最新更新日:2023/03/31 | |
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「伊達市立志式!」(霊山中)中学2年生の57名が、立志証書を授与され、石田小学校の卒業生が、生徒代表として 「誓いの言葉」 を述べました。 そのなかで、江戸末期、安政の大獄で26歳で処せられた 福井藩士橋本左内の言葉を引用していました。左内は、15歳の時に「啓発録」を書き上げ、その中で5つの誓いを立て、自らに言い聞かせるように記しています。 一 子どもじみた甘えを脱却せよ 二 人に負けまいと強く決意せよ 三 立志 (志を立てよ):自分の目標を揺ぎなく定め、ひたすら精進せよ。 左内は「志を立つ志のないものは、魂のない虫けらと同じである」と言い切っています。そして、一度決心したからには、真直ぐにその方向を目指し、迷わず進まなければならない、としています。 四 勉学 (学に勉めよ):優れた人物の立派な行いを見習い、実行せよ 左内の言う学問とは、すばらしい人物の良い行いを手本として慕い、その人の生き方に劣らないように努めることこそが、何より大切な学問である、としています。 そして、勉とは、自己の力を出し尽くし、目的を達成するまではどこまでも続けるという意味である。何事によらず、強い意志を継続し、学ぶ努力を続けることが、「学に勉める」という意味だとしています。 五 自分の向上につながる友を択(えら)べ 左内がこの 「啓発録」 を書き上げたのは、わずか15歳、今でいえばなんと14歳で中学2年生の年齢です。 14歳でむかえる 「立志式」 にふさわしい内容ですね。 |
伊達市立石田小学校
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