最新更新日:2024/06/06
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教育目標 向上心をもち、自らを切り拓く活力に富んだ生徒の育成  令和6年度重点努力目標 自分の良さを実感し、粘り強く行動できる生徒

第2学期終業式 校長式辞 〜登山家 三浦雄一郎氏から学ぶ〜

           
 長かった2学期も今日で終わりです。季節も夏、秋、冬と変わりました。
80日間という1年間で一番長い2学期でした。大きな事故・けがもなく皆さんとともに、今日の日を迎えることができたことを大変うれしく思います。
 先日の全校集会で「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということわざを話しました。また、「わからないことが恥ずかしいのではなく、わからないことをそのままにしておくことが恥ずかしい」そんな話もしました。自分の可能性を伸ばすための一つの考え方だと思います。心にとどめて、自分なりに実行してみてください。
 さて、この2学期は、「清梁祭」や「校内球技大会」などの学校行事や「中体連新人大会」や「各種大会・コンクールの出場」などの部活動での皆さんの活躍は本当にすばらしいものがあったと思います。これらの行事や大会で感じたこと、そして学んだことをこれからの学校生活に生かしてほしいと思います。全校集会での表彰披露の数の多さにいつも驚いています。
 私は、皆さんの学校生活で1学期よりもさらによくなったと感じていることがあります。それは、「あいさつ」です。朝のあいさつ運動での「おはようございます」に加え、日中の「こんにちは」、帰りの「さようなら」というあいさつが今まで以上に校舎に響くようになったなあと感じています。皆さんはどうですか、そんな風に感じていませんか。すばらしいことだと思います。
 校門横に「あいさつは心のかけはし」という看板が掲げてあります。また、「あいさつは心のプレゼント、あいさつは心のキャッチボール」などとも言われます。これからも「いつでも」「どこでも」「だれにでも」あいさつができる人になってなってほしいと思います。あいさつ日本一の学校も夢ではありません。

 ところで、皆さんは、今年2013年の5月23日。80歳にして3度目のエベレスト(標高8848メートル)の登頂に成功した登山家「三浦雄一郎」という人を知っていますか。人類史上、「最高齢の登頂記録」を成し遂げた人です。三浦雄一郎氏は若い頃は、エベレストや富士山、南極大陸最高峰の山々をパラシュートをつけてスキーで滑り降りるなど、プロスキーヤーかつ冒険家として活躍した人です。
 私はこの人の生き方、考え方、チャレンジ精神が大好きで、映像や本でその魅力を学んできました。直接会ったことがないのが残念です。その三浦雄一郎氏は、その著書の中で「勉強とスポーツ」について次のように書いています。ちょっと読んでみます。
 「僕は、勉強とスポーツには相関があると思う。不器用だ、勉強は苦手だという人ほど、本物に近づけると僕は信じている。本物になるためには、勉強もスポーツの練習のように、根気よく自分に合った方法で、繰り返しやるだけのことである。この自分に合った方法でやることがポイントになる。スポーツでも勉強でも、自分の弱点、不得意分野からまず始めてみよう。自分に合った方法を、徹底して何度でも繰り返しやるだけだ。すると、ふとある瞬間、できなかった技がスムーズにできるようになるであろう。こうなればしめたものだ。あとは自然に問題解決への道が拓かれてくる。スポーツ界で天才的名選手といわれる人であっても、本当は不器用な人も多い。それが何倍もの苦労を乗り越えた努力の結実として、なんであんなにあっさりとやってのけるのだろうというプレーにつながっていくのだ。・・・・・」
         『人生は「いつも今から」三浦雄一郎(KKロングセラーズ)』より
 私は、「スポーツ」を「部活動」と読み替えて、「勉強と部活動には相関がある」さらに「勉強と部活動は同じだ」と言っていいのではないかと考えています。そして、かつての教え子にはそんな話もしてきました。部活動とは運動部だけではありません。音楽も美術もパソコンも皆同じだと考えています。先ほどの文章からキーワードを拾ってみると「根気よく」「自分に合った方法」「繰り返し」「何度でも」。それは、皆さんが所属しているそれぞれの部活動の練習で毎日行っていることではありませんか。「繰り返し」「何度でも」「徹底して」その考え方・方法は勉強でも同じだと三浦雄一郎氏は自分経験から語っています。私もそのように思います。そのような考え方、取り組みが不得意を得意にする、不可能を可能にすることにつながると考えています。
 皆さん中に何もせず諦めている人はいませんか、1・2年生はどうですか。3年生、受検勉強はまだまだこれからです。三浦雄一郎氏は、「人生はいつも今から、一歩一歩登り続ければ頂上に立てる」と言っています。
 
 最後に、3学期は一年間のまとめの学期と同時に、進学、進級の準備をする大事な学期です。「一年の計は元旦にあり」と言います。新年には目標をしっかり立て、すばらしい年になるように願いたいものです。
 では、第3学期始業式に元気に会いましょう。
                           平成25年12月20日
                       伊達市立梁川中学校長 鈴木昭夫

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校地内除染作業始まる!

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 本校にとって待っていた業者による除染作業がお知らせのとおり始まりました。現在は、校舎周辺の雑木林などを中心に行っています。

「ラインズeライブラリアドバンス」講習会!学力向上を目指して!!

 今年の夏に行われた本校でのパソコンのリニューアルに伴い、「ラインズeライブラリアドバンス」というソフトが導入されました。
 このソフトは、小中学校の5教科60,000問のデジタルドリル教材をはじめとして、図鑑・百科事典などの様々な教育コンテンツを配信し利用できる学習支援ソフトです。
 学校での活用はもちろんのこと、家庭での活用もできることから全生徒に使い方をマスタ−してもらうため、業者のインストラクターに来校していただき全学級で講習会を行いました。保護者の皆様にもご理解いただきたく文書も配付いたしました。
 このソフトの活用の仕方について、本校でも研究的に取り組み、生徒たちの学力向上に役立てていく予定です。
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敷地内の放射線の空間線量について

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 東日本大震災から1000日がたちました。本校の空間放射線量については、玄関前のモニタリングポストと毎週火曜日に携帯の線量計で測定し、教育委員会に報告しています。

 12月3日(火)の主な測定値の結果は以下の通りです。単位は、マイクロシーベルト/時です。
 ・校庭       1m 0.132
 ・教室       1m 0.065
 ・アリーナ(中央) 1m 0.055
 ・アリーナ   0.5m 0.046

 なお、業者による中庭も含めた校地全体の放射線量の測定が終了し、除染計画がまもなく提案され作業が行われるようになっています。わかり次第、連絡いたします。

 教育相談(三者面談)が終了しました。充実した面談になったでしょうか。また、多くの保護者の皆様に「学校評価アンケート」にご協力頂きありがとうございました。3学期、そして次年度の学校経営改善に活用させて頂きます。
 

アクセス数 5000件超す!

 おかげざまで、本校ホームページのアクセス数が5000件を超えました。
これからも、タイムリーに梁川中学校の様子を伝えていきますので、ご期待下さい。
皆様のたくさんのアクセスを待っています!!

 写真は、出張の時、伊達市役所梁川分庁舎玄関から北東方向に見えたユニークな質感の雲です・・・・
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「福島県学校体育優良校」表彰を受ける

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 去る11月18日(月)の午後、いわき市立内郷第一中学校において 福島県学校体育研究連合会主催による 平成25年学校体育「いわき地区教育研究協議会」が開催され、その全体会の席上で表彰状の伝達が行われました。
 昨年度、本校において行われた福島県中学校教育研究会保健体育部会の会場校として、研究に取り組み、授業を公開した功績によるものです。
 これを励みに、保健体育科のみならず、他の教科においても授業改善、学力向上に向けて、一層の取り組みをしていかなければならないと気持ちを新たにした次第です。
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伊達市立梁川中学校
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住所:福島県伊達市梁川町字菖蒲沢141-6
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FAX:024-577-4971