最新更新日:2023/03/31 | |
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「あの日から4年!(東日本大震災追悼式)」大地震の時はどうしていたか聞いてみると、1年生でも良く覚えているようでした。4年生以下は、まだ小学生になっていなかったわけですね。 巨大地震と大津波、原発事故による災害は、今も私たちを苦しめています。復興は始まっていますが、これから一人一人の力を合わせて、福島の明るい未来のためにがんばっていかなければなりません。 この度の大震災では、地震や津波が大事な家や物を持って行ってしまいましたが、 「なくならないのは、今まで学んで身に付けた知識と知恵」 「そして、思いやりと友情です。」 「小さな苦しみは愚痴を生む、大きな苦しみは知恵を生む」 といわれます。私たちは、このマイナスをプラスに変えるように、一生懸命勉強して知恵を身に付けましょう。 しかし震災のおかげで、様々な方々のご支援をいただいています。皆さんもよくご存じなのは、岡山県の国際貢献大学校の先生方です。大学校は震災直後から被災地に入って救援物資を運び、避難所運営に協力しました。伊達市の学校に雨ガッパを配り、それに対して石田小の子どもたちが丁寧な御礼の手紙を書いたことががきっかけで、本校をモデルに支援プログラムが開始されました。これは人材育成プログラムといって、皆さんが災害から卒業し、将来、国際社会で活躍できるような人間になることを考えて支援してくださっています。国際理解学習での大使館訪問、環境学習での水耕栽培、アコさんの造形教室等です。これは他の小学校では見られないすばらしいプログラムなのです。 私たちは、多くの方々の温かいご支援への感謝を胸に刻み、夢や希望の実現に向け、自分の足で立ち上がり、一歩ずつ前に進んでいかなければなりません。そのために必要なことは何でしょうか? それは、私たち一人一人が未来に向かって挑戦していくことだと思います。たとえば、弱い自分に挑戦して強い自分にし、ぜひ新しい世界に挑戦してください。そのためには、『学ぶこと』 こそが重要です。学ぶことによって未来を創ることができるのです。どんな困難にあってもへこたれず、そして皆と力を合わせて、福島・そして世界に貢献できる人間になってください。それが様々な御支援にこたえることだと思います。 追悼式のあと、各学年で発達段階に応じたお話が担任の先生からなされました。 |
伊達市立石田小学校
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