穏やかな天候のもと，本校の卒業証書授与式を１５日（金）に行いました。朝は多少冷え込んでキリッとした空気の中でしたが，体育館中に子どもたちの歌声や呼びかけの声が響き，４２名の卒業生が巣立っていきました。
　平成最後の卒業式が終わり，本校の本年度の教育活動も終了しました。本校をお支えいただいた皆様，ありがとうございました。

　児童会主催の「６年生を送る会」が開かれました。
　姉妹学級で一緒に活動してきた１年生と手をつないで６年生が入場した後，各学年からの出し物がありました。それぞれ，６年生へのお礼や励ましの気持ちをこめて工夫された出し物でした。５年生からは，寸劇の他に，６年生一人ひとりの顔写真とメッセージを編集したスライドショーがありました。
　本校の特色である縦割り班でゲームを楽しんだ後，各班の在校生から６年生へ色紙のプレゼントがありました。６年生は，ちょっと照れくさそうにしながら，プレゼントを受け取っていました。
　６年生からは，自分たちでつくった本校の防災マップと，素晴らしい歌声のプレゼントがありました。
　思い切り笑ったり，ジーンと胸に響いたりと，とても心に残る素晴らしい会になりました。新しく発足した５年生の新児童会にとって，これが新年度に向けたジャンプ台です。みごとに良いジャンプができました。

　保健教育の一環として，４年生が「赤ちゃん先生」の授業を受けました。生後２ヶ月から１歳１ヶ月の赤ちゃん５人とそのお母さん方に来ていただいて，写真を見せていただいたり，赤ちゃんを抱っこさせていただいたりしながら，「命のきせき」を学びました。
　グループごとにわかれて赤ちゃんを抱っこさせてもらいましたが，本当に大事に大事に抱っこしていました。中には，自分の服の金具で赤ちゃんを傷つけないように，上着を脱いで抱っこする子もいました。
赤ちゃんの成長過程の写真を見ながら，自分の成長と重ね，命が生まれることの不思議さや，今ここにいることのありがたさを感じた１時間でした。