学 第1第2の発問

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発問(授業者が児童生徒へ質問すること)にはいくつかの目的があります。


「答をきく」「答の理由をきく」ことは,発問の目的として特に重要です。



◆例「道路沿いにあるコンビニ」


教師第1発問「このコンビニには,どんなお客さんが来るでしょうか?」

児童生徒「歩きや自転車もいますが,自動車で来る人が多いです。」

教師第2発問「なるほど,それは写真のどこを見てですか?」

児童生徒「駐車場です。(停めてある車です。道路から入り易くなったところです。)」



第1発問で答を引き出す。

第2発問で理由を引き出す。

すると答と理由の整合性がわかります。


「答」と「理由」の整合性は重要です。第1発問だけで次へ展開すると思考があいまいになります。



◆例『ごんぎつね』(4年生国語)


教師第1発問「兵十は,ごんをどう思っていたのかな?」

児童A「悪いことをするきつねだと前々から思ってた。」

教師第2発問「Aさんは,どこを読んで,そう考えたのかな?」

児童A「『ぬすとぎつねめ』と『め』をつけてどなっているところです。」


第1発問,第2発問で,児童の読みは叙述に即したもの,理由との整合性を考えたものになります。



必勝〜必笑 の教え

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1918年と言えば大正7年。

以来96年ぶりの,全米テニス4強入りの錦織選手。

準々決勝のバックハンドの1本は,対戦相手も手を叩く高等テクニックでした。


さて筆者が驚いているのは,若い力のある選手たち(最近では錦織選手,ハイブリッド6戦術で決勝まで上がった女子バレー選手)の笑顔。


笑顔が,ピンチでも出るのがすごい。


実は,これに関して,甲子園大会で,球児の笑顔のすごさ,ということを新聞で書いていたライターの方がおりました。


「必勝」は「必笑」から。強いチームは笑顔があるというのです。


児童生徒の育て方に関連していました。近年のコーチ(監督・指導者)は,


◆よさを見つける〜伸ばす

◆教える〜褒める


これが基本ということです。


強豪高校野球のある監督も「最近は対戦校の適切な分析に基づいて,攻守を教え,伸ばし褒めることが大切。昔の‘根性’ではスポーツにならない」と。



強い選手のいい笑顔。

育つ育てるということの秘訣がそこにあるように思いました。


学 学びの跡のある

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ノートに児童生徒の学びの跡があること,これは,学んだ力となり,学んで行く力となります。


ノート指導は,それぞれの先生が,授業の中で工夫をしているところですが,写真のノートはその一例です。


このノートではキーワードを発見して記入させていること,短い文で簡潔に書くようにさせていることなどが分かります。


これは小5のノートですが,行数も少なめなものを使用し,ゆったり書くことができていることも分かります。


書き出しの「文頭の揃え」を意識しているため,整っています。


さて,子供にノートを書かせるときに,大人は言い方にひと工夫。


「ていねいに」「きちんと」などの言い方は子供には理解しにくいと言われます。


「見出しを付けて」「・を書き短い文で」などの言葉であるほうが,子供は理解しやすいです。



学 2人とも発言

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学(まなび)シリーズです。

児童生徒の発言が多くなり,交流が多くなることは言語活動の活発化です。


写真は,2人で話し合って,その後,2人とも発言する学習活動です。

この活動のよさは,互いに話し合ったことを教室全体に2人とも発言するので,


◆自信をもって発言できる

◆相手の発言をカバーする,フォローするように発言できる

(相手の言い足りないところを発言する)


ことになります。

1人での発言よりも,内容が豊かになります。

発言内容の豊かさは,その前に行う2人の交流の豊かさに支えられるものです。




2学期スタート

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取手市は,きょう(9/1)から2学期が始まりました。

2学期は,季候も良く期間も長く,学習に運動に適した学期です。

2学期は,小学校も中学校も,学校行事がたくさん実施されます。

さあ,2学期のスタートです。


【写真】雨模様となったけさの登校風景



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