ようこそ、愛知県知多市立八幡小学校へ  

八幡桜咲く

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式 辞


弥生3月、再建されたまほろば脇の八幡桜がはや咲きはじめ、陽春が感じられる頃となりました
令和4年度知多市立八幡小学校の卒業証書授与式をこのように盛大に挙行できますことをたいへんうれしく思います

本日は、知多市教育長 永井清司様にご臨席を賜り、華を添えていただきました。心より御礼申し上げます。ありがとうございます

卒業生の保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます
真新しいランドセルを背にした6年前を思い起こせば心身ともに成長した姿に感慨も一入と思います。心よりお子様のご卒業をお祝い申し上げると共に、これまでの八幡小学校に対するご支援・ご協力に感謝し、心から厚く御礼申し上げます
初等教育を修了し、期待と不安の思春期の中学生となります。さらに今後とも温かい見守りをお願いいたします

卒業生のみなさん、卒業おめでとう

最初にお礼を言っておこう
君たちは、小学校六年間の後半の三年余のコロナ禍、多くの我慢のある学校生活を過ごすこととなった。そんな中にあって、あなた一人一人の個性を発揮して、下級生を優しく導く、最高学年と育ってくれた。「ふるさとやわた」を守ってくれてありがとう

ふるさと愛知には三英傑と評される武将がいます
信長・秀吉・家康。その中で、
「鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥」の歌にあるように、家康はまさに我慢の人でした
今年は、この徳川家康にスポットがあたり、大河ドラマ「どうする家康」になっています。戦国の世を最後に勝ち抜き江戸幕府を開いた比類なき征夷大将軍として歴史に記されていますが、幼少期を人質として過ごした家康の一生は、全てが順風満帆であったわけでなく、幾多の山あり谷ありの「どうする」の連続であったのです

今のあなたはどうですか。明日への期待にあふれていますか、新しいステージに不安がありますか
君たちの生きていくソサエティ5.0、未来社会は、人類にとってもあなたにとっても「どうする」の連続です。これからあなたが幾多直面する「どうする」には、あなたが人として「どうありたいか」がものさしとなります
今から「どうありたいか」のものさしをさがす旅の始まりです。家族と友人と師と仰ぐ人を大切にしなさい

そして、何より学ぶことです。本に学び、人に学び、歴史に学ぶこと。「どうありたいか」、悩めるとき、これはあなたをきっと支え、助けてくれます。きっと大丈夫です。自分を信じて生きなさい。あなたはあなたでいいのです

さあ、お別れです
君たちはいつまでも私の希望です
あなたの母校八幡小学校は、君たちを応援し続けることを約束して、門出の言葉とします

おめでとう


令和5年3月20日

知多市立八幡小学校長
佐 藤 敏 弘

 
知多市立八幡小学校
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