最新更新日:2024/05/31 | |
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先生のまなざし日々、子ども達や学校の様子が伝われば…という思いでHPを更新しています。 そんな中、学級通信に素敵な記事を見つけました。 担任の先生ならではの眼差しだな、と思います。 筆者(担任の先生)のご理解とご協力のもと、掲載します。 長文ですが、ぜひ読んでみてください。 <あいさつが伝えるもの> 今週の朝の出来事。 昇降口から2階の教室に上がっていくとき、○○さんと○○さんに出会いました。 二人がニコニコしながら、とても気持ちの良いあいさつをしてくれました。 その後に、保健室の先生が、健康観察板を各クラスに配るために通りかかりました。 二人は足を止めて、ニコニコしながら養護の先生と目を合わせてあいさつをしていました。 その時、二人は養護の先生に気持ちの良いあいさつを褒められました。とてもうれしそうでした。 足を止めて、目を合わせてあいさつをするなんて、できそうでなかなかできないことです。 何気ない日常の風景でしたが、すてきな光景だったので、朝の会でその話を子ども達に紹介しました。 朝、子どもたちを教室で迎えると、子どもたちの色々な姿が見られます。 元気全開であいさつをして教室に入ってくる子、恥ずかしそうにかわいい?あいさつをして入ってくる子、2組の子であいさつをしに1組教室に寄ってくれる子もいます。 児童会長の○○さんも姉の○○さんと一緒に、元気でさわやかなあいさつで1組の教室に来てくれます。ストーブに当たって、ひとしきりみんなと話をしていきます。 1組の子もあいさつをしに2組の教室に行って、そのまま遊んでくる子もいます。それがいつもの朝の光景です。 最近、学年全体が朝のあいさつが元気になってきた気がします。 きっと、目的を持って学校に来ているからでしょう。 子どもたちのあいさつの声や表情から、子どもたちの変化に気づくときもあります。あいさつは心の健康や成長のバロメーターでもあります。 4年生の頃、何も言わずに静かに教室に入ってくる子が多く、子どもたちとあいさつの練習をしたことを思い出しました。 その時、どうしてあいさつをしないの?と聞くと、「あいさつをして入っても、あいさつ返ってこないから嫌だ。」という子が何人もいました。 確かにあいさつをして返ってこなかったら大人でも嫌な気持ちになります。 ただ、かばんの準備をしていたり、友達と話をしたりしていていると、ついついあいさつを返すのを忘れてしまうこともあるでしょう。 だからこそ、○○さんと○○さんのように手を止め、足を止めて目を見てあいさつをすることに価値があるのかも知れません。 あいさつは、児童会の大切な活動です。 6年生のあいさつが、学校全体のあいさつをリードします。どんなあいさつをみんなで目指していくか、楽しみにしています。 (5年1組学級通信39号より) |
安曇野市立明南小学校
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