自転車と,広島と
先日,市内の中学生が,校外学習のため,自転車で藤代庁舎へ来ました。
その時の駐輪のしかたの素晴らしいことには感心しました。【写真参照】 こうした良い行いの一つ一つの積み重ねが成長ということだと思います。 広島に,筆者が,旅した時の話です。 ホテルは原爆ドームの近くで,また,野球場もすぐ近くでした。 ロビーには,バットやヘルメットなどの野球用具がありました。 いや「あった」のではなく「整然と並んでいた」のです。 千羽鶴もありました。これもまた整然と。 そうです。 夏の高校野球,広島県大会が行われていた時期で,筆者は,偶然にも,明日,決勝戦をする高校の野球部員と同じホテルだったのです。 整然と並んだ用具には,強豪校の名前が記されていました。もともと広島県は強豪校の多い県として有名です。 その晩から翌朝にかけて,驚く体験がたくさんありました。 整然と並んだ用具に驚いたのはもちろんのこと,野球部員と見ず知らずの筆者が,偶然にエレベーターを同時に待っていた時には, 「先,お乗り下さい,どうぞ。」 と声をかけられて驚きました。 大浴場では,入り口のスリッパを,向こう向きに並べ直している部員がいました。一般客のぶんです。 洗面台をきれいに拭いている部員もいました。 感心することしきりで,翌朝,ロビーに集まっていた野球部員に「きょうの決勝。頑張って!」と声をかけました。 すると,野球帽をさっと取って「ありがとうございます。」と,深く頭を下げて礼を言われました。青い帽子が今でも目に焼き付いています。 強いチームは礼儀正しい,これは本当です。 その日,夏の高校野球広島県大会決勝戦が行われました。 その高校が勝利! 甲子園出場を決めたのでした。 整然と並んだ自転車【写真】を見た時,あの日,ホテルのロビーに整然と並んだ千羽鶴,バット,ヘルメット・・・あの光景がよみがえりました。 学校訪問と研修テーマ(主題)を設定して,KJ法等で授業改善を図る話し合いが行われる学校,また,他校の先生も授業を参観する学校もあります。 指導課では,授業力の向上を図るための助言を行っています。 連携 ウェブ会議
きょう(7/1)から,市教委および市内小中学校間を結ぶ「ウェブ会議システム」が開始されました。
PCで,相手と向かい合いながら,会話ができるシステムです。 画面を通しての情報交換が容易になり,教委=学校間,小中学校間の連携が飛躍的に進みます。 このウェブ会議システムは,県内自治体で初の常時運用です。 教委指導課では,このウェブ会議システムを小中連携(一貫)教育において活用して,児童生徒の学習が広がるよう取り組みます。 【写真】市教委で本システムを使って各学校と交流する指導主事 教材 坂東太郎
写真は,利根川に架かる鉄橋。
鉄橋は明治時代に架設され,鉄道開通の喜びを伝える記事が今でも残っています。 この鉄橋の架かる大きな川が利根川。取手は利根川の下流域に当たります。 長さこそ信濃川に首位を譲り,第2位ですが,驚くべきはその流域面積の広さ。流域面積とは利根川に流れ込む支流の総面積です。 堂々の第1位。 日本最大の平野である関東平野の中央をゆうゆうと流れる川です。 利根川は坂東太郎と呼ばれ,長男とされています。 坂東太郎 筑紫次郎 四国三郎 三兄弟のように3つの川を讃えて名前が付けられているのです。 坂東太郎=利根川(関東) 筑紫次郎=筑後川(九州) 四国三郎=吉野川(四国) 地図帳でこれらの川を調べてみると,地域の発展と川の役割が切っても切れない関係にあることがわかります。 |
取手市教育委員会
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