はっきりとした指示が活動を支える

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良いところを良いと示す。

改善する(直す)ところはここであると示す。

これらを板書で常に分かるようにする。


児童生徒ははっきりと指示がなされたほうが活動が良くなります。

こうした板書は簡単なように見えて、この明確な指示が、意外とできていない教室が多いのです。



タブレットで算数の適用練習

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取手市のある小学校1年生の授業の様子です。

一人1台のタブレットを使って,練習問題に取り組んでいます。

立体図形を仲間分けするのですが,立体を指でタップすると自由に動かせるようになります。

「これはこっちかな,これはあっちかな」と頭を使って考え,指を使って立体を動かしていました。


子供たちは,とても喜んで取り組み,見事全員正解することができました。


やりたい,動かしたい,全員できた! という瞬間をみんなで共有できた素晴らしい授業でした。

実物に触れる大切さ

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児童生徒が普段,目にすることがないものを授業で扱うときにどのようにするか。


写真の提示,動画の視聴等でイメージをもたせることが大切です。
しかし,イメージをもたせる最大の方法は「実物の提示」です。

写真は「無セキツイ動物のからだのつくり」を調べる観察です。

いくら写真を見せても,動画を見せても,児童生徒の目で本物を観察する効果に勝るものはありません。

実物で確認できる場合にはできる限り本物で授業をすることが大切です。

第1発問 第2発問

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第1の発問で考えを引き出す。

第2の発問で根拠を尋ねる。


これは「発問のねらい」を明確にした良い例で、児童生徒に「考えと根拠の整合性」を理解させることができます。


「ごんぎつね」の最後の場面で見てみましょう。

先生「たおれたごんのところへかけ寄った兵十は、まず、家の中を見ましたね。どうして家の中を最初に見たのですか?」

児童A「はい。ごんにいたずらをされていないかどうかを確かめるためです。」

先生「なるほど。Aさんは、どこを読んでそう考えたの?」

児童A「この場面の少し前に『ごんぎつねめがまたいたずらをしに来たな。』というところです。ごんが来たことをいたずらをしに来たと兵十は思っています。」



このように、叙述に根拠を置いて、考えを広げる、深めることが言葉の力をつける学習活動になります。



階段を利用して

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学校の階段には,よくこの写真のようなものが貼ってあります。

これは,生活しながら学習に慣れ親しもうという取組です。


写真の例は,算数の計算問題です。計算の答えを求めるのではなく,いわゆる虫食い算になっています。


このような工夫が学習に慣れ親しむだけでなく,子供たちの好奇心をくすぐり,思考力を伸ばすきっかけとなっていきます。

親子学習会で

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市内小学校の親子学習会で「スマホどう使う?」のミニ授業を行いました。


「Facebook」「Twitter」「LINE」などの使用において、自分と相手との関係をどのように築いていくかは大切なことです。


マイスマホを所持する前にも、そしていつでも持ちたい相手を思う気持ちの大切さを授業の中で児童と保護者の皆さんに話しました。


ネットは情報源のひとつであり、情報の有効活用ができて初めて意味があります。ネット依存は危険です。


ICTを有効に活用する

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児童生徒にとってグラフを正確に書くということは難しい作業の一つです。

グラフを書くのに手間取り,授業本来の課題にかける時間が短くなってしまうということも度々起こります。

また,間違ったグラフを書くことで思考を深めることができなくなってしまう場合もあります。

その2つの課題を解決するために,ICTを活用するという方法があります。
値を入力すると自動的にグラフが表記できます。

グラフを書くことが授業の目的ではない場合には有効な手段です。
その後,児童生徒が「なぜそのようなグラフになったのか?」ということを思考する時間をじっくり取ることができます。

金星探査機あかつきの快挙

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金星探査機「あかつき」が金星の軌道に入ることに成功!

快挙です。



JAXAの軌道修正担当者は金星の軌道計算数値を紙のノートに来る日も来る日も書き付けていました。

JAXAの本機の稼働担当者は機体の消耗の大きい部分を太陽側に向けないように微調整しながらの操作でした。


チームJAXAの快挙と感動しました。




表への書き足しが理解を深める

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6年生の算数,比例・反比例の授業です。

この授業では,表から反比例の特徴を発見し,理解することがねらいです。

表は,「横にみる」「たてに見る」ことが基本となります。


表を横に見るときは,上の写真のように,増加や減少の様子を矢印を使って書き足すことにより,2つの数量がともなって変化する様子が一目瞭然に分かります。


また,表をたてに見るときは,下の写真のように,上下の間に×を書き足すことで,上と下の数をかけると,いつも決まった数になるということの理解が容易になります。


比例・反比例では,表に矢印等を書き足すと,こんなに分かりやすいんだと子供たちに実感させることが大切です。

生き物の成長に触れる

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今年も市内各小学校に鮭の発眼卵が「取手大利根ライオンズクラブ」の皆さんのご協力で配られました。
各小学校では2月中旬まで飼育し,利根川や小貝川に放流されます。

生き物の飼育は子どもたちの情緒教育においてたいへんに有効です。

心を込めて飼育をしていても,途中でうまくいかないことが多々あります。
そのたびに,生きることのたいへんさを身をもって体験することになります。

それは,「生命尊重」さらには,人とふれあるときの「優しさ」や「思いやり」につながっていきます。

今年もたくさんの鮭が放流されることを願っています。

ひらがなのもとは漢字

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い = 以

ろ = 呂

は = 波


このようにひらがなのもとは漢字です。

もとになった漢字を知るとひらがなの形が整います。



「わ」「れ」の「縦の棒」はかなり左に引くことになりますね。

「な」や「か」の間隔を意識すると、形がまとまりますね。



このように「もとになった漢字」を知ることで驚くほどひらがなの形が整います。




先人の偉業

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先人の偉業。

写真は間宮林蔵像です。小貝川三大堰のひとつである岡堰の中の島に立っています。



江戸時代、間宮林蔵は幕府の命を受け、北海道の北の海を探検しました。

「樺太は島なのか? あるいは半島なのか?」

これを確認するためでした。



行動力にあふれた間宮林蔵は探検の結果、樺太が島であることを突き止めました。飛行機も無くドローンもない時代のことです。


林蔵が渡った海はこの偉大な探検家にちなんで「間宮海峡」と名付けられました。


林蔵は今日も、威厳ある立ち姿を我々現代人に見せています。




中学校数学学力向上研修会

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本日は,茨城県教育研修センターにて中学校数学学力向上研修会が行われました。

「証明」の指導について,パネルディスカッションや講演等において,貴重な話をたくさん聞くことができました。

その中で全国学力・学習状況調査における証明の問題の茨城県の生徒の状況について,無回答率が増加傾向にあることが問題であると指摘がありました。

一人一人が一生懸命考えた証明の良いところを見つけ,ほめて認めて伸ばしていくことが大切だと再認識しました。

築地で水産業の学習題材を探す

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筆者は、先週、築地を訪れました。
テーマが水産業の学習である研究会に参加するためです。


築地には早朝から魚、魚、魚。
あらゆる種類のいろんな大きさの魚が並んでいました。


ターレット(電動小型運搬車)が行き交い、活気にあふれていました。




授業を想定し次のような発問を考えました。


Q 築地で働く人たちの包丁はどのくらいの長さだと思いますか?

児童のイメージする「包丁の長さ」をはるかに超える1M50CMくらいの包丁も使われていました。



Q 築地に来るのは日本人ですか?

私の多くの耳には多くの国の言語が聞こえて来ました。日本人はもちろん築地は外国人にとっても魅力あるスポットでした。


築地でたくさん学び、その後、筆者は、研究会に向かいました。








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