東日本大震災からまる4年、5度目の春を迎えることとなります。巨大地震と大津波、そして原発事故による放射線災害が私たちを苦しめました。小国の地を離れて避難生活を余儀なくされたり、親しい友達と別れたり、外での遊びや活動が制限されたり、家族が作ったお米や野菜が食べられなかったりなど、本当に悔しく、辛い日々でした。現在では、少しずつ復興・再生が進み普段の生活に戻りつつあります。しかしながら、未だに12万人の人々が避難生活を強いられており、この震災で多くの方々がお亡くなりになり、または行方不明になっております。今日は、震災でお亡くなりになられた方々への黙とうと、命の大切さを実感するとともに、これからも強くたくましく生き続けていくことを誓う日であること、そして、福島の未来は皆さん一人ひとりに託されていることを話しました。