県境を指で(2)
(1)から続く
栃木県との県境を指でゆっくりたどると, ◆八溝山(1022m) ◆尺丈山(512m) ◆鶏足山(431m) ◆雨巻山(533m) が,県境上にあることが分かりました。 「山頂が県境になることが多い」ことに気づきました。ここで富士山の例の説明がありました。 最後に,茨城県には新幹線が通っていること(古河市),海岸線の形が県北と県南で異なることなどの発見がありました。 「子供の目は指先に在る」と言われます。指でこそ分かる,なぞってみてこそ気づくことが多いのは本当です。 県境を指でたどる活動によって,50分の充実した学習ができました。 県境を指で(1)
「茨城県の県境(けんざかい)を,指でたどってみましょう。」
という社会科の授業を参観しました。 県境を「たどる,なぞる」という活動で,地図を読み取る力がつく授業です。 先生の指示は ◆「ゆっくりとたどること,地図上の字が読めるくらいゆっくり」 ◆「県境の線の曲がりに合わせて,正確に線上をたどること」 ◆「早く終わった人は,逆ルートでもたどってみること」 この3つ。 この3つの指示の時,生徒の視線を教師側に集約していました。 この3つの指示・視線の集約,早めに終了した生徒への指示と,これはハイレベル。 さて,どんな学習が展開されたのでしょうか? 県境を指でゆっくりたどると, ◆利根川=千葉県との県境=ほとんど一緒 に気づくことはもちろんのことですが,一歩進んで, ◆川は海に出る=海は陸より低い=太平洋・北浦・霞ヶ浦と並んでいる ことに気づきます。 ◆大昔,この辺り一面が海であったこと を教えたり,調べたりしました。 ◆海岸沿いに「波崎」「大洋」「大洗」「那珂湊」「東海」「河原子」「大津」「五浦」と,水に関係する「さんずい」の漢字の地名 が並ぶことに気づきました。 (続く) 5年児童から市長へ
「環境問題プロジェクトY提案書」を作成した児童が,市長へその提案書を提出する会がありました。
きょう(11/5)は,市内の小学校5年生が,国語題材「森林のおくりもの」の学習成果を生かして, ・緑のカーテン推進 ・デング熱への注意喚起 ・リサイクルへの取組 ・花いっぱい運動 ・利根川へのサケの放流 ・クリーンステーション活動 ・防災マンガの活用 の各提案がありました。児童作成の提案書は,事前調査に基づき,いずれも根拠を明確にした上で記されたものでした。 自信をもって市長に説明,提出をした児童の姿はりっぱでした。【写真参照】 担任の先生の指導による「単元を貫く言語活動」により,環境に関する提言にまとめた児童の学習の広がりは生きてはたらく力となりました。 TV会議でQ&A
今週は,市内の中学校で,TV会議システムを活用した英語の授業が行われます。
きょう(11/4)は,写真のように, ◆生徒からの英語での質問→LIVE映像でALTへ ◆ALTからの生徒への答え→LIVE映像で生徒へ の授業でした。取手市で導入しているTV会議システムが,有効に活用されました。 文化の日・坂のまち
取手駅東口西口とも坂がありまが,そのひとつ,JR取手駅東口を出て左(東)へ進むと,この雁耕坂があります。
「雁耕」とは,雁が落ち穂をついばむ動きから,雁が耕作をしているように見えることが,この地の名の由来。 取手は,JR山手線日暮里駅から,30数分。都心へのアクセスも良く,駅周辺に高層マンションが増えました。 きょうは文化の日。地名は地域の文化のひとつ。雁耕坂にほど近い取手一高の文化祭は,雁耕祭と呼ばれています。 |
取手市教育委員会
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