ひらがなのもとは漢字
い = 以
ろ = 呂 は = 波 このようにひらがなのもとは漢字です。 もとになった漢字を知るとひらがなの形が整います。 「わ」「れ」の「縦の棒」はかなり左に引くことになりますね。 「な」や「か」の間隔を意識すると、形がまとまりますね。 このように「もとになった漢字」を知ることで驚くほどひらがなの形が整います。 先人の偉業先人の偉業。 写真は間宮林蔵像です。小貝川三大堰のひとつである岡堰の中の島に立っています。 江戸時代、間宮林蔵は幕府の命を受け、北海道の北の海を探検しました。 「樺太は島なのか? あるいは半島なのか?」 これを確認するためでした。 行動力にあふれた間宮林蔵は探検の結果、樺太が島であることを突き止めました。飛行機も無くドローンもない時代のことです。 林蔵が渡った海はこの偉大な探検家にちなんで「間宮海峡」と名付けられました。 林蔵は今日も、威厳ある立ち姿を我々現代人に見せています。 中学校数学学力向上研修会
本日は,茨城県教育研修センターにて中学校数学学力向上研修会が行われました。
「証明」の指導について,パネルディスカッションや講演等において,貴重な話をたくさん聞くことができました。 その中で全国学力・学習状況調査における証明の問題の茨城県の生徒の状況について,無回答率が増加傾向にあることが問題であると指摘がありました。 一人一人が一生懸命考えた証明の良いところを見つけ,ほめて認めて伸ばしていくことが大切だと再認識しました。 築地で水産業の学習題材を探す筆者は、先週、築地を訪れました。 テーマが水産業の学習である研究会に参加するためです。 築地には早朝から魚、魚、魚。 あらゆる種類のいろんな大きさの魚が並んでいました。 ターレット(電動小型運搬車)が行き交い、活気にあふれていました。 授業を想定し次のような発問を考えました。 Q 築地で働く人たちの包丁はどのくらいの長さだと思いますか? 児童のイメージする「包丁の長さ」をはるかに超える1M50CMくらいの包丁も使われていました。 Q 築地に来るのは日本人ですか? 私の多くの耳には多くの国の言語が聞こえて来ました。日本人はもちろん築地は外国人にとっても魅力あるスポットでした。 築地でたくさん学び、その後、筆者は、研究会に向かいました。 雪の多い地方の屋根はどれ?
Q 下に写真1,2,3があります。
雪の多い地方で最近多く見られる屋根は1,2のどちらでしょうか? 答えは3にありますので3を見る前に考えてみましょう。 くつ箱やかさ立てもユニバーサルデザインに!
学校のくつ箱には,よく,かかとをそろえてくつを入れるグッドモデルが示されています。
写真はある学校に掲示されているものです。 運動ぐつの入れ方のグッドモデルだけでなく,長ぐつの入れ方のグッドモデルも示されています。 このように掲示しておくと,長い長ぐつもきれいに入れることができます。 かさ立ても,きれいでみんなが使いやすいしまい方が掲示されています。 かさ立ての掲示物には「なるべく下がふくらまないようにしましょう」と言葉が添えられています。 みんなに分かりやすくやさしい掲示物です。 先生方の工夫により,学校のいろいろな場所で,ユニバーサルデザインの考え方が活用されています。 ICTをユニバーサルで活用する
すべての児童生徒が「分かる授業」を目指すという視点でユニバーサルデザインの視点を取り入れた授業づくりというのが進められています。
その一つにICTの活用があげられます。 写真は小学校の理科の授業です。 実験道具,実験手順がタブレットの中に写真として納められており,分からなくなったときに必要な画面を拡大し,確認しながら進めることができます。 児童生徒の能動的な活動を促すことができます。 研修を深める〜研究授業を通してきょう(11月24日)は、市内の小学校で研修会がありました。 授業についての改善点や良かった点をふせんに記し、指導案に貼り、共有化を図っていました。 具体的な意見交換があり、授業改善につながりました。 説明上手であるために
児童生徒が解き方を説明するなどの際に、より分かりやすい説明ができるほうが良いのは言うまでもないことです。
児童生徒にとって、説明のしかたの身近なグッドモデル(模範)は教師です。 教師は、説明上手でありたいものです。 さて、ビジネス誌には「上手なプレゼンのしかた」「分かりやすい説明のしかた」等の特集がしばしば組まれます。 「説明上手」になるためにビジネス誌は何よりの教科書です。 ・短いセンテンス ・分かりやすいキーワード ・趣意が1つの段落づくり こうしたノウハウが雑誌には提示されています。ノウハウは文字通り、知っていて、やり方が分かってこそ意味があります。 説明上手であるための努力を重ねたいものです。 証明の授業の充実
中学校3年生数学,証明の授業です。
「証明したい!」「証明って楽しい!」と生徒たちに思わせるために,先生はいろいろな工夫をします。 写真の授業では,このような工夫がありました。 図形が動く様子をパソコンで視覚化 図形が動く様子を自分で動かして確認できる教具 目で見て分かったり,自分の手を動かして分かったりすることが理解を深めます この授業でも楽しみながら証明の授業に臨む生徒たちの姿がたくさん見られました。 付箋の活用
グループ学習等で子どもたちが考えを共有する学習があります。
お互いの考えを聞くことで,自分の考えをより深めることができます。 共有する際,個々の考えを付箋に書いて一枚の紙に貼る方法があります。 付箋は貼り直しすることができるので,考えを変えたときに外したり,順番を入れ替えたり,考えをまとめたりできます。 その瞬間,その瞬間の考えを共有することできるので,より考えを深めることが可能です。 研修視察〜愛知県豊川市から愛知県豊川市教育委員会「国内研修派遣事業」により、豊川市立中学校の教頭先生が、取手市に研修視察に参りました。 取手市で進めている小中連携に関する取組についての視察が中心でした。 指導主事によるキャリア教育を基盤とした小中連携についての説明、市内の小中学校の授業参観、中学校音楽担当による小学校合唱指導の実際、市音楽会参観、教育相談センターの対応の説明を行いました。 遠方より本市へ視察に来ていただきありがとうございました。 多様な考え方の1つ1つを大切にする
5年生算数の学習です。この問題は,五角形の5つの角の大きさの和を求めます。
子供達は,既習事項を生かして何通りもの求め方を考えました。 算数の授業では,この後に「は・か・せ・どん」という言葉がよく使われます。 「は・か・せ・どん」は「速い・簡単・正確・どんなときも」を表し,多様な考え方から最もよい考え方を選ぶときによく使われます。 しかし,この授業では「は・か・せ・どん」は使われませんでした。 それは授業のねらいが,「多様な求め方を考えることで,思考力を高める」というものであったからです。 このように,子供達に多様な考え方をさせたいときは,最もよいものを1つ選ぶのではなく,考えついた求め方1つ1つを大切に扱っていくことで,子供達の考える力を育むことができるのです。 スマホを持つ前に思いやりやスマホを持つ前に持つべき思いやり、そして、判断力。 筆者は「スマホを持つ前に『思いやり』をもっているだろうか? 『判断力』を持っているだろうか?」と問うことに意味があると思っています。 思いやりは想像する力です。 『既読』が付いたのに返信が無い(=既読スルー、既読無視)ので腹を立てた、というような生徒同士のトラブルがたびたび聞かれます。 しかしどうでしょう? 『既読』はついたけど、返信できないような状況なのだろうなと相手の様子を想像できる、できないは大きな違いです。 載せて良いもの、良くないものの判断力もしかりです。 取手・秋・紅葉暦の上では、立冬を過ぎました。 取手市は木々の葉が黄や赤に変わって来ました。 芸術の秋、スポーツの秋です。 空手道演武
きょう(11月6日)は、市内の中学校で、県指定3年目、市研究委嘱2年目の学校保健学校安全の研究発表がありました。
その中で空手道部の生徒による演武がありました。(写真) 素晴らしい演武に会場は息を飲み、盛大な拍手が送られました。 これからもますます素晴らしい活躍を祈りたいと思います。 数直線を使いこなす!
算数や数学の問題の解決には,数直線が驚くほど効果を発揮することが多々あります。
数直線は,数の大小を視覚的・直感的に捉えることができるというよさがあります。 比例では,数の増減を対応させて考えることができます。 また割合では,1とみる数量と比べる数量との関係を視覚的に捉え,立式を容易にするよさもあります。 学年が進み,数が負の数まで拡張されると数の見方・考え方が広がり,平方根も1本の数直線で表すことができるようになります。 数直線を自由に使いこなすことができるようになることが,算数・数学博士への早道となるのです。 観察実験における条件制御
理科の観察・実験は問題解決能力を身につけるうえでとても大切です。
児童生徒が観察・実験をやって「楽しかった」だけでは力は付きません。 観察・実験をとおして,学年ごとに求められる力は高くなります。 小3で求められる力は「比較」です。 結果を比較することで共通点・差異点を明らかにすることができるようにします。 小4で求められる力は「関係付け」です。 なぜそのような結果が出たのか,関係する要因と関係付けて考えることができるようにします。 小5で求められる力は「条件制御」です。 関わる条件のうち1つだけ変えて(他の条件はそろえる),結果の変化を考えることができるようにします。 この条件制御を理解して観察・実験を行うと,2つ以上の結果になぜ違いがでたのかを簡単に理解することができます。 小5以上の児童生徒に「条件制御」を理解させることは,複雑になっていく観察・実験に対応するうえでとても重要です。 WHAT IS THIS?WHAT IS THIS? この「ものを当てて答える」外国語活動では、写真のように一部分のみ提示するのも良い方法です。 上の絵はハンバーガーですが、どの程度提示するかは状況によります。 一部分示すことによって、集中したり、気づく児童が異なったりと、授業展開にメリハリが出ます。 投げる力をつける練習(UD例)
投げる力をつける練習の様子です。
投げる力は 1 投げる角度(方向)が分かる 2 スナップをきかせることができる 3 動くからだを保持できる などによりつきます。 とは言っても・・・ 1,2,3について「言葉で言う」のは難しいことです。 言うのも難しいのだから,それを聞く子供はもっと難しいことでしょう。 そこで写真のように「投げる角度にロープを張る」と分かりやすくなります。 ここでは,虎ロープにバトンを通しています。 ユニバーサルデザイン(UD=どの子にも分かりやすい)の授業づくりの例です。 |
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