名前入れて声を
新年度はじめに教師が児童生徒に声をかける場面です。
(例 児童生徒が重いものを運んでくれた時など) ア「ありがとう,助かったよ」 イ「ありがとう,鈴木くん,佐藤さん,助かったよ」 イのように児童生徒の名前を入れてみるとどうでしょう? 実際に試すと驚くことが生じます。 ◆児童生徒の名前を早く覚えることができます。(先生にプラス) ◆先生とのコミュニケーションが深まりうれしくなります。(子供にプラス) 名前を入れての声かけは,年間いつでもプラスに作用しますが,特に新年度はじめはその効果が大きいのです。 他の例は,走力が伸びた時,その子を褒める際も効果があります。駆け足が苦手だった子が50メートルを8.6秒で駆け抜けた。 すかさず伸びを認め,名前を入れて声をかけたい場面です。 先生「速くなったね,ばずうかくん,50M,8.6秒だったよ!」 声をかけることは大切な指導のひとつですが,そこに児童生徒の名前を添えることは効果的な指導と言えます。 つくし 春の教材つくしはスギナになります。 上の写真のように育って行きます。 これらは,けさ,筆者が教委の敷地内で見つけたものです。 春の教材探しのおもしろさは,日に日に変わりゆくものを探すおもしろさです。桜の蕾に目印をつけておくだけでも,開花の観察がひとあじ違います。 これからの時期ですと, ・八重桜 ・藤の花 ・ハナミズキ などの変化を探すと良いと思います。 目標に誤字?1学期が始まると,児童生徒は学習や生活の目標を書き,それが教室に掲示されるという学級が多いと思います。 そして,目標は1学期間(または1年間),掲示されます。 ところで,児童生徒は目標に誤字を書いてしまうことがあります。 例えば・・・ ◆「友達と仲良くする」で「達」の右上が「幸」になっている。 ◆「成績が上がるように復習を頑張る」で「成績」が「成積」になっている。 ◆「勉強する時は集中する」で「勉」の右が「力」でなく「ム」になっている。 長期間,教室に掲示するものに誤字がないかどうか確認してから掲示することは,一人一人の児童生徒を大切にする学級経営のひとつです。 ノートどうかな(2)
ノート指導は年間を通して大切です。
写真(算数ノート)でバツのところをご覧ください。もちろん誤答でバツですが「誤答が何だったのか見えるように」残してあります。 ◆誤答は,バツをつけても,見えるように残しておくこと それを継続したのがこのノートです。 すると,児童(生徒)は, ◆同じ間違いをしなくなった。 ◆どこが誤りで間違えたのかを考えるようになった。 ということです。 「誤答を消しゴムで消しちゃう子」は少なくありません。 誤答を残す指導も「簡単で効果の大きいノート指導のひとつ」です。 注1 もちろん時と場合によりますので,誤答は常に残すようにさせる,ということではありません。念のため。 注2 写真中,問題4は児童の書き誤りでKmはKgです。 ノートどうかな(1)
ノートをどうするかは,1学期はじめから年間を通して大切です。
指導がシンプル,かつ定着し,かつ効果があるものを2つ紹介します。(もちろんノート指導は様々な方法がありどれが一番というものではありません。) 写真をご覧ください。 ◆筆算の横線は,定規を使いましょう。 このことを1学期の最初から継続した学級のノートです。 ・計算が正確になった。 ・テストの際も余白に計算し定規を使うので位取りがそろう。 ・1学期はじめから3学期終わりまでどのページもきれい。 こんな声が児童生徒からも,先生からも聞かれるようになります。 もし「定規使い」をさほど意識せずにいた先生がおりましたら,試みてみると,児童の計算ノートや答案用紙の変容に驚かれると思います。 取手から春の便り
新年度です。
美しい春の花々が咲き,平成27年度第1日目がスタートしました。 取手市教育委員会指導課では,昨年度に引き続き,教育に関連する記事を掲載します。 どうぞよろしくお願いします。 【写真】藤代スポーツセンター「空の神殿」と桜 |
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