ACR 小集団活動の紹介 8

3月7日の週から行った小集団活動「作って楽しもう:ストロー飛行機」について紹介します。

<めあて>
「工夫して楽しもう。」「工夫して伝えよう。」をめあてに取り組みました。
グループに応じて、目標とするめあてやめあての表現を変えています。

<やり方>
1.作り方を知る。
作り方の写真を見てやり方を聞き、必要な材料や道具を先生に借りに行ったり取りに行ったりしました。「〜を借してください。」という借りるときの言葉や、渡されたあとの「ありがとうございます。」の言葉を自分から言えるようになってきました。伝え忘れてしまう場合も、児童が言うまで教員が待つことで言葉を思い出すことができました。
  
2.作ってみる。飛ばしてみる。工夫しながら作って、また飛ばしてみる。
まずは作り方の写真を見ながら手本と同じように作り、ストロー飛行機を飛ばしてみました。単に工作を楽しく作っているわけではなく、一つ一つねらいをもって活動を設定しています。例えば、セロハンテープを必要な分だけ取ること(特に短く切ること)は、手の力の入れ方にこつが要るので、児童にとって難しいことがあります。色画用紙をはさみで切ることも目と手が上手く協応していないと線に沿ってまっすぐ切ることができません。工作は多くの技術が必要です。
ストロー飛行機を飛ばしながら、輪の位置を変えてみたり、ストローを曲げてみたり、ストローを切り、それを飾りとして貼ったり、カラーペンで模様を描いたりと、工夫を考えていました。思いきり飛ばすとどうなるか、そっと優しく飛ばすとどんな風に飛ぶのか、飛ばす強さも考えました。フリスビーを投げるように飛ばしている児童もいました。工夫したことや気付いたこと、そのときの気持ちを、ワークシートやACRの連絡帳に振り返りを書いて言語化し、友達に発表しました。

<まとめ>
ある児童が、前回の図工的活動「紙コップでキャッチ」の振り返りの中で、友達が「〇〇さんと楽しくやることができて良かったです。」と発表したことを覚えていました。そして今回の振り返りでその児童は、「□□さんとやることができて嬉しかったです。」と書いていました。これも関わり合いの一つですね。
「ストローを曲げると飛び方が変わった。」「輪を三つにしたら飛ぶ距離が短くなった。」「そのときの気持ちは面白かった。」と、工夫したところや気持ちを書きました。また、飛行機の絵を描いて説明をしている児童もいました。
クリップをつけたり、ストローを割りばしに変えたりすると、飛び方がまた異なってきます。奥の深いストロー飛行機。自分だけでなく、友達の飛行機の工夫に気付き、学びを深めていました。

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