式が終了し、思いが高まり退場です。

校歌は式場の全員で歌いました。

式歌は「旅立ちの日に」を歌いました。
思い出と未来への不安と期待が、表れていました。

「送辞」「答辞」それぞれ思いがこもった内容でした。
１，２年生は３年生からのバトンをしっかりと受け継ぎました。

式辞では、夢を叶えるために、豊かな人生を送るために必要なことを話しました。

〜前略

　皆さんの更なる活躍を期待し、はなむけの言葉を送ります。
　それは、「夢を叶える」ために必要なことは何か。と言うことです。
　あなたの夢は何ですかと問われれば、中学校を卒業するみなさんなら、今がんばっていることの延長にあることを思い浮かべるのではないでしょうか。日々コツコツと努力することが夢の実現につながることはいうまでもありませんが、自分らしく夢を叶えるために、みなさんに足りないものがあります。

　それは「経験」です。これまでもたくさんの経験をしてきたと思いますが、夢を叶えるため、豊かな人生を送るためには、もっとたくさんの経験を積まなければなりません。「経験」とは、新しいことにチャレンジすることにより得られる成功や失敗のすべてです。
　おそらくそのチャレンジは失敗することが多いでしょう。それでも前向きに考え、再びチャレンジすること、それが大切です。

　日米通算四千三百六十七安打の記録を残した元メジャーリーガーのイチローは、打率よりも安打数（ヒットの数）を目標にしていました。それは、ヒットが打てなければ打率は下がりますが、それまでに積み上げたヒットの数は減りません。イチローは、「打率を気にすれば、打席に立つことが恐くなる。安打数を目標にすれば打席に立つのが楽しみになる。」と言っています。調子のいいときも悪いときも前向きに取り組むためには、「できなかったらどうしよう」と考えるのではなく、うまくいった自分を想像して、チャレンジするのです。前向きに目標を持ってチャレンジすれば、それはとても楽しく、ワクワクしますからね。
　たくさんの新しいチャレンジをすること。そしてたくさんの「経験」積み重ねること。それが人生を豊かにし、夢を叶える唯一の方法です。

〜後略〜

授与された証書は、感謝の気持ちとともに、保護者に手渡されます。

授与では大きな声で返事をし、堂々とした態度で臨みました。

厳かな雰囲気の中、式が始まりました。

本日、卒業証書授与式が行われます