中学生がアシスタントとして活躍取手市内の小中学校は,夏休みに入っています。 現在,市内各小中学校では,県事業「学びの広場サポートプラン」や市事業「夏休み算数スクール」が行われています。 算数数学の基礎を固めたり,発展問題などに取り組んだりする学習です。 小学校の学習に,卒業した中学生が,先生のアシスタントとして来てくれている小学校もあります。小中連携事業の一環です。(写真) 取手の昭和
取手市立埋蔵文化財センターでの企画展を見ました。
興味深いものがたくさんありました。 1つ紹介します。 写真右は,千葉県松戸〜茨城県取手間の電車の開通起工記念に開催された花火大会のポスターです。 昭和23年のことです。 「電化」「煙火」「数百本」など,興味のわく表記ですね。 この企画展には,貴重な写真,記念品などが多数展示されています。 遠近感
遠近感は「近いもの」を思い切って大きく描くことで表れる効果です。
上の写真を例にお話します。 ハスの葉が「近いもの」です。 近いハスの葉が画用紙上部の右半分をど〜んと占めています。 この効果で,遠くの寺院の屋根が引き立つということです。 夏休みの絵画作品でチャレンジさせたい技法の1つが遠近感です。 取手の小中学校は夏休みに入ります
取手市の小中学校は,今日,第1学期の終業式。
学習や生活を振り返って,児童生徒の皆さんには,1学期の自分の良かった点や課題を知り,今後さらに改善できるようにしましょう。 明日から夏休み。 ちょうど夏休みの開始とともに,取手市立埋蔵文化財センターでは「取手の昭和時代」の企画展があります。 児童生徒の皆さん,本HPを閲覧くださっている皆さん,ぜひ見学をおすすめします。貴重な写真も展示されています。(写真参照) 協働〜ALの基盤にある一人学び
アクティブラーニング(AL)は「自主」「協働」がキーワードです。
学びの態度として「能動」がそれに加わります。 写真は,より良い答を求めてグループで検討している学習場面です。 「より良い」 「グループ」 「検討」 これらは,企業でも同じキーワードで示されます。 ちなみに昨日読んだ経済誌には, 「商品開発現場では,時代のニーズを読むことが・・・」 「より良い商品やサービスの開発には,グループ検討が不可欠・・・」 「グループ検討の基盤には一人一人の知識やデータ解読力があり・・・」 とありました。 同じですね。そして注目すべきは「一人一人の」です。 ALを特徴づける「協働」は「ともに」の活動です。 「ともに学ぶ」が成立する基盤には「一人学び」があるのです。 協働〜学習活動量の多さが
児童生徒の学習活動量が増えると,協働の場面もそれに伴って増えます。
概して,どのような授業展開をすれば,学習活動量が増えるのかを知っている,いないは授業づくりの鍵です。 学習指導案に「〜〜の活動場面を多く」と記されていても,実際に多くなるためには「何を」「どのように」するのかスキルが必要です。 写真は,ゼスチャーを取り入れて「ひとり → 全体」と学習活動を広げている英語の授業のグッドモデルです。 こうした場面に協働が見られます。 協働の前提には,学習活動の「場の設定と量の確保」があるのです。 協働〜子供が見せる事実が上の写真は,協働の一場面です。 「資料を指でさす」という行動が見られます。 このように「子供が見せる事実」が子供に身に付いた力です。 「資料を指でさす」ことは「自分はここを見ています」「ここを見て〜が分かりました」「ここを見ると〜だと思います」という表れです。 子供が見せる事実は,本当のことです。大人の飾った言葉ではありません。 子供が見せる事実を積み重ねることが継続的な学習指導であり,協働はその意図的計画的な学習指導によって表れて来ます。 協働〜辞書とふせんが学びを支える協働の学びでは辞書やふせんが大活躍します。 例 資料を見て協働が成立するためには資料の解釈力が前提です。 資料の解釈力をつけるために辞書は役に立つもののひとつです。 例 意見の交流が成立するためには意見の見える化が前提です。 見える化にするにはふせんは役に立つもののひとつです。 協働ということを考える時,学びを支えるものの活用をどうするかがポイントのひとつと言えます。 協働〜グッドモデルを示す
写真は,ピアサポートの授業です。
ピアサポートについて,グッドモデルを示すことで望ましい形を意識させることができます。 「視線」 「笑顔」 「口調」 「仕草」 これらはピアサポートが上手にできるための前提となるものです。 これらに気づかせるにはグッドモデルを示すことが良い指導方法となります。 グッドモデルを見て,ピアサポートには何が必要なのか,協働しながら意見を出し合う学習活動になります。 協働〜授業づくりのヒント上の写真の授業では, 「賛成」 「反対」 それぞれの立場を決めて,意見を発表する,という授業づくりです。 「賛成」の立場とその根拠 「反対」の立場とその根拠 根拠を児童生徒がどのように見つけて,意見(考え)にまとめていくかが大切です。 意見の交流活動が協働につながります。 意見と根拠の整合性ということの大切さは,どの教科でも学ばせたいところです。 協働〜学習活動ではどのように協働について,学習活動ではどのような具体例があるでしょうか? 写真は,小学校3年生の算数。 ある資料(表)から,グラフを作った時に,グラフ化されたものが「分かりやすい」場合と「分かりにくい」場合があります。 ここでは「分かりにくい」ものは,どう改善すると良いかについて, 「気づいたこと」 ↓ 「ふせんに書く」 ↓ 「書かれた内容が似たものを集めて張る」 これはKJ法A型です。 KJ法A型は「図解化」に効果的です。 この活動の時,授業者の先生は,写真右のように,キーワードを示しました。 「その他」をどうグラフで扱うか? 「じゅんばん」をどうグラフに示すか? 個々の気づき → 集約 → 全体での確認 という授業の流れです。 このように,協働は,指導者の授業の見通しが明確なほど,児童生徒の活動の方向性も明確になります。 取手の利根川河川敷の活用取手市は,利根川が流れている市です。 河川敷の面積は広大です。 その広大な場所を活用して,野球やテニスなどのスポーツ,どんど焼きや凧揚げ大会などの行事が行われます。 校内マラソン大会をここで行う学校もあります。 利根川河川敷は取手市にとっては,活用度の高い場所です。 取手に保管されている郵便保護銃
取手市立埋蔵文化財センターには,郵便保護銃が保管展示されています。
明治時代,郵便業務に携わる職員は,現金等を運ぶことがあったため,強盗等への対処のため,銃の保持使用が認めれていました。 その郵便保護銃は,日本全国でも数丁しか現存していません。 取手市埋蔵文化財センター(取手市吉田)にはその貴重な銃が展示されています。 児童生徒がこのセンターを見学する時にも郵便保護銃を興味深く見学しています。 取手に現存するさざえ堂様式取手市の長禅寺三世堂を取手の地域教材として紹介します。 三世堂はさざえ堂様式の建築で有名です。 さざえ堂様式とは,昇る参拝者と降りる参拝者が交差しないで歩くことができる建築様式です。 この様式による現存するお堂は日本全国に5つしかありません。茨城の近くでは,福島県の会津若松にあります。 取手に来訪の際は立ち寄りをお勧めします。ただし中に入ることができる期間は限られていますのでご注意ください。 きょうから7月。アジサイも最後となって来ています。 取手でラベンダーの香り
取手市内では,ラベンダーが咲いているところがいくつかあります。
私のイメージでは,ラベンダーは北海道ですが,多年草ですので,一旦植えると,毎年咲いてこの時期の楽しみとなりました。 ラベンダーの楽しみは,その香りですね。 他の花にはない強い香りがします。 ラベンダーブルーという深い青も魅力的です。 日本に来て感じた駅での良いマナー
先日,初めて日本に来た外国の方とお会いする機会がありました。
「日本の第一印象はどうですか?」 と尋ねたところ, 「駅で見たことは,みな素晴らしいです。」 とのことでした。 詳しく尋ねると, 「駅そのものがとても清潔であること,電車が来る前から乗る人たちが整然と並んでいること,車内は静かでハンデのあるひとに席を譲ることなど,どれをとっても素晴らしいですね。」 とのことでした。 ひとに優しい10
写真は,あるリーフレットですが,意味のある文節を,改行によって分断していない,ということに気づきます。
配付や掲示がされるものは,このように文頭に気をつけてつくられます。 「まとまった言葉」が機械的に「改行」によって,まとまりが分断されると,意味のつかみにくい表記になります。 ひとに優しい9PCのキーボードの「F」と「J」には,写真左のように,突起が付いています。これはブラインドタッチに役立つものです。 「F」に左ひとさし指,「J」に右ひとさし指を置きますと,慣れた人ですとすべてのキーの場所が分かります。 キーボードを見ないで打てる(ブラインドタッチ)のは,とてもカッコいいものです。(筆者はできません。) (-_-;) 写真右のように,電卓では「5」に突起が付いています。 これも見ないで打つ人には役立つものです。 ひとに優しい82リットルのペットボトルには,最近持ちやすくした工夫があります。 写真のように,中央部が凹んでいるものが多く,この有る無しで,ずいぶんと持ちやすさが異なります。 特に高齢者が増えている現在,2リットルというのはかなり持ち重りがするため,こうしたひとに優しい工夫はありがたいものです。 写真のペットボトルは,それに加えて,つぶしやすいためかさばらないということも特徴です。 ひとに優しい75円玉と50円玉,「5」の硬貨は穴があることでほかの硬貨との区別をしています。 またこれに加え,50円玉は周囲に「ギザギザ」がついて5円玉との違いが分かるようになっています。 (「5」でも500円玉は,大きさが他の全硬貨と異なっています。) 10円玉と100円玉は,大きさが似ていますので,周囲のギザギザで識別できるようになっています。 こうした「触って分かる」情報は,目の不自由な人には大切な情報です。 誰にも役立つ情報があることで誰もが安心できるしくみです。ひとに優しいという点で硬貨はそれが凝縮されたもののひとつです。 |
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