめに’ 取り付けられているのです! 【写真2】 【写真3】は,両面に標識が付いているものです。 私達は自動車を運転中,これらの標識を見ることが多いわけですが,運転席から見た時,角度がついていると見やすいのです。 標識の付け方で,安全性が高まるのです。 お子さんと散歩の時などに見てみてください。 理科・生活科アイリス優美な姿をまちのあちらこちらで見かけます。 ジャーマンアイリスは,その名の通りドイツが原産。色彩あざやかな花が美しく,また,じょうぶでよく増えます。 色彩のあざやかさと名前に関係がありアイリスは虹の意味です。ギリシャ語の「 Iris 」(イリス)は天上と地上を結ぶ「虹の女神」です。 「まち探検」の時,子供達と花を楽しむのも良いですね。 【写真】教委近くのR6沿いで撮影 探訪 取手の街道2
写真は,六郷小学区に立つ道標。
見ますと 「谷中 藤代 宮和田 を経て 牛久」 と刻まれています。 別途掲載の「旧水戸街道」ですが,これは明治時代になると「陸前浜街道」と名づけられました。この道標はそこに建っています。 自動車の往来が無かった時代に,この街道をどんなにか多くの人々が通ったことでしょうか。 街道には歴史のロマンがありますね。 探訪 取手の街道1
写真は,旧水戸街道。
取手は,江戸から水戸(水戸藩)へ向かう街道が通る宿場でした。 この街道により水戸藩は江戸,松戸,取手,牛久,土浦,稲吉,府中,小幡,長岡等の各宿場を経て,水戸城下に通じました。 利根川を渡るとそこが取手宿。その取手宿〜吉田村〜藤代宿〜宮和田村を経て,小貝川を渡って北へ向かったものです。 街道には歴史のロマンがありますね。 理科 発芽の不思議写真を見ますと「種=種もみ」から「根」や「茎」が出ているのがわかります。 眠っているような小さな小さな種がこのように発芽するのは不思議です。 種の眠りを覚ましたのは何でしょうか? 1つは水です。乾いた砂の上では発芽しませんね。 もう1つはある程度の温度です。冷蔵庫の中では発芽しませんね。 最後にもう1つ。これは考えてみましょう。 |
取手市教育委員会
〒300-1592 住所:茨城県取手市藤代700番地 TEL:0297-74-2141 |