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最新更新日:2024/06/11 |
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食を通して歴史を学ぶ![]() 大昔、地球上には19種類もの人類が生きていたそうですが、生き残ったのは、私たち「ホモ・サピエンス」だけ。それは、どうしてでしょう。いろいろな要因がありますが、「私たちは植物、動物、何でも食べること、それもその一つなんだよ」というお話でした。社会見学の時に県立歴史館で見てきた、明科で見つかった人骨、およそ5000年前の人だそうですが、骨を調べてみると、ドングリ、クリなどの木の実を土器で煮て、アクを抜いて、すりつぶして団子(パン)のようにして食べていた、ということが分かったそうです。わたしたちの祖先たちは、どうしたら食べやすいか、どんなものを食べたらよいか、を考えてきたことで生き延び、そして今の私たちがいるわけなのですね。そう思うと、今自分が生きていることを、「あたりまえ」には考えてはいけない気がします。 有明地区にある古墳から見つかった資料も見せていただき、さわってみました。このようなものを使って、私たちの祖先は、水を飲んだり、お酒を楽しんだりしていたのですね。みな、じっくり自分の手で確かめていました。 今までよりほんのちょっとでも「歴史っておもしろいな」と思える時間になったでしょうか。豊科郷土博物館では安曇野市制施行10周年記念企画展「興味津々あづみのFOOD」を開催するそうです。出かけてみてはいかがでしょう。 サバの体の中は?![]() 天蚕林の天蚕〜大きくなりました〜![]() ![]() 数日ぶりに天蚕林に行ってみると、くぬぎの葉がほとんどなくて、天蚕だけがついている木がありました。緊急事態ということで、大急ぎでみんなで出かけて、葉のあるくぬぎの木へ天蚕を移してあげました。全部移動が終わって、ほっと一息。大きく育った天蚕を見て、とてもうれしい気持ちになりました。 ここ数年、病気が出て天蚕がまゆになる前に死んでしまうことが多かったのですが、今年はありがたいことに、無事まゆになり始めています。さあ、全部でいくつのまゆができるでしょうか。 八面大王の世界を探検してきたよ
6月15日に生活科遠足として、穂高に伝わる八面大王に関わる場所の見学に行ってきました。大王の胴体が埋められているといわれている大王わさび農場、大王がいたといわれる魏石鬼の岩窟、大王の8つの顔のモニュメントが並ぶ八面大王の足湯の3ヵ所に行ってきました。
行く前の学年集会では先生方からの、3つの「あ(あいさつ・あつまる・あとしまつ)」のお話、「あ」んぜんに、「な」かよく行ってこようというお話、北小の代表として行動しようというお話、「百聞は一見に如かず」自分の目でしっかり見て、自分の心でしっかり感じてこようというお話を聞き、学年で心を一つにして行ってきました。 大王わさび農場では、大きなわらじを見たり、岩窟のレプリカの中に入ったりしました。 魏石鬼の岩窟へは、長く細い山道を歩いて行きました。入り口には鍵がかかっていて、中に入ることはできませんでしたが、「意外と小さいなあ。八面大王は入れたのかな。」「中は広いんじゃないの?」など、周囲の雰囲気と相まって子どもたちの想像は豊かに広がっているようでした。 そして、最後に行った足湯では、八面大王の笑ったり怒ったり泣いたりしている8つの顔をしっかり見ながら足湯につかり、「熱いと思ったけど、気持ちよくて足がさらさらするね。」と見学の疲れを癒していました。 一度は雨で延期となりましたが、天気に恵まれ、充実した見学となりました。 ![]() |
安曇野市立穂高北小学校
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