最新更新日:2024/06/25 | |
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学校で一番、本が好きなクラス (10月教育長の部屋)湯田健一
10月の初め、伊達市教職員研修講座の一貫でアクティブ・ラーニングの授業研究会を開催しました。
担任の先生のはたらきかけのもと、めあてに向かい5年生の子どもたちは分かったことや思ったことの話し合いをしました。子ども主体のアクティブ・ラーニングの提案授業です。45分の授業の中で40分、子どもたちは真剣な話し合いをしました。幅広く、また深い話し合いは、私も含め参会の先生方の興味が大変惹かれるものでした。何より40分にわたる子どもたちどうしの熱心な協議には、目を見張るものがありました。私達は先輩から、「子どもの活動は日頃の指導の姿」と言われてきました。故に、担任の先生の常日頃の指導のすばらしさに敬服するものです。 この研究授業が終わり、子どもたちが授業会場から退出するのを見ながら、隣にいた学校司書の先生に「毎日ごくろうさま。今日、あの子たちの素晴らしい授業を見ました。子どもたちの活動がすごかったです。」と話しかけました。司書の先生は何げなく「あのクラスの子どもたちは、この学校で一番、本が好きです。」と話してくれました。アクティブ・ラーニングと読書、何かピーンとくるものがありました。 これと似たことをベテランの幼稚園の先生が話していたのを思い出したのです。「今、素晴らしい反応、育ちを示す園児たちのクラスと出会っています。その姿には感動するほどです。その保護者アンケートで『読み聞かせをしている、読書が好き』と答えた保護者の割合は9割です。本好きな保護者があの子たちを育てたのです。」 人工知能の発達等で社会は大きく変化しています。20年後、30年後に活躍する人材育成のため、子どもたちの主体的・対話的で深い学びに向けた授業改善、即ちアクティブ・ラーニングを取り入れることは深い学びに至る近道ではないかと感じています。そしてこの深い学びを支えているのが読書であることも感じています。 読書活動を活発にしていきたいものと思います。 第12回伊達市教職員研修講座「アクティブ・ラーニング研修」 10月3日(火)昨年度も、8月4日に本講座を開催しましたが、今年度は、具体的な姿で研修を深められるよう授業研究会を実施しました。 授業を、梁川小学校5年3組担任の川村国央先生が行いました。社会科「福島盆地の桃づくり」の授業において、子どもたちは、お互いに学習を支え合って桃づくりの学習を進め、まさに、主体的・対話的で深い学びの姿を見ることのできる授業でした。 指導助言者には、前年度に引き続き福島大学の坂本篤史先生にお出でいただきました。先生には、事後研究会の最後に、授業に対するご指導とご講話をいただきました。大変分かりやすいお話や鋭い授業分析に多くのことを学ぶ機会となりました。 美味しい水ができるまで〜NO,34〜青空が広がるさわやかな秋空の下、11名の学習生は、それぞれの研修場所で説明担当者に積極的に質問するなど、意欲的に研修を進めました。 県北地方の水源と健康・安心を確保するためにダムが建設されたことやダムに溜まった『原水』が、飲料水である『浄水』になるまでの過程など浄水場の仕組みを詳しく学習することができました。 エコなお花作り 〜NO,33〜
9月20日(水)月舘中央交流館を会場に、橘内真里子さんを講師にお迎えし、月舘成人講座『第3回学習会』が開催されました。
今回は、花束のラッピングペーパーと段ボールで作るエコな花、「プランティングフラワー」の完成を目指し、実施されました。 参加された12名の学習生は、橘内さんの説明を聞いた後、はやる気持ちを抑えながら製作開始!簡単そうに見えても、なかなか思うように作れない花びらや葉に悪戦苦闘しながらも、完成した花をイメージしながら、製作に励んでいました。 なお、完成まで、もう1回活動が予定されているそうです。 第11回伊達市教職員研修講座「理科教育研修」 9月15日(金)講師は、文部科学省から鳴川哲也先生にお出でいただきました。 平成32年度より小学校、平成33年度より中学校が新学習指導要領による完全実施となります。来年度からは、その移行期間に入ります。この様な変化の時にあって、今後、理科教育はどのように進めていくべきか、その改革の中心となってご活躍中の鳴川先生に直接お話をお聞きすることができた今回は、すばらしい研修の機会となりました。 心を込めたわら草履作り 〜NO,32〜
9月14日(木)粟野地区交流館に、菅野光雄さんと遠藤福男さんのお二人を講師にお迎えし、『粟野ことぶき学級』が開催されました。
今回の学習内容は「わら草履製作」。参加された23名の学級生は、それぞれ思いを込めながら製作に励みました。 説明をじっくり聞きながら慎重に製作に励む学級生、昔取った杵柄と夢中になって製作に励む学級生と、それぞれ取り組む姿勢は違っても、笑顔が絶えない明るい雰囲気の中、1時間30分ほどで心の込もったわら草履が完成しました。 ステキでおしゃれなバック作り 〜NO,31〜今回は、レッドやピンク、イエロー、ブルーなどのエコクラフトテープを編みこんで、ステキでおしゃれなバックを作ること、そしてそのバックをアカデミシャン(文化祭)に出品することを目標に、20名以上の学級生が参加し、実施されました。 学級生の皆さんは、色の組み合わせや編みこむ強さに気を付けながら、丁寧に丁寧に心を込めて作業を進めていました。 なお、完成まで3回の活動が予定されているそうです。 中2 職場体験(松陽中学校)3日間、普段できない貴重な体験活動を通して、多くのことを学びました。 【松陽中学校がお世話になった事業所】 保原中央クリニック、北福島医療センター、SEIYU保原店、しまむら保原店、ダイユーエイト、ファイブウッド、味処大番保原店、JA保原営農センター、富士通アイソテック、伊達地方消防組合中央消防署、伊達市役所(保原総合支所) 青春時代にタイムスリップ! 〜NO,30〜今回で3回目を迎えた「掛田高齢者講座」が、9月12日(火)教育委員会の高橋昌美生涯学習指導員の指導のもと、『楽しく歌いましょう』というテーマで開催されました。 事前アンケートによって捉えていた「歌いたい・聴きたい唄ベスト10」の10曲を含む15曲以上の唄を歌い、そして聴きました。 「青い山脈」「四季の歌」「上を向いて歩こう」など、あの頃、彼女と、彼と歌ったあの唄この唄・・・、甘い思い出やほろ苦い思い出がいっぱい詰まったあの青春時代を思い出しながら、23名の講座生は、男性も女性も満面に笑みをたたえながら、気持ち良さそうに歌っていました。 ヨガ教室with芋煮&おにぎり 〜No,29〜心身の緊張をほぐし、心の安定と安らぎを得て健康の増進を図ることを目的としたヨガ教室に、14名の学級生が参加されました。 ヨガ教室は、ゆったりとした中で、呼吸に気を付けながら約1時間ほど行われ、健康増進を十分図ることができました。 ヨガ教室の後は、お楽しみの芋煮とおにぎりの会食。運動をした後の芋煮とおにぎりは、格別においしいと、お代わりをしながら会食を楽しんでいました。 移動学習日和 〜N0,28〜
9月1日(金)、久し振りに晴れ上がった青空のもと、92歳の学級生を年長者に、『五十沢ふれあい学級』の13名が、黄金色に色付き始めた猪苗代路を堪能しました。
今回は、有栖川威仁(たけひと)親王の別邸である天鏡閣、リニューアルした野口英世記念館、会津藩主松平家墓所の土津(はにつ)神社など、5か所を巡る移動学習となりました。 昭和天皇も利用された天鏡閣では、豪華な造りに驚き、野口英世記念館では話し掛けてくる映像に驚き、土津神社では、熱心に手を合わせるなど驚きと感動を数多く味わうことのできた移動学習となりました。 なお、帰路で味わったソフトクリームも、大好評でした。 中2 職場体験(梁川中学校)2
【梁川中学校がお世話になった事業所】
阿武隈急行(保原駅)、セレビアスカイパレス、オノヤスポーツ伊達店、保原中央クリニック、陸上自衛隊福島駐屯地、タケナカスポーツ、伊達市立図書館、伊達市ケーブルテレビ、JA伊達みらい梁川総合支所、粟野幼稚園、コープマート梁川店、シルバー専科日和、堰本幼稚園、第二大竹、にしんや、マザーヤマキ梁川中町店、みつひろ生花店、梁川小学校、伊達市役所(梁川総合支所)、梁川中央保育園、梁川認定こども園、梁川病院、梁川保育園、梁川ホーム、梁川中央郵便局、ヨークベニマル梁川店、つかべ、北福島医療センター、大吉亭、粟野小学校、すずらん工房、福島グリーンパレスホテル、クリスカ、光陽スタジオ、認定こども園上保原 中2 職場体験(梁川中学校)1短い期間ですが、学校ではなかなか学ぶことのできない経験ができました。協力いただいた方々に感謝いたします。 中1 福祉施設ボランティア体験事業(松陽中学校)【松陽中学校がお世話になった場所】 ファミーユ、孝の郷、プライムケア桃花林、グループホームほばら、ハッピー愛ランドほばら、ほばらクリニック(ふるさと)、伊達デイサービスセンター 中1 福祉施設ボランティア体験事業(梁川中学校)それぞれの体験を通して、自分の生き方を考えるのがねらいです。 〜9月の教育長の部屋から〜この夏、私は2つの大きな感動と出会いました。ひとつは、東日本大震災後、放射線の影響があることから、伊達市の子どもたちは全国から多くの支援を受けました。長野県南牧村と伊達市の交流は今も続いており、今年も多くの子どもたちが南牧村に招かれました。今年8月3日、このことを縁に南牧村と伊達市の「友好交流協定」が結ばれました。その夜は懇親会も催され、お互いの交流や親睦がさらに深まりました。 名残り尽きないところでしたが、翌日の帰路、駅で村長さんはじめ大勢の職員の方に見送られ、市長と私、課長の3人は佐久までの列車に乗り込みました。南牧村に来てからずっと温かな対応に感謝しておりました。列車に乗り、しばらくすると課長から「役場の人が駅で見送っているそうですので手をふってください。ただ、その駅には列車は停車しないそうです。」と突然告げられました。駅の場所もわからず心の準備もなく、外を見たところ「伊達市の市旗」をかかげた10数人の笑顔の人達が見送ってくれました。その姿を見た時、ジーンと胸が熱くなりました。窓越しに市長も私も懸命に手をふりました。駅を通り過ぎ見えなくなっても。今でも思い出すと感動で胸がいっぱいになります。 もうひとつは、この夏の聖光学院高校野球部の戦いぶりです。私は2回戦の聖心ウルスラ学院との試合を応援に行きました。2回表に3点リードされ、正直、勝利は難しいのではと私は不安を持ちました。しかし、聖光学院の選手は一球一打に力一杯のプレーをし、少しずつ挽回していきました。私は無心に戦う選手の姿、勝利をめざす強い精神力に圧倒されました。相手チームの選手もそう感じたのではないかと思います。聖光学院野球部が掲げる「不動心」を体現している選手と選手を応援している野球部員の姿に力をもらい、勝利を信じ応援を続けました。この2回戦は勝利し、この後の3回戦で広島の広陵高校に敗れはしましたが、私は聖光学院野球部こそ野球の達人の集まりと思います。 甲子園の歴史に燦然と輝く夏の福島県大会11連覇という聖光学院野球部の偉業は日本一のチームの証明です。野球部員の立ち居振る舞い、強い精神力、努力する姿勢を見習っていきたいと思います。 レッツ パークゴルフ!!〜NO,27〜ダンスの指導もなさる加藤育正様・和子様ご夫妻を講師に、ナイスミセス(保原)の8名の皆さんが、パークゴルフを楽しみました。 加藤ご夫妻と佐藤裕一生涯学習指導員の説明を受けた後、2つの班に分かれゲーム開始!職場体験で訪れた梁川中学校の2年生2名も加わり、和気あいあいとした雰囲気の中、ゲームが行われました。 ゴルフ場には、スティックとボールがぶつかり合う音、中学生を応援する声、そして歓声が響き渡っていました。 平成29年度全国学力・学習状況調査結果速報版について
全国学力・学習状況調査の結果速報版をホームページ右側の「学校教育課だより」のページにアップしました。ぜひ、ご覧ください。
第9回伊達市教職員研修講座「学習指導法研修(子どもの能力開発)」 8月7日(月)講師は、昨年度に引き続き北村勝朗先生にお出でいただきました。 北村先生は、今年4月に東北大学から日本大学(理工学部)に変わられたところですが、昨年度よりいただいていたテーマと方法により、今回の研修を計画し進めていただきました。テーマは、「子どもの才能を伸ばす教師の指導力」です。また、今回は、ワークショップを是非入れてほしいと言う要望を受け入れていただき、ワークショップ(「ロープほどき」)を講義の間にはさんでいただきました。 講義では、才能を伸ばす教師の指導の在り方について。ワークショップでは、「ロープほどき」を通して、その内容に直結するコーチングの前提、「良好な人間関係構築」を実体験するすばらしい機会となりました。 第4回伊達市スクールマネジメント研修講座 8月1日(火)市内教職員の資質向上とスクールリーダー、ミドルリーダーの養成を目指し、今回も熱心な研修(学び合い)が行われました。今年度は、教頭班、教諭班ともに二班体制の学習グループを組んで研修を進めてきました。お互いに課題を確認し合って、自主的に取り組む研修スタイルが定着し、熱のこもった研修が進められています。 |
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