最新更新日:2024/04/18
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志を新たに! 〜 伊達市立志式 〜

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 令和4年度立志式が、去る1月31日(火)に保原体育館で行われました。この立志式は、昔の「元服」にあたり、数え年で15歳となる中学2年生を対象として、将来の決意や目標を明らかにし、大人としての自覚を深める儀式として毎年行われています。本年度は、新型コロナ感染症の予防対策を講じながら、午前の部(梁川中、松陽中、霊山中、だて支援学校)と午後の部(伊達中、桃陵中、月舘学園中)に分かれて実施されました。
 式では、生徒代表(午前の部は梁川中の船山明里さん、午後の部は伊達中の宍戸美香さん)に伊達市青少年育成市民会議会長の須田博行伊達市長が立志証書を手渡し、式辞を述べました。その後、生徒代表(午前の部は松陽中の高野悠斗さん、午後の部は桃陵中の斉藤聡汰さん)が、3つの誓いとともに、「未来を担う一人として切磋琢磨の精神で努力を重ね、ふるさと伊達に誇れる大人になります」と力強く宣誓しました。
 この立志式に参列して私が感じたことは、どの中学校の生徒たちも、立志式の意義をしっかりと受け止め、人間としての成長の節目にふさわしい緊張感に満ちた厳粛な儀式として行われていたこと、そして、一方、その中に大変温かな雰囲気を感じたことです。生徒たちは、それぞれに新たな決意を胸に刻んだことと思います。私も、生徒たちの健やかでたくましい成長を心から祈りました。
 立志式終了後は、ナチュラルダンステアトルによる「舞台芸術」(「みんなで力を合わせて創り上げるもの」の意味)の鑑賞会が開かれました。今回鑑賞した「“生きる力の”さーかす」という作品は、「昭和のサーカス団」を登場させることによって、「前向きに生きる大切さ」を形に表し、今を生きる人々にエールを贈りたいとの想いから創られた現代舞踊です。時空を超えた人間交流と「みんな違ってみんないい」という人間の多様性を包み込む壮大な世界観を表現した迫力ある舞台芸術に、生徒たちも感動的な瞬間を分かち合うことができたのではないかと思います。
 この舞台が終わった後は、「手ぶりダンス」(「座ったまま手だけで踊るダンス」の意味)をプロのダンサーから教えていただき、音楽に合わせてみんなで楽しく踊りました。生徒たちにとっても、一生の思い出として深く胸に刻まれたものと思います。

<3つの誓い>
〇 ひとり一人が立てた志を達成し、よりよい社会を創る大人になれるよう、努力を積み重ねます。
〇 どんな社会の変化にも臨機応変に対応し、現状で何ができるかを考え、それを進んで実行します。
〇 私たちに関わる全てのことに感謝し、みんなを笑顔にできるよう、力を尽くします。
〔2月教育長の部屋〕            教育長 菅野 善昌

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