学 分からなさに・・

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分からなさに寄り添うことが子供に勉強を教える時のコツです。


例 写真左の 5943÷7


◆「5943の数字全部」を見てしまう子は「分からない」と感じます。

◆「5だけ」を見る子は「分かるぞ,解けるぞ」と感じます。



教える側として,子供の「分からなさに寄り添う方法」例=写真中。



写真中は「よけいな情報を隠す」という方法。シンプルに指で隠しています。

よけいな情報が隠れることにより子供は持っているスキルが使えます。


「え〜と,5の中に7は入ってないからぁ」という思考スキルです。

そこで写真右,59という情報までを示す。

「え〜と59の中には,7が8コだな。『しちは56』っと。良し。次は〜」


単純な教え方です。しかし分からない子供には有効な指導方法です。


一般に子供が苦手なのは「見ないようにする」ことです。9以下ずらっと見えているわけですから子供に「見ないように」は難しい。


上記の方法の‘さりげなさ’は優れています。


「全部を見ないで,ここだけに着目すればぁ〜だから」ができることイコール勉強のコツをつかむことです。


スーパームーン現る

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いつも見ている月が,大きく見えるスーパームーンが現れました。

1 月が地球の周囲を回る楕円軌道上で地球に近い位置にあること

2 満月であること

この2つの条件が重なって,ひとまわり大きく見えるスーパームーンになります。


(NASAは,再接近時刻と満月時刻が1時間未満という短さから,エキストラ・スーパームーンと名づけました。)



天候に左右される天体ショー。

今回も関東はなんと台風による雨。


写真は,偶然にも11日午後7時頃に撮影できた「1日遅れのスーパームーン」です。1日遅れではありますが,十分に美しい満月でした。

(撮影場所 茨城県取手市 撮影者 筆者)


研修 ICT教育

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きょう(8/8)は,夏季研修として,指導課主催ICT教育デジタル教科書を活用した授業実践研修が行われました。


デジタル教科書を活用すると,児童生徒の学習のめあてに合わせて,より分かりやすい授業展開ができます。


きょうは具体的な教材をもとに,教員が体験したり指導方法を確認したりしました。


視覚的に把握しやすいこと,動きが伴うことで理解しやすいことなど,デジタル教科書のよさを理解できました。



学 授業「1%の」

自由研究に多少役立つと思い,筆者の「1%の・・」授業について書きます。



まず【写真上】を提示。

筆者「この水色のものは何だろうか?」

生徒「?・・・乗り物?」「道を均すローラー?」「機械?」



次に【写真中】を提示。ひとの足が写っているので思考が広がった。

生徒「え,足? 何か,ひとが使う物?」「何これ?」



筆者「ヒントは『生活に必要なものを運搬中』です。」

生徒「わかった! 食べ物!」「水?」「どうして丸いの?」




最後に【写真下】を提示。

生徒「引っ張ってる!」「何で?」「生活に必要なものって?」



筆者

「こうして引っ張って転がして運搬します。中は水です。この容器にはペットボトル500ミリリットルで1000本ぶんの水が入ります。」


「地球は水の星ですが,多くが海水。飲めません。あとはヒマラヤなど高地にある雪や氷。高地で固まっているためそれも飲めません。」


「たった1%が人間が飲める水。地球上の全水量の1%だけが川,湖,地下水などです。しかしそうした水が必ずしも家の近くにはありません。」


「地球上の多くのひとたちは『水を運搬する』作業が生活の一部です。写真の水色容器は運搬作業の過酷さをいくらかでも軽減する発明品です。」


「実は日本のような水道設備は,地球規模で見ると少ないのです。」(終)




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自由研究 スーパー

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「お米は,どこに置いてあるかな?」

とスーパーマーケットで,子供に尋ねると,

「ここ,ここ!」と子供は,喜んで教えてくれると思います。




そんな時,

「ほんとだね。ところで,どうして,お米はここに置くのかな?」

と子供に尋ねると,今度は子供はかなり考えます。


この考えている時間が大事です。いきなり「正解」を出す子供も立派ですが,あれこれ考える時こそ子供の思考力が高まります。



分からない場合はもちろん教えます。次のような答が良いかもしれません。

「レジに近いからだよ。」

「?」

「お米って重いでしょ。レジに近いとそのぶん楽でしょ。」

「!」



スーパーマーケットは,自由研究の対象としてとても興味深い場所です。

保護者であればお子さんと「自由研究の目」で回るとおもしろいと思います。



もう1問。

「子供のお菓子売り場と大人のお菓子売り場,違いは何か?」

その場で考えても良いし,売り場に行ってみるのも良いと思います。



答え:子供のお菓子売り場は子供の手が届く所に商品がある→上の写真参照




最後にもう1問。

「店内に,消火器は何台置いてあるかな?」


(正確に言うと,売り場面積が違うと,台数も違うので,

「消火器Aと何メートル(何歩)離れたところに消火器Bがあるか?」

のほうがより正しいかも。「消火器が置いてあるとは知らなかった」という

人もいます。大人でも子供でも。そこが面白い所です。)




さて,消火器の答は,皆さんのお近くのスーパーマーケットで。







自由研究 歌詞

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このブログの4/28に,アナ雪の歌詞の話題を掲載しました。

アナ雪のメガヒットにより,その第2弾です。



ところで「英語を日本語に置き換える」ことの熟練の技として,映画の字幕スーパーがあります。

字幕スーパーの第一人者である戸田奈津子さんによると・・・


映画「第三の男」の中で,

I shouldn't drink it. It makes me acid.

という台詞があり,戸田さんが見た映画では,この台詞の字幕は,

「今夜の酒は荒れそうだ」

と表記されていて,その訳の見事さに感銘を受けたそうです。


状況にぴったり,気持ちが台詞に表れており,長さ(秒数)もぴったり。

日本語は,比較的,言葉を少なくせざるを得ない言語なのですが,それをふまえて上手な翻訳に驚いたそうです。



同様に驚くのは,4月からの人気が続く,アナ雪のテーマソング。

♪すこしも寒くないわ

♪The cold never bothered me anyway

並べてみると,「こ」→ cold

「ないわ」→ anyway

で,アナの口の動きに合っている上に,場面,メッセージ性,長さが合致。

プロの技としか言いようがありません。

もちろん,サビの,Let it go , let it go .
に合わせて歌詞は,ありの〜 ままの〜

口の動き,メッセージ性ほかぴったりです。

ちょっと変わった自由研究でした。



テーマは街の中 2

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テーマ別街歩きの続編。



テーマ 壁とアートと環境と

場所  関東鉄道常総線戸頭駅付近



壁面に,写真のような装飾ペイントがなされており,散策していると,ハッとします。


戸頭駅から南側に歩くと,いくつかの場所でこの装飾ペイントに出会うことができます。


ペイントの題材は,模擬ドアや本棚などが選んで描かれており,明るい感じで「遊び心」満載です。



話は大きくなりますが,西洋美術史では,教会や聖堂の壁に描かれた壁画が,広く市民に愛され,文化的な価値が高く,技巧も高く評価されています。

日本美術史では,ふすま絵,屏風などに尾形光琳はじめ並み居る絵師が腕をふるいました。

最近は,都心などで,広い壁をアートの場として活用し,場の環境を作り出している場所がたくさんありますね。


取手では上記の「戸頭」はおすすめの場所のひとつです。




研修 教育講演会

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昨日(7/31)は,教委指導課主催の特別支援教育講演会がありました。

今年2月に発効した障害者の権利に関する条約に基づいて,特別支援教育に関する取組が進んでいる現状を講師の先生が説明してくださいました。

270名という市内教職員の約半数もの参加がありました。

充実した講演会となりました。

中学生が先生

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算数スクール,学びの広場サポートプランが,現在,それぞれの小学校で行われています。

これは,算数の学力を定着・向上させる事業です。

本市では,この事業に,多くの中学生が「先生役」として参加しています。写真のように,小学生の学習サポートをしてくれます。

小中学校間の連携(小中連携)を進めている本市の取組のひとつです。
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取手市教育委員会
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