協働〜学習活動ではどのように

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協働について,学習活動ではどのような具体例があるでしょうか?

写真は,小学校3年生の算数。



ある資料(表)から,グラフを作った時に,グラフ化されたものが「分かりやすい」場合と「分かりにくい」場合があります。




ここでは「分かりにくい」ものは,どう改善すると良いかについて,


「気づいたこと」



「ふせんに書く」



「書かれた内容が似たものを集めて張る」




これはKJ法A型です。

KJ法A型は「図解化」に効果的です。



この活動の時,授業者の先生は,写真右のように,キーワードを示しました。


「その他」をどうグラフで扱うか?

「じゅんばん」をどうグラフに示すか?


個々の気づき → 集約 → 全体での確認 という授業の流れです。


このように,協働は,指導者の授業の見通しが明確なほど,児童生徒の活動の方向性も明確になります。



取手の利根川河川敷の活用

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取手市は,利根川が流れている市です。

河川敷の面積は広大です。


その広大な場所を活用して,野球やテニスなどのスポーツ,どんど焼きや凧揚げ大会などの行事が行われます。


校内マラソン大会をここで行う学校もあります。


利根川河川敷は取手市にとっては,活用度の高い場所です。





取手に保管されている郵便保護銃

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取手市立埋蔵文化財センターには,郵便保護銃が保管展示されています。


明治時代,郵便業務に携わる職員は,現金等を運ぶことがあったため,強盗等への対処のため,銃の保持使用が認めれていました。


その郵便保護銃は,日本全国でも数丁しか現存していません。


取手市埋蔵文化財センター(取手市吉田)にはその貴重な銃が展示されています。


児童生徒がこのセンターを見学する時にも郵便保護銃を興味深く見学しています。



取手に現存するさざえ堂様式

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取手市の長禅寺三世堂を取手の地域教材として紹介します。


三世堂はさざえ堂様式の建築で有名です。


さざえ堂様式とは,昇る参拝者と降りる参拝者が交差しないで歩くことができる建築様式です。


この様式による現存するお堂は日本全国に5つしかありません。茨城の近くでは,福島県の会津若松にあります。


取手に来訪の際は立ち寄りをお勧めします。ただし中に入ることができる期間は限られていますのでご注意ください。


きょうから7月。アジサイも最後となって来ています。





取手でラベンダーの香り

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取手市内では,ラベンダーが咲いているところがいくつかあります。

私のイメージでは,ラベンダーは北海道ですが,多年草ですので,一旦植えると,毎年咲いてこの時期の楽しみとなりました。



ラベンダーの楽しみは,その香りですね。

他の花にはない強い香りがします。



ラベンダーブルーという深い青も魅力的です。




日本に来て感じた駅での良いマナー

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先日,初めて日本に来た外国の方とお会いする機会がありました。


「日本の第一印象はどうですか?」


と尋ねたところ,


「駅で見たことは,みな素晴らしいです。」

とのことでした。



詳しく尋ねると,


「駅そのものがとても清潔であること,電車が来る前から乗る人たちが整然と並んでいること,車内は静かでハンデのあるひとに席を譲ることなど,どれをとっても素晴らしいですね。」

とのことでした。



ひとに優しい10

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写真は,あるリーフレットですが,意味のある文節を,改行によって分断していない,ということに気づきます。


配付や掲示がされるものは,このように文頭に気をつけてつくられます。


「まとまった言葉」が機械的に「改行」によって,まとまりが分断されると,意味のつかみにくい表記になります。









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PCのキーボードの「F」と「J」には,写真左のように,突起が付いています。これはブラインドタッチに役立つものです。


「F」に左ひとさし指,「J」に右ひとさし指を置きますと,慣れた人ですとすべてのキーの場所が分かります。


キーボードを見ないで打てる(ブラインドタッチ)のは,とてもカッコいいものです。(筆者はできません。) (-_-;)



写真右のように,電卓では「5」に突起が付いています。


これも見ないで打つ人には役立つものです。




ひとに優しい8

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2リットルのペットボトルには,最近持ちやすくした工夫があります。


写真のように,中央部が凹んでいるものが多く,この有る無しで,ずいぶんと持ちやすさが異なります。


特に高齢者が増えている現在,2リットルというのはかなり持ち重りがするため,こうしたひとに優しい工夫はありがたいものです。


写真のペットボトルは,それに加えて,つぶしやすいためかさばらないということも特徴です。



ひとに優しい7

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5円玉と50円玉,「5」の硬貨は穴があることでほかの硬貨との区別をしています。


またこれに加え,50円玉は周囲に「ギザギザ」がついて5円玉との違いが分かるようになっています。


(「5」でも500円玉は,大きさが他の全硬貨と異なっています。)



10円玉と100円玉は,大きさが似ていますので,周囲のギザギザで識別できるようになっています。


こうした「触って分かる」情報は,目の不自由な人には大切な情報です。


誰にも役立つ情報があることで誰もが安心できるしくみです。ひとに優しいという点で硬貨はそれが凝縮されたもののひとつです。



ひとに優しい6

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上の写真は,コンビニの出入り口ですが,160cm170cm180cm190cmと書かれたシールが貼ってあります。


これは何でしょうか?


このシールは「コンビニ強盗」などが入って来てここを出ていくときに,犯人の特徴の1つである身長を確認するたのものです。


写真のコンビニで使っているものは10cmごとに色分けされたものでより視認性が高くなっています。


ひとに優しい,というよりは,安全なまちづくりというべきものですが,このように身近なところに手立てがあります。



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いくつかの店舗が並び広い駐車場を備えたところでは,店舗から店舗への移動通路には屋根がついています。(写真)


これは雨天等への対応です。


併せて駐車場と歩道を分ける「車止め」もつくられています。


小学校3年生では「スーパーマーケットのくふう」について学びますが,このような「ひとに優しい」という点でも学ばせたいところです。



ひとに優しい4

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ファイルの下方部には,三角形に近い「切れ込み」が付いています。(写真右)


これは何でしょうか?


もしこの「切れ込み」が無いと,ファイルを開けるたびに,力が一点にかかることで裂けやすくなってしまうのです。


このわずかな「切れ込み」によって,ファイルを開ける時の力が分散されます。


この「切れ込み」を「裂け止め」(さけどめ)と呼びます。


気づかないようなこんな所にも,使うひとに優しい工夫があります。ぜひお子さんにお話しください。



ひとに優しい3

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歩行者用信号機には,ひとに優しい機能が増えて来ました。

写真は,歩行可能時間が長くなるボタンです。



子供の事故原因では「飛び出し」が多いのですが,写真のような交差点での事故も多発しています。

写真のボタンを押すことにより,歩行者用信号の青が長くなります。このような交差点が増えて来ています。



お子さんと街を歩く時に,こうしたボタンを見たらぜひ話してあげてください。


ひとに優しい2

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わりばしの袋が,ここ数年来は透明になって来ています。


これは,中につまようじが入っていることをより見やすくするためです。


紙袋ですと,つまようじが入っていても見えません。見えないまま袋をいじって「痛っ!」ということがかなり起きて改善されたものです。


このように「ひとに優しい思いがカタチになっているもの」は,私達の身近にあり,児童生徒に話したいものです。


ひとに優しい1

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最近,駐車場の表示で「高齢者マーク」が見られるようになって来ました。

ひとに優しいまちの姿です。

日本の全人口における高齢者の比率は,年々高くなっています。その実態に対応するように作られたのが写真のような駐車スペースです。



お子さんとの買い物の時に,このマークを見つけたら,また,児童生徒との校外学習で見つけたらお話ししてみてください。



成功体験が子供を成長させる10

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立腰です。

「りつよう」と読みます。腰を立てることで,座り姿,立ち姿とも美しくなります。さらに歩く姿も美しくなります。

立腰を椅子で実践する時,椅子の背もたれから背中が離れるのが正しい形です。

いくつかの学校では全校的に取り組んでいます。



授業の始まりの「起立・礼」の際に意識して取り組んでいる学級もあります。

背筋を伸ばして真っすぐ立つと視線が定まるなどの効果もあります。

視線が定まることで集中力が高まります。授業の始めに効果的です。



立つ,座る美しい姿のお手本として宝塚音楽学校があります。(写真)







成功体験が子供を成長させる9

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跳び箱の成功体験は感動的です。

「とべた! 先生,とべた!」

と涙を流した児童もいたのを思い出します。


連絡帳に保護者が「うちの子が跳び箱を跳べたことの話題で,ゆうべはもちきりでした。」と書いてくれたこともあります。



跳び箱(開脚とび)の指導方法については,広く知られている指導方法がありますので,詳細はお調べください。



1 手にかかる重み(体重)を感じること

2 助走からの動作で着くべき場所に手を着くこと



これらを,上手な補助によって何度か体感することが大切です。


2人組になっての「馬跳び」もスモールステップとして大切です。近頃は,子供の遊びの中に馬跳びがなくなってしまったのが残念です。


手を着く位置の目安を,写真のように色で示すのも効果的です。








成功体験が子供を成長させる8

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レタリングです。


夏休みの自由研究,総合的な学習の資料づくり,社会科のまとめ・・・たくさんの場面で有効なスキルがレタリング。


写真では,代表的な「明朝体」の書き始めを示しました。


タイトルを明朝体で書く,たったそれだけで,資料はぐんと引き立ちます。


明朝体は簡単で,「とめ」の部分には「山」をつくること,これは古代中国の書家の筆跡に端を発します。


もうひとつは「縦線は太めに」「横線は細めに」書くことです。


写真右のように「基本となる線」を書くことからスタートします。


レタリングの成功体験で,児童生徒は,「プロになった気分」になります。




成功体験が子供を成長させる7

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リコーダー奏法の入門の指導です。


リコーダーを持たずに,「トゥ〜」の音を口から出すことを練習すると,息の吹き入れ方が分かります。


息のコントロールができるかできないかが,きれいな音が出るか出ないかになります。


「きれいな音を出しましょう」のための「トゥ〜と言ってみましょう」の指示が重要です。「トゥ〜」であって「フーー」ではありません。


鍵盤楽器と異なるのがここです。「トゥ〜」を集団で実施すると,できているいないがすぐに分かります。


「トゥ〜」体験が成功体験になります。


楽器演奏の成功体験は,特に児童生徒には意義深いものがあります。


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