最新更新日:2024/05/20
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タスキに込められた熱い思いに感動

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 秋から冬に行われるスポーツで特に私が楽しみにしているものが駅伝競走です。
 10月に行われた県中学校体育大会駅伝競走大会には、伊達市から梁川中(男子)桃陵中(女子)伊達中(女子)の3チームが出場しました。そのうち桃陵中の女子チームは6位入賞という素晴らしい結果を残しました。いずれのチームも選手たちのたゆまない努力と指導に当たってくださっている先生方の熱意が素晴らしい結果を生んでいるものと感謝しています。
 去る11月19日(日)には、市町村対抗福島県縦断駅伝競走大会が開催されました。私もこの日を楽しみに応援に出かけました。本市の選手一人一人に沿道で声をかけたかったのですが、残念ながらそれは所詮叶わず、本宮市と大玉村、福島大学入り口付近の3か所での応援が限界でした。
 今年は、シニア区間の復活や中学生区間の増加など、区間における新たな出場枠が設定されました。シニア選手と若い選手とが切磋琢磨しあい、走る喜びと駅伝の魅力を味わうことで今後の選手の育成にもつながっていくものと思います。また、今大会は、沿道での声出し応援が4年ぶりに可能となりました。私も市章とともに「伊達市」と大きく描かれたのぼり旗を手にしながら、選手にエールを送りました。しかし、この日は、肌寒い上に風が強く、時折冷たい雨もパラつくなど選手にとっては厳しいコンディションだったと思います。そのような中、選手は歯を食いしばりながら手を振り、懸命に足を運び、最後まであきらめない粘り強さを発揮していました。その本市の選手の姿からは、何にも形容しがたいような感動を覚え、胸を打たれました。選手の皆さん、本当にお疲れさまでした。
 また、今年の本市の駅伝チームで、親子での出場も見られました。母親は大会前に、「息子にはかなわないと思いますが、精一杯走ります。こんなに幸せなことはありません」と語ってくれました。私は、ちょうど母親が走る区間を応援することができましたが、力走する母親の姿に偉大なたくましさと頼もしさを感じ感無量でした。
 本市のチームは、宮口剛監督のもとに2人のコーチと24人の選手で結成され、週2回の定期練習を始め、各種マラソン大会や駅伝大会への参加、そして他チームとの合同合宿、ロードでの走り込みなどの取り組みをとおして走力はもちろんチームの絆を強めてきたと聞いています。中学生は初出場の選手が多く、総力戦で上位を目指しましたが、結果は総合25位(市の部12位)でした。しかし、今大会の粘り強い走りが、必ず今後の自信となって生かされてくるものと確信しています。今後の選手それぞれの成長がとても楽しみです。
 大会当日は、選手の輸送やサポート役として多く皆様にご協力をいただきました。選手の皆様をはじめ関係者の皆様に心から敬意を表しますとともに感謝を申し上げます。

(11月 教育長の部屋)            教育長 菅野 善昌

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