最新更新日:2024/05/07
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特別支援教育研修2・視察

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 令和4年9月21日(水)、令和4年度 第10回伊達市教職員研修講座 「特別支援教育研修2・視察」を、福島県立だて支援学校を会場に開催いたしました。特別支援学級担任や特別支援コーディネーターの先生方を中心に、28名が参加しました。
 福島県立だて支援学校 校長 本田知史先生から、「福島県立だて支援学校の概要」について説明をしていただきました。だて支援学校の教育目標・教育方針をはじめ、だて支援学校ができるまでの経緯、現在の児童生徒数・学級数・教員数など、資料やスライドをもとに分かりやすく教えていただきました。
 また、校舎見学では、ユニバーサルデザインに配慮し、児童生徒の移動や活動がスムーズにできるよう設計された広いスペースの校舎を見ることができました。また、人工芝が張られた中庭は、児童生徒が思いっきり活動できる場となっているなど、素晴らしい環境で学んでいることを実感しました。
 研修終了後のアンケートには、「以前から見学させていただきたいと思っていました。参加できてとても勉強になりました。」「私は自立活動の難しさ、奥深さに毎日立ち向かっています。見学した教室の中に工夫された視覚的な支援など、ヒントがたくさんありました。」「今日の研修を生かし、児童生徒の能力を認め、肯定感を高める言葉かけを意識していきたいと思います。」「施設、環境の素晴らしさに驚きました。これからも連携を大切にして、いろいろと教えていただきたいです。」など、だて支援学校の視察を通して、特別支援教育の理解を深める研修となりました。

特別支援教育研修1・講義

 令和4年9月8日(木)、令和4年度 第9回 伊達市教職員研修講座「特別支援教育研修1・講義」を開催いたしました。特別支援学級を担任している先生方を中心に、56名が参加しました。
 講師のふくしま子ども・女性医療センター 福島県立医科大学小児科学講座 教授 横山浩之先生から、「医療現場から見た特別支援学級での指導・支援の在り方〜特別支援学級への期待〜」というテーマで講義をいただきました。特別支援教育の理念や個別の支援計画のたて方等、具体的に教えていただきました。特に、対応の原則では、「作業記憶の乏しさへの配慮として、一目でわかる工夫をすること。ことばかけを最低限にし、一度にひとつのことしか言わないこと」「ペアレントトレーニング技法では、ふやしたい行動はほめること、へらしたい行動は手本を見せること、絶対に許せない行動はすぐに止めること」「ふつうの生徒指導をていねいに・根気よく・繰り返し行い、支援がなくても生きていけるようにすること」など、横山先生から特別支援学級ですぐに生かせる、とても参考になるお話をいただきました。
 研修終了後のアンケートには、「横山先生の授業の動画を通して、とても分かりやすくペアレントトレーニングについて理解することができました。」「本講座を受講し、今まで知りたかったことを知ることができました。たくさんのモヤモヤを解消することができました。」「横山先生から学んだことを、明日からの自分の実践に生かしていきたいと思います。」など、講師の先生のお話は、受講生に明日からの実践につながる大きな刺激を与えていただきました。

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