説明上手であるために

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児童生徒が解き方を説明するなどの際に、より分かりやすい説明ができるほうが良いのは言うまでもないことです。

児童生徒にとって、説明のしかたの身近なグッドモデル(模範)は教師です。

教師は、説明上手でありたいものです。


さて、ビジネス誌には「上手なプレゼンのしかた」「分かりやすい説明のしかた」等の特集がしばしば組まれます。


「説明上手」になるためにビジネス誌は何よりの教科書です。


・短いセンテンス

・分かりやすいキーワード

・趣意が1つの段落づくり


こうしたノウハウが雑誌には提示されています。ノウハウは文字通り、知っていて、やり方が分かってこそ意味があります。


説明上手であるための努力を重ねたいものです。



証明の授業の充実

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中学校3年生数学,証明の授業です。

「証明したい!」「証明って楽しい!」と生徒たちに思わせるために,先生はいろいろな工夫をします。

写真の授業では,このような工夫がありました。


図形が動く様子をパソコンで視覚化

図形が動く様子を自分で動かして確認できる教具


目で見て分かったり,自分の手を動かして分かったりすることが理解を深めます


この授業でも楽しみながら証明の授業に臨む生徒たちの姿がたくさん見られました。



付箋の活用

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グループ学習等で子どもたちが考えを共有する学習があります。

お互いの考えを聞くことで,自分の考えをより深めることができます。

共有する際,個々の考えを付箋に書いて一枚の紙に貼る方法があります。
付箋は貼り直しすることができるので,考えを変えたときに外したり,順番を入れ替えたり,考えをまとめたりできます。

その瞬間,その瞬間の考えを共有することできるので,より考えを深めることが可能です。

研修視察〜愛知県豊川市から

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愛知県豊川市教育委員会「国内研修派遣事業」により、豊川市立中学校の教頭先生が、取手市に研修視察に参りました。


取手市で進めている小中連携に関する取組についての視察が中心でした。


指導主事によるキャリア教育を基盤とした小中連携についての説明、市内の小中学校の授業参観、中学校音楽担当による小学校合唱指導の実際、市音楽会参観、教育相談センターの対応の説明を行いました。


遠方より本市へ視察に来ていただきありがとうございました。



多様な考え方の1つ1つを大切にする

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5年生算数の学習です。この問題は,五角形の5つの角の大きさの和を求めます。

子供達は,既習事項を生かして何通りもの求め方を考えました。



算数の授業では,この後に「は・か・せ・どん」という言葉がよく使われます。

「は・か・せ・どん」は「速い・簡単・正確・どんなときも」を表し,多様な考え方から最もよい考え方を選ぶときによく使われます。


しかし,この授業では「は・か・せ・どん」は使われませんでした。

それは授業のねらいが,「多様な求め方を考えることで,思考力を高める」というものであったからです。

このように,子供達に多様な考え方をさせたいときは,最もよいものを1つ選ぶのではなく,考えついた求め方1つ1つを大切に扱っていくことで,子供達の考える力を育むことができるのです。

スマホを持つ前に思いやりや

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スマホを持つ前に持つべき思いやり、そして、判断力。



筆者は「スマホを持つ前に『思いやり』をもっているだろうか? 『判断力』を持っているだろうか?」と問うことに意味があると思っています。



思いやりは想像する力です。


『既読』が付いたのに返信が無い(=既読スルー、既読無視)ので腹を立てた、というような生徒同士のトラブルがたびたび聞かれます。


しかしどうでしょう? 『既読』はついたけど、返信できないような状況なのだろうなと相手の様子を想像できる、できないは大きな違いです。


載せて良いもの、良くないものの判断力もしかりです。



取手・秋・紅葉

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暦の上では、立冬を過ぎました。

取手市は木々の葉が黄や赤に変わって来ました。


芸術の秋、スポーツの秋です。


空手道演武

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きょう(11月6日)は、市内の中学校で、県指定3年目、市研究委嘱2年目の学校保健学校安全の研究発表がありました。


その中で空手道部の生徒による演武がありました。(写真)


素晴らしい演武に会場は息を飲み、盛大な拍手が送られました。


これからもますます素晴らしい活躍を祈りたいと思います。


数直線を使いこなす!

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算数や数学の問題の解決には,数直線が驚くほど効果を発揮することが多々あります。


数直線は,数の大小を視覚的・直感的に捉えることができるというよさがあります。

比例では,数の増減を対応させて考えることができます。

また割合では,1とみる数量と比べる数量との関係を視覚的に捉え,立式を容易にするよさもあります。


学年が進み,数が負の数まで拡張されると数の見方・考え方が広がり,平方根も1本の数直線で表すことができるようになります。

数直線を自由に使いこなすことができるようになることが,算数・数学博士への早道となるのです。

観察実験における条件制御

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理科の観察・実験は問題解決能力を身につけるうえでとても大切です。

児童生徒が観察・実験をやって「楽しかった」だけでは力は付きません。
観察・実験をとおして,学年ごとに求められる力は高くなります。

小3で求められる力は「比較」です。
結果を比較することで共通点・差異点を明らかにすることができるようにします。

小4で求められる力は「関係付け」です。
なぜそのような結果が出たのか,関係する要因と関係付けて考えることができるようにします。

小5で求められる力は「条件制御」です。
関わる条件のうち1つだけ変えて(他の条件はそろえる),結果の変化を考えることができるようにします。

この条件制御を理解して観察・実験を行うと,2つ以上の結果になぜ違いがでたのかを簡単に理解することができます。

小5以上の児童生徒に「条件制御」を理解させることは,複雑になっていく観察・実験に対応するうえでとても重要です。


WHAT IS THIS?

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WHAT IS THIS?


この「ものを当てて答える」外国語活動では、写真のように一部分のみ提示するのも良い方法です。

上の絵はハンバーガーですが、どの程度提示するかは状況によります。


一部分示すことによって、集中したり、気づく児童が異なったりと、授業展開にメリハリが出ます。



投げる力をつける練習(UD例)

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投げる力をつける練習の様子です。



投げる力は

1 投げる角度(方向)が分かる

2 スナップをきかせることができる

3 動くからだを保持できる

などによりつきます。


とは言っても・・・ 1,2,3について「言葉で言う」のは難しいことです。

言うのも難しいのだから,それを聞く子供はもっと難しいことでしょう。



そこで写真のように「投げる角度にロープを張る」と分かりやすくなります。

ここでは,虎ロープにバトンを通しています。



ユニバーサルデザイン(UD=どの子にも分かりやすい)の授業づくりの例です。




国際理解教育

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国際理解教育が推進されていますが,本日(10月29日),16名の市内の中学生が,取手市姉妹都市交流のため,アメリカ合衆国カリフォルニア州ユーバ市に向かいました。

現地では,ホームステイをしながら,文化や歴史を学び,英語でコミュニケーションを図ります。


出発式では,代表生徒が力強い決意表明を行い,市庁舎前で多くの方に見送られて出発しました。


たくさんの人との出会いや様々な体験が,生徒たちの未来に大きな影響を与えることとなるでしょう。

黒板は宝の山

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子どもたちの作業が中心となる授業の場合,板書がおろそかになってしまう時があります。

しかし,子どもたちが作業に行き詰まった場合,頼りにするのは・・・そう,黒板です。

やり方が分からなくなったとき,アイディアに詰まったとき,ちょっとしたヒントをもらうのは黒板に書かれている内容です。

話をするだけでは,子どもたちにはあまり伝わりません。
本当に必要なことは,視覚に訴えないと伝わらないのです。

子どもたちが作業を始めるまでに,必要なことが板書してあると,子どもたちは安心して,自主的に活動を進めることができるのです。

学校訪問(計画訪問)において

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学校訪問(計画訪問)においては、学習指導、生徒指導、道徳、特別支援教育などの重点的事項について指導助言しています。


分科会では、授業改善についての授業者からのコメントをもとに、指導主事からの具合的な助言をしています。


授業公開時は、中学校区内の小中学校教員が、授業を参観することもあります。


写真:市内小学校での計画訪問(全体会)の様子



タブレットを使って特派員!

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理科の実験の授業です。

子供たちは,グループごとに様々な実験を行い,タブレットで実験の様子を動画撮影しています。

動画撮影をした子供達は,特派員としてタブレットを持って他のグループに行き,自分達のグル―プの実験の様子を動画で見せながら説明します。


特派員は交代で全員の子供が体験します。

タブレットというアクティブ・ラーニングに有効なツールを活用して,子供達が生き生きと学習に取り組む授業が展開されています。


学校防災教育研修会

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きょう(10月21日)は、学校防災教育研修会が開催されました。


各校の防災教育担当者の参加による指導者の資質の向上を図るための研修会です。


講師の先生からはカードを活用した防災教育や防災士の育成についての研修や実践内容について講演いただきました。

考えるための手立て

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授業中,自分一人で考える「自力解決」という時間を設定することがあります。

考えるためには,そのための知識が必要です。

その知識は,前時までの授業内容であったり,日常生活から得たものであったり,教師からのヒントだったりします。

教師からのヒントの出し方もいろいろありますが,黒板に掲示するのも一つの方法です。

必要な生徒が,必要なときに黒板を見ることで,「自力解決」の手立てとなります。

「自力解決」ができると,向学心につながります。
教師のちょっとした手立てが生徒に自信をつけさせます。

本時の「ふりかえり」を書く時に

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この時間の学習をふりかえって、自己評価を書くことがあります。

ふりかえりを書く時には、


◆キーワードを書く


ようにすると良いふりかえりができ、この時間の学習内容に対して自分はどうであったかが分かります。



上の写真の例では

◆引きということが分かった(何割引きにするといくら?)

◆定価の求め方が分かった(何%引きで購入したら**円、では定価は?)


などが具体的に書かれています。



授業のねらい(指導のねらい)と、児童生徒の学習のふりかえりが一致します。


(ふりかえりは焦点化しないと、「分かった」「できた」「難しかった」「まあまあ」などの表記になりがち)



本多作左衛門の墳墓が取手に

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「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」


短く、要を得たこの手紙で有名な本多作左衛門(重次)の墳墓が、取手市にあります。(写真参照)


JR取手駅から徒歩10分。


また、近くに、本多作左衛門ゆかりの寺である本願寺があります。



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