最新更新日:2024/06/10 | |
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本市の子育て支援『伊達市版ネウボラ事業』「ネウボラ」とは、フィンランド語で「相談の場」という意味で、妊娠や出産、子育ての支援をするために自治体が設置した拠点のことです。本市では、これまで子育てアプリを使った情報発信や相談業務などを行ってきましたが、「全ての親子ではなく、相談を受けた子」などへの一方的な支援になっていたのが現状でした。対応の窓口も、母子保健は健康福祉部、子育て支援はこども部というように異なった部署が担当していました。しかし、すべての妊産婦、子育て期の家族に切れ目のないサポートを提供するために、本年度の組織改革によって教育委員会こども部に「ネウボラ推進課」を新設しました。 具体的には、子供が就学するまでの間に継続してサポートできるよう担当制を導入し、不安なことがあればいつでも相談できる環境を整えています。出産前には、家庭を訪問し、子育てに役立つ育児パッケージを贈っています。また、母親とともに出産の準備を進め、出産後は自宅に訪問し、母親の不安解消に向けた産後ケアや乳幼児健診などの支援にもあたっています。さらに、日ごろの生活上の悩みなどを聞き取り、適宜アドバイスを行って、家族の養育力を高めるための支援も行っています。 本年度からは、ネウボラ推進課の新設によって、就学前までだった連携の範囲が義務教育終了までに拡充されました。この伊達市版ネウボラ事業を核にした母子保健システムの導入は、現在、社会的に深刻になりつつある児童虐待の防止にもつながると考えています。その理由は、何といっても「課題を早く見つけることができる」ところにあります。また、子育て家庭と顔の見える関係を築き、切れ目のない支援を行うことにより、母親の育児負担が軽減されるとともに家族の様々な課題やリスクへの早期対応が可能となり、良好な育児環境が整うことにもなります。 この事業は、子どもの生育期の様々な課題への予防的対応として大きな意義があります。今後は、保健・福祉・教育の各部門がさらに連携を深め、安心して子どもを育てられる環境を整え、子どもの成長にとって好循環を生み出すしくみとして充実させていきたいと考えています。 (6月教育長の部屋) 教育長 菅野 善昌 学校図書館の活性化のために実践発表では、桃陵中学校区(保原小学校)笠原真季 学校司書から「子どもが足を運びたくなる魅力ある図書館をめざして」と題して、日頃の取り組みについて発表していただきました。学校図書館が効果的な学習の場となるよう様々な工夫をしており、すばらしい内容の発表でした。 協議では、中学校区ごと学校司書を中心に情報交換する場を設けました。また、幼稚園・認定こども園・保育園で互いに情報交換することができ、実り多い協議となりました。 最後に、福島大学名誉教授 高野保夫様から、「【読書の木】幹を太く、枝葉も茂らせ、果実は授業で」というご講話をいただきました。高野先生は、福島県子ども読書活動推進会議委員長としてもご活躍されており、実際の本をもとにした話など、参加者を引き付けるたいへん具体的で参考になるご講話でした。 「江川ワールド」に酔いしれる〜NO,6〜今回は講師に、「伊達すりかみ芸能協会」より江川 典夫様をお迎えし『三味線・ハーモニカ・踊り鑑賞』と銘打ち、約1時間30分にわたり「江川ワールド」に浸ることが出来ました。 三味線では、「黒田節」や「北国の春」など6曲を披露して頂き、心酔してしまう程のハーモニカの演奏では、「鐘の鳴る丘」や「北の国から」など9曲を、スコップ三味線では、シューベルト作曲の「未完成」や「ダイヤモンドヘッド」など4曲を軽快な演奏で、そして最後は、特別演目の「どじょうすくい」の名演技を見せて頂いたりと、会場は大いに盛り上がりました。 やっぱり和食! 〜NO,5〜学習会では、講師として北福島医療センターの管理栄養士 角田 真佐枝様をお招きし、『コロナ禍における食事の在り方』というテーマのもと、「腸を元気にして感染予防」をサブテーマにお話を頂きました。 腸の健康が感染症から身を守ることに繋がり、その為には、「和食の頻度を多くすること」「納豆や味噌などの発酵食品を意識して食べること」「毎食、野菜料理とタンパク質の料理を献立に加えること」など、6項目を実践することが大切とのお話を頂きました。 参加した14名の学習生は、一言一句漏らすまいと真剣に耳を傾けながらメモを取っていました。 「リーディングスキルと授業改善」英会話を楽しんでみませんか! 〜NO,4〜本市の協働まちづくり課に勤務する伊達市国際協力員のアンソニー・ギラン先生を講師に、約1時間30分にわたって初級の英会話(全5回の予定)を楽しみました。 月舘スクールコミュニティが、月舘地域に住んでいる方々を対象に英会話教室の開催を呼び掛けたところ、3名の方が希望され、19日に第1回目の開催となりました。 月舘学園の特徴の一つでもある英語教育の充実を受け、学校ばかりでなく地域住民も英語に親しもうという気運が高まり、今回の英会話教室が開催されるに至りました。 日常生活の中の話題を取り上げ、それについて自由に会話するという形式で、日本語と英語が飛び交う楽しい雰囲気の中、行われました。 今回はサイダーの話題で盛り上がり、最後はアンソニー先生が大好きな日本酒の話題で盛り上がりと、片言の英語を使いながら楽しい時間を過ごすことができました。 |
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