最新更新日:2024/05/08
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学校教育目標 自ら学ぶ 共に学ぶ 人から学ぶ

深秋の風物詩

 今年の天候の影響か、それとも手入れを欠かさない校用技師Hさんのお陰か、例年にも増して東中の前庭の紅葉が色濃く、背景の空や山々によく映えます。(上段写真)

 同様に、先週まで碌山美術館も色とりどりで、紅葉を楽しんでいる観光客も多くいました。木々が多い分、落ち葉もたくさんです。11月に入ってから増員した3、2年生が清掃の時間に掃き集めています。(中段写真)
 その姿を見た観光客の「中学生が美術館のおそうじをするって素敵ね」という会話が聞こえてきました。お褒(ほ)めの言葉をかけていただいた3年生は、「ずっと前の先輩たちから続けているんです。」と答えると、「なおさら素敵だわ」と返されました。東中生にとっては普通のこと。それを褒めていただけるとうれしいですね。(下段写真は3年生の学級担任メッセージ)

 さて、紅葉。残念ながら、この週末の風雨でずいぶん散ってしまいました。

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日常生活の、こんなところでも使える数学

 中信地区の算数・数学の先生方が来校され、公開授業が行われました。

 この日の授業のお題は、「東中生が集めた紙パックの総数は何枚だろう」

 手間をかけずに、全体で13,356gある紙パックの枚数を知る方法を考えました。多くの班で、紙パック1枚の重さを量り、表やグラフ、式に表すことで答えを導いていきました。計量結果を情報端末に入力してグラフ化することで、紙パックの重さは枚数と比例関係にあるとみなしていきました。

 この授業で学んだ術は、他の生活場面でも使えそうですね。

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分かったことを伝える力 分かるために聞く力(1)

 1年生のしゃくなげタイム(総合的な学習の時間)のテーマは「穂高を知る」です。

 「穂高地域にゆかりのある歴史的な人物やできごと」をテーマに5月、学区内を1日かけて歩き、追究する対象との出会いを楽しみました。そして、【等々力孫一郎(拾ヶ堰開発者)】【井口喜源治(研成義塾主宰)】【相馬愛蔵(実業家 新宿中村屋創業者)】【荻原碌山(明治期の彫刻家)】【深沢勇市(大王わさび農場創業者)】の各グループに分かれて、毎週木曜日の午後、調査や取材活動を進めてきました。

 11月1日は参観日。追究活動の記録を、ご家庭のみなさんや学年の仲間、先生方に発表しました。発表方法はパネルディスカッション方式。聞く側は、発表に対してたくさんの質問や意見を出すことが求められます。だから、よく聞かなければいけません。発表側は多くの人を集めたり、たくさんの質問や意見を得たりするには、伝える方法を工夫しなければなりません。また、質問に答えるだけの情報量が必要です。

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分かったことを伝える力 分かるために聞く力(2)

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 1学年しゃくなげタイム、パネルディスカッション当日の様子です。
 
 拾ヶ堰を開発した等々力孫一郎のグループでは、梓川から取水する際に採用したサイフォン方式について、実物模型を使って説明しました。その他にも、プレゼンテーションソフトで画像や写真を示しながらの説明、絶妙なかけ合いや劇を取り入れた発表、クイズ形式の聴衆参加型発表など、随所で工夫が見られました。

 クイズに答えたり質問したり発表に大きくうなづいたりと、保護者の皆様も参加者の一人として場を支えていただきました。
 
 「小学校時代や家での姿からは想像できません。」「ハキハキとしゃべったり、それをよく聞いたり質問したりとすごいですね。」 
 
 参観された保護者の皆様の感想です。生徒にとってこの上ない評価です。

なめらかに「側方倒立回転」する

 1年生の器械体操。「なめらかに側方倒立回転できるようになりたい」というねがいが、学習の推進力となっています。

 仲間に撮影してもらった自分の試技を動画でふり返ったり、仲間の補助ありで繰り返し練習したりアドバイスし合ったり。腰の位置を高く保つためにゴム紐を使った練習をしたり、姿勢を決める感覚をつかむために壁に向かって倒立したりと、できるようになるための試行錯誤を積み重ねました。

 イメージ通りに回転できた喜びを味わうために、何度も挑戦したりアドバイスしたりする姿がたくさんある1時間でした。

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こうして世代は引き継がれていく

 来年度の生徒会正副会長を決めるための選挙期間に入りました。つい1ヶ月前は、しゃくなげ祭開催に向けて3年生が中心となって進めていた生徒会。いよいよ引き継ぎの時期へと向かっていきます。先日は、2学年内選挙のため、立候補者演説と投票が行われました。

 下段写真は、3年生のある教室の連絡黒板です。3年生は第3回総合テストが終了。今まで以上に、それぞれの進路選択と学習に向き合う時期となりました。

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「かみかみ エブリバディ」

 ご飯の甘さを感じながら食事を楽しんでいますか?

 2年理科では、「ご飯をよく噛むと甘く感じる不思議」を解明しています。ヨウ素液とベネジクト液を使って「だ液が入っている試験管」と「だ液が入っていない試験管」の対照実験をしました。

 だ液を入れたベネジクト液を加熱すればデンプンに変わり、色が変化します。その結果を見て、「ご飯のデンプンがだ液によって糖に変化した」と結論づけるのが王道なのですが、変化しないグループもありました。ここから新たなサイエンスの始まり。謎は深まりますね。

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シャケおにぎり、最高じゃん!

 お弁当のメニュー作りをしている時、班の仲間の考えを聞いた瞬間のひと言です。

 安曇野市の小中学校でおこなっている「手作り弁当の日」に向けて、家庭科の授業で、お弁当の主食・主菜・副菜を考えています。お題は「旬の食材」「『お・い・し・そ・う』の5ポイントを意識する」  情報端末で調べたり、グループ内でアドバイスし合ったりしながら、「私だけのとっておきのお弁当づくり」を進めます。

 その生徒はさらにこう続けました。「まさに秋の旬祭り!」

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地域から見守られている交通安全

「安全な登下校を心がける」
「横断歩道では止まる・見る・待つ」

 学期の始めにこのことを改めて確認するために、交通安全教室を実施。校内放送で交通ルールやマナーの確認後、安曇野警察署や穂高交番、交通安全指導員や登下校見守り隊による街頭指導がありました。

 皆様には、日頃から東中生の安全を守っていただいています。学校職員との情報交換会では、年々登下校の姿が向上しているとほめていただきました。一方で、だからこそ、より一層、気をつけて登下校して欲しいとの願いも聞かれました。

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始業式前の学校

 8月23日。東中は今日から2学期始動。2枚の写真は、始業式前の学校の様子です。
 
 上の写真は校舎脇にあるアルミ缶回収コンテナ。夏は、3週間ほどで満杯になります。生徒会では、昨年度から地域の皆様に回覧板でアルミ缶の提供をお願いしています。今、世の中で盛んに言われているSDGs(持続可能な開発目標)の17の目標に当てはめるならば、『つくる責任 つかう責任』です。
 回収し、専門業者への引き渡し後に得たお金は、学校教育活動にとどまらず、地域のためになる活動の資金として使わせていただいています。多くの皆様のご厚意に感謝です。年間を通しての回収です。引き続き、ご協力をお願い致します。


 下の写真は3年生の教室です。夏休み中に、机と椅子を新品に交換しました。教科書や資料集のサイズが大きくなり、さらに一人一台端末を使っての授業が多くなった令和の時代の学習にあったサイズに、3年計画で入れ替えていきます。
 ちなみに、調べてみると、古い机の中には、新校舎となった昭和57年度の旧穂高中学校時代から使われてきたものもあります。40年間、大切に使い、引き継いできた先輩方に感謝です。

 
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未来型授業

 長野県教育委員会学びの改革支援課主催の「GIGAスクールオンライン研修会in安曇野」にかかわって、東中3年生の英語の授業を県内各地にライブ配信しました。

 ここ数年、各教科の授業で使われているデジタル教科書や情報端末の可能性について、全県に提案する授業でした。紙だった教科書がデジタルに、ノートに書いていたメモがタブレットへの入力へ、先生が聞き取っていたパフォーマンステストが端末に録音へ、発言や話し合いに加えてオンラインでも仲間の考えを知ることができるなど、、、。授業の風景は大きく変化しています。

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地域とともにある学校

 各地区の区長の皆様にお集まりいただき、9月12日実施予定の「地域と連携した防災学習」の打合せ会が行われ、各地区の代表生徒とともに当日の計画を立てました。
 
 事前打合せはするものの、ここ2年間は新型ウイルス感染症対策で残念ながら実施することができませんでした。その間に区長さんは交代し、3年生はこのままだと1度も経験せずに卒業してしまいます。

 打合せ会では、学校の中だけでは分からない、各地区の実情、地域で求められている学校や若者の役割について、たくさんのご意見をお寄せいただきました。各地区の生徒代表者も、活動内容について中学生ならではの感性でアイディアを出していました。当日は、よい活動ができそうです。
 
 この会でも、「地域とともにある学校」「地域の子どもは地域で育てる」「地域を支えるのは若者」ということを実感しました。

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分かったことや疑問を独り占めしない

 理科の授業では、「ふあふあお菓子」に含まれている成分について、見ただけでは見分けにくい粉末状の物質の種類を知る方法を考え、実験して謎を解明していきました。結果をレポートにまとめて相手に分かりやすく説明するために、今まで学習してきた内容を駆使して伝えている様子が印象的でした。

 社会の歴史の授業では、「縄文と弥生の生活 豊かなのはどっち?」をテーマに、立場を分けて討論しました。自分の考えの根拠となる資料を示しながら主張する姿。発表に対して疑問や問題点を指摘した相手に対し、新たな資料を使って応戦するやりとりは見応えがありました。

 いずれも1年生の授業。先生が一方的に教える授業は、はるか昔の光景ですね。

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夏の暑さにも負けぬ丈夫な,,,

 記録的な梅雨明けの早さとか、観測史上最も暑い6月といった話題がニュースから流れる度に暑さの感じ方が増します。

 こうした中、校舎外に目を向けると、陽が強くなる前に緑化委員は、植え付けを待つ花の苗にたっぷりの水を与えています。スタディ・サポート学級の畑では、夏野菜が辛抱強く育ち、収穫の時期を待っています。

 東中では、熱中症対策で「スーパークールビズ・キャンペーン」で半そでとハーフパンツでの登校や生活を推奨しています。教室は、朝からエアコンと扇風機が大活躍です。

 そのような中、3年生は高原の爽やかな風を感じながら北志賀で宿泊行事中です。中学校時代の最初で最後の宿泊学習。その様子は、来週お伝えします。

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カーペンターズ

 1年生の技術の授業では、木材加工の学習をしています。

 最終目標は、「オリジナル収納ラックをつくろう」。 その基本として、正しく木材を切る技術を身に付けなければなりません。

 「木材を正しく切るためのポイント」を全員で確認した後にいざ実践。でも、自分の切っている姿は分からないので、ペア同士で情報端末で録画した映像を見て、ふり返りをし、再度、木材を切っていきました。切断後、断面を指でなぞってみたり、机の上に置いて垂直に立つか確認したりして、正しく切ることができたかを自己評価していきました。
 
 ラックは秋の文化祭で展示する予定です。

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すべての現象には必ず理由がある

 2年生の理科では「化学変化と原子・分子」を学習しています。
 
 今回のテーマは、「二酸化炭素の中に火のついた物質を入れると消えるはずなのに、燃焼させたマグネシウムを二酸化炭素が充てんされた集気ビンの中に入れると、バチバチっと音を立てながら炎が出て、その後に炭らしき物質がビン内部に付着する」不思議を解明していきました。

 今まで学習して身に付けた知識を総動員し、その真相に迫っていったり、分かったことを身振りを加えながら仲間に説明したりしている姿が印象的でした。

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かっこいい大人の かっこいい生き方に学ぶ

 東中2学年の総合的な学習の時間のテーマは「かっこいい大人のかっこいい生き方に学ぶ」

 5月27日の職業見学で出会った、穂高地域西部にある牧地区で農業を営む飯沼竜也さんが今朝、来校されました。

 「農場に来て、農業や栽培している野菜に関心を持ってくれたのか、色々な質問をしてくれて嬉しかったです。その後、見学のお礼状までいただいて感動しました。」
「そのお返しに東中の後輩に、今朝収穫したブロッコリーを80個持ってきたので、みなさんでどうぞ。最高においしいですよ。」

 新型ウイルス感染症の影響で制限が多かった3年間。東中では、ご家庭や地域の皆様のご理解とご協力をいただきながら本年度、学校や家庭以外の人との関わり経験を多く設け、「人から学ぶ」学習を進めていきます。

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美術館の隣りにある学校

 碌山美術館と穂高東中学校は、隣接しているといったことだけでなく、開館当時から深い関係があります。
 当時の中学生が展示館の建設のお手伝いをさせていただいたり、3年生になると分担の一つとして毎日の清掃をさせていただくことが伝統になっています。東中生も美術館も旧穂高中学校時代から、「美術館は学校の一部」と思っているので、授業で訪れる以外でも入館は自由です。

 先日、「碌山友の会」主催の春の奉仕作業がありました。新型ウイルス感染症の関係でここ2年間は参加できなかった、東中学校の美術部の有志もお手伝いさせていただきました。草を取り、石を拾い、今後、増えていくであろう観光客のお出迎えの準備となりました。


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みんなで目ざす学年のすがた

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(上段)1学年141名の目標
(中段)2学年151名の目標
(下段)3学年167名の目標

各学年の東中生の姿から、目標が形になっていく様子を感じる毎日です。

赤おにと青おには、真の友だちなのか

 今日から2週間は、前期人権旬間です。5時間目の全校道徳では、学校長が授業者となって、童話「泣いた赤おに」を題材に、悩みや葛藤を抱えながらも相手を尊重して人間関係を築いていこうとする気持ちのあり方を全校で考えていきました。

 自分の考えを持ち(上段写真)、互いの考えを聞き合い(中段写真)、全体で語り合う(下段写真)1時間でした。こうした東中生の姿そのものが、相手を尊重してよりよい人間関係を築いていく上で必要な姿だと、確かめ合う機会となりました。

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