最新更新日:2024/05/14
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学校教育目標 かがやく生命(いのち) ひろがる笑顔

寒いけど温かい全校音楽

今週の全校音楽は、5年生の企画で行われました。
 まず準備の段階で、『世界がひとつになるまで』という歌を全校のみんなで楽しく歌うために、どんなことができそうかということを各クラスからアイデアを出してもらいました。そのアイデアを放送委員会が持ち寄って音楽専科といっしょに話し合ってひとつの形にしました。それは次のようなものでした。
 広い校庭で歌おう!
 全校のみんなで手をつないでひとつの輪になろう!
 輪になった手をみんなでふりながら歌おう!
5年生の子どもたちの願いは『全校がひとつになりたい』というものでした。まさに『世界がひとつになるまで』という歌にぴったりあったアイデアです。
さて、何しろ校庭で全校音楽を行うのも、校庭で全校のみんながひとつの輪になるということも、穂高北小学校では初めての取り組みです。加えて最近のこのすさまじい寒さの中、校庭で行うということなど、課題は山積みでした。子どもたちはいろいろ工夫をしました。
 寒いから温かい服装で出てきてもらおう。
 でも、手を握るときは手袋をはずしてお互いの手のぬくもりを感じあおう。
 5年生のどこかひとつのクラスが一番最初に並んで、校庭に出てきた順にそこからつながっていこう。
 並んでもらうときには代表委員が案内しよう。
 放送委員は輪の真ん中で小さな輪を作って見本になろう。
そしていよいよ当日になりました。穂高北小学校のみんなで輪を作ると、本当に南グラウンドの隅から隅までが必要で、本当に大きな大きなひとつの輪ができました。「手袋を脱いで隣の人と手をつなぎましょう!」「つないだら、手をふりましょう!」「となりの人と気持ちよく手をふれる強さでふりましょう!」と声がかかると、全校のみんなが本当にひとつになりました。みんなの手が揺れています。そこへ音楽が鳴り始め1回目の歌が始まりました。距離が遠いので音のずれがあり、少し戸惑いながらも、2番まで歌いきりました。
すると放送委員が続けました。「全校の皆さんが本当にひとつになっているか、みなさんを呼んでみたいと思います。5年生のみなさ〜ん!!!」輪の中から5年生の子どもたちが大きく振りながら「はぁ〜〜〜い!!!」と応えました。続いて「1年生のみなさ〜ん!」「2年生のみなさ〜ん!」と呼んでいき6年生までいきました。どの学年の仲間も「はぁ〜〜〜い!」と5年生に続くように応えてくれました。まさに全校の心が本当にひとつになっているようでした。
続いて2回目を歌いました。2回目はさびの部分でみんなで8歩中央に向かって歩き、また8歩で元の場所に下がるという企画でした。マイムマイムのように、みんな楽しく前に出てきていました。ここで驚くことが起こりました。1回目、あれだけズレて戸惑いながら歌っていた子どもたちが、2回目は全くずれていないのです。それは、中央にいた放送委員が一生懸命指揮をしていることに全校の子どもたちが気づいたからでした。グラウンドの端から中央までの距離を考えてみてください。ものすごく遠いのです。よっぽど気にしていないと見えません。放送委員が願いをこめて何も言わずにただ必死にふり続けた指揮に応えて、全校の仲間が遠くからそれをしっかりと受け取った瞬間でした。まさに穂高北小学校の『世界』はひとつになりました。子どもたちも職員もみんなひとつでした。これは本当に感動しました。終わった後、誰からともなく拍手が起こりました。教室で「どうだった?」と聞くと興奮気味に感動を語ってくれる子どもたちがたくさんいました。
あんなに寒い日に、あんなに広い校庭でこんなに心温まる活動ができ、みんなで心ひとつになれる子どもたちってすごいと思います。しかも、今回は全校です。私個人的にはこの数年の子どもたちの心の成長をものすごく強く感じて、とてもうれしいです。こんな仲間とともに、うれしいことも悲しいことも、ともに分け合って前に進んでいけることをとても幸せに感じています。

長野へ社会見学に行ってきました

 先日長野に社会見学に行ってきました。NHKでは、3D映像を視聴し、本当に目の前を魚が泳いでいるかのような体験をした子どもたちは、思わずスクリーンに向かって、魚を捕まえようと手を伸ばしていました。また、本物のテレビカメラをもつ場面では「これ、汁缶より重いよ。」「え!?何キロぐらいあるの?」などカメラをかついで撮影をする人の苦労を感じていたようです。信濃毎日新聞社では、印刷機が1秒間に47部もの新聞を印刷できることに驚き、新聞発行のスピーディーさを感じ、新聞を作る人々の「長野県を暮らしやすい県に」という思いを感じることができました。
 5学年では初めて、多くの人々が集まる公共の場に150人という大勢で出かけていきました。まだまだ、公共でのマナーに指導が必要なところが見えました。来年は、東京です。子どもたちにとって、来年のことを意識するいいチャンスになったと捉え、これから学年全体で学習していかなければと思っています。いいところもありました。学校で「時間を守ろう。」ということに取り組めている子どもたちは、学校でない場所に行っても集合時間に誰一人遅れることなく行動することができました。「力がついているな。」と感じました。
 日ごろの教科書や資料集を使った学習と違って、その場に流れる空気、働く人の表情など、生のものに触れ、いっそう学習が深まりました。これから各クラスで、一人一人が発見してきたことを今から出し合い、まとめをしていきます。子どもたちがどんなことに気づき、どんなことを感じたのか、今から楽しみです。

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仲良し旬間

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11月5日〜15日まで、仲良し旬間です。6日(水)には、校長先生やわかくさ学級の北澤先生が、『苦手と得意』が誰にでもあることを話してくれました。校長先生にも、私たちにも、誰にでもある苦手なことと得意なこと、みんな違ってみんないいんだということを改めて心に刻むことができました。
同じ日に、人権講演会もありました。「信州流星クラブ」の方々が来て下さり、交通事故の話や車いすの生活のこと、車いすバスケットの話と実演をして下さいました。車いすの生活では、家の中ではバリアフリーで生活しているが、外に出ると不便なことがあり、例えば、自動販売機でお金を入れようとしても車いすに乗っていると手が届かない高さにコイン投入口があり不便な思いをしているそうです。また、足が不自由になったけれども、車いすバスケットと出会い、希望をもちがんばっていることをお聞きし、バスケットの実演もして下さいました。その後、5〜6年生数名で車いすバスケットを体験させてもらいましたが、競技用の車いすに初めて乗った子どもたちは「操作が難しかったけど、やっているうちに慣れてきた。」と感想を言ってくれました。
11月は、児童会でも仲良し読書、仲良し給食、クラスマッチ等を計画しています。お互いを思いやり認め合うやさしい心が全校に広がるといいと思います。

運動会、精一杯がんばりました!

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運動会当日はとても暑い一日でした。しかし、その暑さの中で自分の種目に全力で立ち向かう姿、最後まで係の仕事に責任もって取り組む姿を見ていただけたと思います。約2週間、練習を重ねてきましたが、その成果が発揮された運動会になりました。
 運動会の数日前に、全校で閉会式の練習をしました。この練習は大玉送りなどの競技の練習に比べるとあまり楽しい練習とはいえません。でも、「本番は一番疲れているときに閉会式をやる。そのときに疲れている自分に負けない閉会式にしよう。」という全校のめあてを持ち、最後まで精一杯の力で閉会式ができました。5年生も閉会式の音楽がかかると、すぐに黙って入場行進の隊形に移動しました。疲れを感じさせない堂々とした入場がとても素敵でした。これはそうしためあてを全員が持っていたことと同時に、この2週間、それぞれが自分を鍛えてきた成果だと思います。それが、ちょっとしたことにも負けない力になっていたように感じました。
 5年生は運動会の後も、係活動として最後まで運動会の片付けをしました。自分の仕事が終わると「他にやること、ありませんか?」と聞いてくれる5年生、うれしかったです。自分たちが動かす運動会という意識が今年できたと思います。来年がますます楽しみです。
 保護者の皆様には、お弁当の準備、運動会の片付け、学校からのいろいろなお願い等、運動会へのご協力、ありがとございました。おかげ様で、とてもさわやかな運動会になりました。

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