より実践的な避難訓練

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写真は取手市内の小学生と中学生が同時刻に行った訓練です。

より実践的な避難引き渡し訓練ができました。




「釜石の奇跡」が起きた釜石市では「3.11」の時、中学生による自発的避難が多くの市民や小学生の避難も促しました。

「3.11」で釜石の小中学生の津波犠牲者はゼロでした。

これは「KAMAISHI MIRACLE」として世界で驚嘆されています。




上記の写真の訓練は中学生の自発的避難行動を目的としたものではありませんが、災害の時には「安心」「安全」が求めらます。

「安全」は状況により異なるものの、きょうだいが一緒の避難は「安心」です。

より実践的な避難訓練の例です。






見えないものを見えるようにする工夫

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溶けたロウと芯の関係はどうなっているのだろう?
溶けたロウはどのようにしてなくなっていくのだろう?

実験でろうそくを燃やして,じーっと観察しているだけでは分かりません。
溶けたロウの動きを見えるようにすることが必要です。

そこでひと工夫。
ろうそくの上に赤チョークの粉を乗せます。
その赤チョークの動きを観察すると・・・

溶けたロウと一緒に芯を上がっていく様子が観察できます。
溶けたロウは芯を上がっていき,燃えるのです。

透明なロウの動きをチョークで見えるようにすると,実感の伴う理解ができます。

「〜から考えると」

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写真のように、指をさして話すことは、われわれ大人が考える以上に、子供にとって大切な活動です。

なぜでしょうか?

それは「根拠を相手に示す」ことだからです。



話がかみ合わない、ということは大人でもたびたび起きることですが、その原因は、根拠が示されていないために起きる誤解です。

つまり、話す時に大切なのは、根拠を示す、根拠の確認ということです。



上の写真では、

A「ここに『また一方では』とあるから違うことを例に上げていると思うよ。」


B「『また一方では』とあるから、〜の点では同じだけど〜の点では違うということを、読者に伝えたい文章だと思うよ。」


のように『また一方では』に目を付けて考えた、という根拠(着目した言葉)を指さしています。

どの言葉から、どう考えたかという述べ方は教科を問わず大切です。




ひなまつり

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取手市では「取手ひなまつり」が開催中です。(写真参照)


ひなまつりは、1000年以上の歴史があると言われています。

平安時代に子の健康と成長を願う行事と貴族女性の間で紙人形に衣装を着せる遊び(これを『ひいなあそび』と言う)が合わさったものとされています。(諸説あり)

この時期にひな人形を飾る祭りは成長を願う心が形になった日本的な季節の行事ですね。



現在、取手市内ではつるし雛をはじめ数々の人形が飾られています。



卒業式 礼の美しさ

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「おじぎは、時計の針の、6時5分を思い浮かべてください!」


日本を代表するあるホテルの研修担当の方が、こう言って研修生に礼の深さのイメージを持たせていたのには驚きました。


30度くらいのおじぎと言ってもピンと来ませんからね。


これを学んで以来、卒業生への指導に活用しています。


確かに美しい礼が、児童生徒に身につきます。



ようこそ取手へ!

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昨日(8日),取手市姉妹都市:カリフォルニア州ユーバ市からの国際交流訪問団の皆様が取手市に到着しました。


本日は訪問団の皆様が,市内の中学校において,毛筆習字の体験を行いました。


書いた文字は,漢字の「夢」。

難しい形の漢字でしたが,生徒たちから筆の運びやとめ,はね,はらい等のポイントを教わりながら,一人一人が作品を完成させました。


「夢」が両市の友好の架け橋となることを願います。


国際交流訪問団の皆様は,15日まで取手市に滞在します。





河津桜 取手市で開花

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取手市で河津桜が開花するのは、ちょうど「立春」の頃です。

写真は2月7日撮影の河津桜です。


「春を探す」のは、児童生徒だけでなくおとなも楽しみなものです。

取手の河津桜はひと足早い春の訪れを告げます。


河津桜の場所:取手市寺田 市役所わき



算数が好きになるのスパイラル

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子供たちに算数の力をつけるには,なんといっても算数を「好き」にさせることです。


算数が好きになる

  ↓

好きだからもっとできるようになりたいと思う

  ↓

前よりも努力する

  ↓

努力するから,さらにできるようになる

  ↓

できたことを認められる

  ↓

ますます好きになる

  ↓

このスパイラルがよい方向に向かって繰り返される


このようなプラスのスパイラルになっていくのです。


いかにして算数を好きにさせるか。常にアイディアと工夫が必要です。

自分で考えてごらん

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「まずは自分で考えましょう」
授業担当者がよく使う言葉です。

児童生徒の思考力・発想力を育てるためには大切な過程です。
しかし,「知らないこと」は考えられません。

必要な知識があるからこそ考えられるのです。
考えさせるためには,考えるための材料を児童生徒に与えなければなりません。

考えるための材料は少なすぎず,多すぎず提示することが大切です。
これはどの教科にもいえることで,児童生徒が完成させたときの達成感の大きさに影響します。

まちがいを残す

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「まちがい」は「消してしまわないで残す」


「ひっさんの横線」は「定規で引く」


「そんなのあたりまえ」「指導しようと思ったがやってない」「最初(4月)に指導すればそのくらいすぐに定着する」「言わなくてもできている児童もいる」・・・


現場の先生からは上記のような声が聞こえて来そうです。



◆どこを間違えたのかがあとになって自分で分からない


◆定規で引かないために位取りがずれる


このような経験はないでしょうか?



1年間指導して来た結果はこうしたノートに表れるものです。「教えたこと」でなく「身についたこと」で自分の指導力を判断すべきです。


指導力のある先生の授業は「細部がていねい」なのです。



モノが使えた時に感じる「できた感」の大切さ

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児童生徒が、学習活動の中で「モノが使えた時に感じる『できた感』」は大切にすべきです。


少し詳しく書けば、学習活動に伴って、分度器で正しく角度を計測できた(例 80度と100度を混同しなかった)、ピペットで液体を扱うことができた(例 ゴム部分の持ち方、動かし方が身に付いた)などにより感じる「正しく、適切な、目的に合った」モノの使い方ができた時の『できた感』です。



学習指導案の、いわゆる指導上の留意点欄に、「モノの明記、モノの扱い方の記述」がある指導案はハイレベルです。


ハイレベルとはここでは「学習者のことを見えている指導者だから、このように書くことができる」という意味で「児童生徒を見る目が確か」と言うことです。


「目の確かさ」は「誰もが確かな習得へ」の授業づくりにつながります。



ちょっとした工夫で

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理科の授業では体験することが一番です。

この実験は自作教材による振り子の長さと周期の関係を調べる実験です。

体験することで,「面白い!」「なぜだろう」「こうやったらどうなるだろう」という科学の目が育ちます。

児童生徒に体験させるためにはこのような簡単な自作教材をつくるのも1つの手です。
なかなか時間がなく大変ですが,ネット等で検索すると簡単に自作できる実験道具が紹介されています。

道具だけそろえて,児童生徒が製作するものも紹介されていますので,お試しください。


校内研で力量アップ

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・授業を見る目(眼力!)

・授業を語る口(描写力!)

・授業を改善する意識(提案力!)


いずれも,校内研修のポイントです。


今日(1月22日)訪問した学校では,このような意識が高まる研修が行われていました。


研鑽を積む,の「研鑽」は「切れ味良くするためみがくこと」または「とぐこと、あけること」の意味です。






取手市授業力向上研修会(算数 数学)

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昨日は,市内の小学校で取手市授業力向上研修会(算数・数学)が実施され,約80名の市内小中学校の先生が参加しました。

講師に,都留文科大学の滝井章先生をお迎えし,模範授業及び講演会が行われました。


模範授業では,滝井先生の「間違えても大丈夫だよ」という優しい言葉や「なぜ」を考え説明する授業展開に,どんどん子供たちが引き込まれていく姿がとても印象に残りました。


講演会では,

・算数・数学の授業は,学級経営の充実がなければ成り立たないこと。

・そのために大切なことは「笑顔」と「目を合わせて会話する」こと。

・1つの授業で全員の児童生徒に活躍の場や発言の場を与えること。


など,数多くのことを教えていただきました。


参観された先生方の感想からは,「クラスの子供たちにすぐに会いたくなった。」「明日からすぐにやってみたい。」「なぜを考えさせる授業にこだわっていきたい。」などが聞かれ,たいへん有意義な研修となりました。


掃除を一生懸命やるということ

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以前中学校に勤務していたとき,一緒に仕事をした先輩の先生がおっしゃっていた言葉で印象に残っているものがあります。

「掃除を一生懸命やる生徒は第一希望の高校に合格する」

最初は本当かなと疑問に思っていましたが,確かにその通りでした。
掃除を一生懸命やる生徒の多くが第一希望の高校に合格したのです。

当時は掃除と合格の因果関係がよく分かりませんでした。
皆さんは分かりますか。

たぶん,掃除というどちらかというとやりたくない当番活動を,手を抜かずやることができるということは,受験に向けての勉強もあきらめず最後まで頑張ることができるということなのだろうと思います。

今は高校入試の真っ最中です。
全員が希望の高校に合格できることを願っています。



冬はつとめて(2)

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写真は利根川に架かる鉄橋です。

取手出身の筆者は、上野方面からこの鉄橋を渡ると、取手に帰って来たなあということを感じます。


さて、冬は快晴が多いため、空の色が刻々と変わるのを楽しむことができます。

また木星や火星、また、金星が見えるためその輝きの美しさは格別です。


冬の朝は、空を楽しむには絶好です。



情報不足の問題から自ら課題を発見する力を

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この問題を提示したとき,児童は「これじゃあ,求められないよー。」と言います。

そこで先生は,「何が分かれば,求められるかな?」と切り返します。

すると児童は,『底辺と高さの長さが分かれば,求められるぞ!』と自ら必要な情報は何かということを考えるようになります。

このような問題を提示することで,自ら課題を発見する力を向上させることができます。

冬はつとめて

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冬はつとめて


清少納言は枕草子で冬の朝の素晴らしさを描いています。

雪の朝ならずとも,冬の朝は魅力的です。

明け方の空の色と星は魅力のひとつです。


ここ数日は冬の朝らしい冷え込みが続いている取手市ですが,少し早起きをして冬の朝を楽しんではいかがでしょうか?


【写真】取手市内で撮影した夜明け







黒板は授業中の参考書

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児童生徒は授業の最後に,授業のまとめをノートに書きます。

多くの授業では,先生がまとめたものを写すのではなく,自力でまとめの文章を書きます。

しかし,上手にまとめの文章が書けないことが多々あります。
そのような時どうすればいいのでしょう。

まとめを書くための手がかりになるのは「黒板に書かれていること」です。
黒板に書かれていることは,その時間の内容が順番に書かれているので授業を振り返るのに最適です。

板書がしっかりしていると,児童生徒は安心して授業に臨むことが出来ます。
分からなくなったらすぐに黒板を見ればよいのですから。

いよいよ明日から三学期です!

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取手市内の小中学校は,明日から三学期がスタートします。


先生方は教室をきれいに掃除して,児童生徒のみなさんに会えるのを

今か今かと待っています。


三学期が終わったときに

「このクラスで良かった。」

「○○先生のクラスで良かった。」

「来年度もがんばろう。」

と,一人一人の児童生徒に思ってもらえるように

先生方は三学期を迎える準備をしています。
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