学 SHOW&TELL

画像1
画像2
学(まなび)シリーズです。まず SHOW & TELL は,「見せて語る」というプレゼンテーションの基本スキル(技能)です。


基本スキルなので場に応じてさっと使いこなせる汎用性があります。




【写真上】は,小学校1年生が,算数で「どちらが多い?」「ちがいはいくつ?」を勉強している様子です。


男の子はノートに図をかいて,「1対1対応」の考え方を基盤に「ならべてくらべると,こっちがこれだけおおい」と説明しています。




この説明は見事です。相手意識,目的意識があります。


つまり男の子は「考えたこと」を「図に表して」(見える化),相手に提示しながら,考えを言葉にしています。




こうしたスキル(技能)は,どの教科でも,どの学年でも使うことが必要で,早く身につければ学習も活動もそれだけ深まります。


説明の見事さゆえ【写真下】のように,聞いていた子が,ノートを指して意見交換ができています。

理科 北極星&七夕

画像1
【写真上】北の空に位置を変えない星,それが北極星。

北極星は,こぐま座の尾にあたる二等星。

一年中,不動の場所にあるので,「自分のウチからはあの方向に見える」というのが分かればいつでも容易に見つけることができます。

高さは35度くらいです。



さて「動かない北極星」なのですが,約12000年後には「動いてしまう」のです。

宇宙全体は,膨張を続けていて,星の位置も少しずつ変わっていきます。

そして,12000年後に,今の北極星の位置に来るのは,こと座のベガ。



こと座のベガ=織女=おりひめ星です。

わし座のアルタイル=牽牛=ひこ星と1年に1度会うという星です。

これが七夕伝説です。



きょう(7/7)は,七夕。

【写真下】画面左上に光るのがベガ(未来の北極星),右下がアルタイル。


さあ,ベガはアルタイルに,今夜,会って,「実は,私,12000年後には,北極星になるのよ!」と告白するのでしょうか?

画像2

取手の ICT教育

画像1

取手市では,現在,次のようなICT教育を推進しています。


◆モデル校小中2校において,タブレットを活用した理科授業

 <タブレットのコンテンツ例>

※ウェゲナーの大陸移動説(南米の東端とアフリカ大陸の西端の形が組み合わさることを手がかりに大陸がつながっていたことの発見とその説)


※振り子の等時性(科学者が聖堂の天井からつり下げられたランプを見て発見)


このほかにも多数あり,小中学校の理科教育に生かすことができます。



◆学校版FACEBOOKにより,各校のWEBサイトの情報(ブログ等)は,スマホなどで手軽に閲覧可能



◆ウェブ会議(PC利用)の,常時運用により,全24校および市教委間の「TV会議システム」として活用


新聞等にも記事が掲載されました。


【写真】取手ICT教育に関する新聞記事,ウェブ会議用のヘッドセット,カメラ


自転車と,広島と

画像1
先日,市内の中学生が,校外学習のため,自転車で藤代庁舎へ来ました。

その時の駐輪のしかたの素晴らしいことには感心しました。【写真参照】

こうした良い行いの一つ一つの積み重ねが成長ということだと思います。




広島に,筆者が,旅した時の話です。

ホテルは原爆ドームの近くで,また,野球場もすぐ近くでした。


ロビーには,バットやヘルメットなどの野球用具がありました。

いや「あった」のではなく「整然と並んでいた」のです。

千羽鶴もありました。これもまた整然と。



そうです。

夏の高校野球,広島県大会が行われていた時期で,筆者は,偶然にも,明日,決勝戦をする高校の野球部員と同じホテルだったのです。


整然と並んだ用具には,強豪校の名前が記されていました。もともと広島県は強豪校の多い県として有名です。



その晩から翌朝にかけて,驚く体験がたくさんありました。

整然と並んだ用具に驚いたのはもちろんのこと,野球部員と見ず知らずの筆者が,偶然にエレベーターを同時に待っていた時には,

「先,お乗り下さい,どうぞ。」

と声をかけられて驚きました。


大浴場では,入り口のスリッパを,向こう向きに並べ直している部員がいました。一般客のぶんです。

洗面台をきれいに拭いている部員もいました。



感心することしきりで,翌朝,ロビーに集まっていた野球部員に「きょうの決勝。頑張って!」と声をかけました。

すると,野球帽をさっと取って「ありがとうございます。」と,深く頭を下げて礼を言われました。青い帽子が今でも目に焼き付いています。


強いチームは礼儀正しい,これは本当です。



その日,夏の高校野球広島県大会決勝戦が行われました。

その高校が勝利! 甲子園出場を決めたのでした。



整然と並んだ自転車【写真】を見た時,あの日,ホテルのロビーに整然と並んだ千羽鶴,バット,ヘルメット・・・あの光景がよみがえりました。


学校訪問と研修

画像1
画像2
市教委指導課では,指導主事による学校訪問を実施しています。


テーマ(主題)を設定して,KJ法等で授業改善を図る話し合いが行われる学校,また,他校の先生も授業を参観する学校もあります。


指導課では,授業力の向上を図るための助言を行っています。



連携 ウェブ会議

画像1画像2
きょう(7/1)から,市教委および市内小中学校間を結ぶ「ウェブ会議システム」が開始されました。


PCで,相手と向かい合いながら,会話ができるシステムです。


画面を通しての情報交換が容易になり,教委=学校間,小中学校間の連携が飛躍的に進みます。


このウェブ会議システムは,県内自治体で初の常時運用です。


教委指導課では,このウェブ会議システムを小中連携(一貫)教育において活用して,児童生徒の学習が広がるよう取り組みます。


【写真】市教委で本システムを使って各学校と交流する指導主事


教材 坂東太郎

画像1
写真は,利根川に架かる鉄橋。

鉄橋は明治時代に架設され,鉄道開通の喜びを伝える記事が今でも残っています。



この鉄橋の架かる大きな川が利根川。取手は利根川の下流域に当たります。


長さこそ信濃川に首位を譲り,第2位ですが,驚くべきはその流域面積の広さ。流域面積とは利根川に流れ込む支流の総面積です。

堂々の第1位。

日本最大の平野である関東平野の中央をゆうゆうと流れる川です。



利根川は坂東太郎と呼ばれ,長男とされています。


坂東太郎

筑紫次郎

四国三郎


三兄弟のように3つの川を讃えて名前が付けられているのです。


坂東太郎=利根川(関東)

筑紫次郎=筑後川(九州)

四国三郎=吉野川(四国)


地図帳でこれらの川を調べてみると,地域の発展と川の役割が切っても切れない関係にあることがわかります。





    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
取手市教育委員会
〒300-1592
住所:茨城県取手市藤代700番地
TEL:0297-74-2141