最新更新日:2024/06/10 | |
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問題の背景に迫るいくつかのWeb解説がありますが,残念ながらこの問題には触れられていませんでした。 奇数ならば,3倍して1を加え,偶数ならば,2でわる。 結果が1となれば,計算を終わり,結果が1とならなければ,上の計算を続ける。 この問題は小学生でもチャレンジできる問題です。 問題には,「3」を選んだら,3→10→5→16→8→4→2→1 となり計算は終了するもの ちなみに,「5」を選んだら,5→16→8→4→2→1 となり計算は終了します。 この問題は1937年にコラッツという人が考えた「なぜ計算結果が最終的に1となるのか」から出題されています。実は未だに解決されていない問題なのです。今では,コンピュータを用いた計算により、5 × 2の60乗 までには反例がないことが確かめられていいます。 2011年度大学入試センター試験の数学IIBの題材としても取り上げられた問題なのです。 実際に,「27」を選んでみてください。何回計算をしたら「1」にたどりつくのでしょうか? この週末にでも取り組んでみてください。では、よい週末を。 |
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