最新更新日:2024/06/28 | |
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韓国・大光初等学校との音楽交流武豊町からも2年に一度、小学校4校の代表児童と教員が韓国を訪問し、また同じように、韓国の大光初等学校の訪日児童を武豊小学校で受け入れています。つまり、隔年で日本の子どもたちと韓国の子どもたちがそれぞれホームステイをし、国際交流をしているわけです。 国と国、また、国民と国民の間には政治的な難しい問題や駈け引きのようなものもありますが、武豊小学校を中心とした武豊町と大光初等学校はあたたかい友好を脈々と続けてきています。 その大光初等学校の児童と教員、PTAの皆さんが、1月15日から3泊4日の予定で来日しています。16日の土曜日には町民会館で「歓迎音楽交流会」が開催されました。本校の合唱部も参加し「千本桜」「さよならの夏」「ハッピークリスマス」「カントリーロード」などを披露しました。なかでも、「カントリーロード」は、本校合唱部から大光初等学校の合唱団の皆さんに「一緒に歌いましょう」と働きかけ実現したものです。 両校の子どもたちが合唱で交流する様は、見ていて心があたたまりました。よい機会を与えていただいたことに感謝するとともに、これからもこのような友好関係が続くことを願っています。 新年もよろしくお願いします昨年中は富貴中学校をご支援いただき、大変に感謝しております。今年もご理解とご支援をいただきますようお願いします。 さて、ここ数年、私は自分の勤務校で初日の出を拝むことにしています。「一年の計は元旦にあり」ですから、教師として一年をスタートするに相応しい場所だろうと勝手に思い、「元旦は勤務校で」という習慣にしています。 新年がおだやかに明けました。今年は「丙申(ひのえさる)」の年です。猿は山の賢者であり、山神の使いとされています。また、猿は子どもへの愛情が深いことから、子育ての象徴ともされています。申年の今年は、これまで以上に家庭・地域・学校が力を合わせ、富貴中生を育てていきたいと思います。 生徒の皆さんには「見ざる・聞かざる・云わざる」などという消極的な態度ではなく、様々な場面で積極的にチャレンジし、日吉神社(猿を神の使いとする神社)の「神猿(「まさる」と読む)」のように、どこよりも勝る(まさる)生徒になってほしいと願っています。 猿(エン)は縁(エン)とも読み替えられます。皆様と富貴中学校がさらによい縁で結ばれますように。さらに深い縁となりますように。よろしくお願いいたします。 ※写真は校門から見た初日の出と初日の出を受けて輝く校舎です。 (2016年元旦 西尾 一) しばしば「こんな電話」をいただきます
今朝も電話がかかってきました。
地域の方からです。声から察すると「お年を召した方のようだ」と。 さて、どんな内容かといえば…地域にはゴミ集積所があり決められた曜日・時間に出す決まりになっています。それを守ってもカラスやネコがゴミをあさることがあります。その散らかったゴミを、登校途中の富貴中生が片付けているそうです。登校途中で手を汚すのは、誰だって避けたいものです。ましてや、他の家庭から出されたゴミです。ついつい、本当にこんな子がいるのかなあと思ってしまいますが、こんな電話を地域の方からしばしばいただくのです。 今朝、電話をくれた方は「本当に涙が出そうだった」と、富貴中生の善行をほめてくれました。地域でこのような行いをしている生徒にも、電話をかけてくれた方にも、心を込めて「ありがとう」を伝えたいと思います。 人権週間にあたって
12月4日からの一週間は「人権週間」です。毎年、朝会で人権の講話をさせてもらっています。今年の講話は「いじめをしない!」とか「人権を大切にしよう!」というものではなく、話を聞いて優しい気持ちになれる、「自分にもそんな優しさがほしい」と思えるような話にしたいと考えました。概要はこんなです。
◇ ◇ ◇ 昨年の人権週間では、私が小学校6年生だったときのいじめの話をしました。今日は、私が小学校2年生の担任をしていたときの出来事・エピソードを話します。 2年1組には「たかし君」(仮名)というとても元気な男の子がいました。「元気」と言えば聞こえがいいのですが、“やんちゃ”“悪ガキ”…ううん、“クソガキ”と表現した方がいいような子でした。乱暴だし、得意なのは体育だけ。休み時間と体育の授業だけを楽しみに学校に来ているような子でした。 さて、国語の授業です。全員を立たせて、教科書の音読をさせていました。みんなしっかりと声を出して読んでいます。そんな時、何か言いたげな様子で、たかし君が私の所にやってきました。みんなは一生懸命に音読している中で、私はたかし君に「どうした?」と聞きましたが答えもせずに私の腕を引っぱります。そして、自分の席まで私を引っぱっていき、前の席の女の子の足元を指さしました。 よく見ると、女の子・さきちゃん(仮名)の足元が濡れています。やっと意味がわかりました。 私は、みんなに「あと3回読んで、終わったら漢字のドリルをしなさい」と話した後、黙ってさきちゃんを保健室に連れて行きました。 保健室からすぐに戻り、濡れた床をふこうとしたら、とっくに床は拭かれ、少し湿ったような跡があるだけです。私は雑巾を持ったまま、たかし君を見ました。 たかし君は、いつもの顔にすっかり戻ってニコッと笑い返しました。 たかし君が何も言わずに私の腕を引っぱったのは、学級の他の子たちに、さきちゃんのことを知られたくなかったからです。だからこそ、言われてもいないのに人のもらしたおしっこを雑巾で拭いてくれたのです。 毎年、12月4日から10日までの一週間は「人権週間」です。今日はちょうどそのまっただ中です。人権週間は「人権を尊重していこう」ということを、改めて確認するための一週間です。 「人権を尊重する」ということは、分かりやすく表現すれば「どんな人でも、人として大切にする」ということです。もっとわかりやすく言えば「相手の気持ちを考えたり思いやったりする」ということです。お互いに気持ちを考え、思いやらなければならないのです。 たかし君のようなちょっとした優しさ、でも、本当の優しさ。ちょっとした気配り、でも、本当の気遣いや心遣い。それが苦しんでいる人や悩んでいる人を助けます。 せっかくの人権週間です。素直な心で「本当の優しさ」「本当の思いやり」について考えてみましょう。 ◇ ◇ ◇ ※添付した写真は「愛知駅伝」の時の陸上部の皆さんです。選手のために、先輩たちのために、武豊のために本当に一生懸命に応援していました。 学校祭の写真集を作成してくれました校長室に掲示した写真集の上には「輝け 富貴中生」とタイトルが付いています。ピカピカに輝いている富貴中生が作ったキラキラの写真集です。 また、たくさんのお客様から「富貴中はいい雰囲気ですね」と言っていただけるはずです。 「Study Week」もバッチリですさて、その様子を見るために2年C組に行ったところ、たまたま、級長が学級の仲間に「みんなで勉強しよう」と呼びかけていました。その後、1枚の紙を教室後ろの黒板に貼っていました。その紙には…。 「みんなで勉強しよう!」 <目的> ・2−Cの平均点をUPさせる! ・わからない問題をなくす! <方法> ・放課の時間は周りの人や友達と問題を出し合ったり、わからないところを教え合ったりする。 ・Study Weekの時間は一人で勉強したり前の黒板を使って誰かが授業を行ったり、グループを作って教え合ったりする。 <日時> ・テスト週間期間中(11/24〜12/2) <その他> ・Study Weekの時間中、教え合ったり授業を行ったりするときは騒がしくしたり雑談をしたりしないよう注意する。 ・テストに向けて、みんなで雰囲気づくりをしていこう!!! と書いてありました。 学級がまとまってテストに向かおうとしている様子や姿に、感動しました。11月は最終下校も早く十分な時間もとれません。そのような中でも気持ちを高め、学級として学ぼうとしていることが素晴らしいのです。生徒会も「これまでの最高平均点を出そう!」と力強く放送していました。 富貴中はどんどんよくなります。 共同募金会から感謝状富貴中学校では、福祉委員会を中心にしてスーパーマーケット等での街頭募金活動に積極的に協力をしてきました。その活動が認められたものです。 富貴中学校の自慢・宝物がまた増えました。 今週は校内で募金活動をしています。ドラえもんが描かれたかわいい募金箱を使って、各学級で募金活動がされています。「赤い羽根募金」自体は、年々、募金金額が減ってきているそうです。小さな善意も積もれば大きなものになります。これからも協力していきたいと思います。 朝会での話(松について)さて、私にはたいへん悪い癖があって、仏像や歴史遺産が「見たい」と思うと我慢ができなくなります。先日も、京都まで車を走らせ「永観堂」というお寺に行ってきました。永観堂は京都で一・二を争うほど、もみじで有名なお寺ですから紅葉の時期には近づけません。「紅葉する前に」と思ったら我慢できなくなりました。 永観堂というお寺は、銀閣の南、つまり京都の東山にあります。 この永観堂はもみじ以外に、変わった仏像があることでも有名です。私はその仏像・阿弥陀如来像が見たくて片道130キロも車を走らせました。でも、今日はこの阿弥陀如来像の話はしません。永観堂でもう一つ有名な、松の木の話をします。「三鈷の松」という松です。 富貴中にも校門の両側に立派な松があります。松は富貴中を象徴する大切な木です。 40数年前、ちょうどこの体育館のあたりに村の神社(熊野神社)があり、そのお参りの道(参道)の松並木が今の校門の両側にある松です。富貴中の校章の「富貴」という字の下に、松葉がクロスして描かれていますが、これは「富貴」と「大足」の子供たちが仲良くするということを表しています。 戻って、永観堂の「三鈷の松」ですが、三鈷の「鈷」という字は股という意味で、「三鈷」とは三つ股の武器である銛(もり)を表しています。仏教を妨げるものを追い払う武器です。 松葉といえば普通は二つに分かれているものです。でも、永観堂の「三鈷の松」は葉先が三つに分かれているのが特徴です(右写真)。だから「三鈷の松」と呼ばれています。 「三鈷の松」の三つの葉が意味するところは、「智慧・慈悲・まごころ」であるとされます。 富貴中の校歌にも三つの「こころ」が歌われています。「知情意」です。まさに、三鈷の松の葉が意味する「智慧・慈悲・まごころ」とぴったり重なります。 富貴中学校の目指しているところと、この「三鈷の松」の意味しているところは同じです。この「三鈷の松」を見て、富貴中学校の目指すところを私は再確認しました。また、そんな高みを目指している富貴中学校を、改めて誇りに感じました。 「三鈷の松」の松葉を持っていると、「智慧・慈悲・まごころ」の三つの福を授かると言い伝えられます。みんなにも三つの福が授かるといいなあと思っています。この松葉は、校長室の前に掲示しておきます。私が見に行った仏像、紅葉の様子(左写真)もあわせて貼っておきます。校長室前を通ったら見てください。 早朝から頑張っています「朝、みんなで早く登校して勉強をしよう」と自分たちで決めたそうです。天邪鬼(あまのじゃく)な私は、ついつい「先生から言われた?」と聞いてみましたが…。それにしても素晴らしい取組です。学習していることが素晴らしいのはもちろんですが、それを自分たちで始めたという姿勢が素晴らしいと思いませんか!さすが中学生。さすが富貴中の3年生。 まとまりのある学級だからこんな取組ができ、こんな取組をするからこそ学級の団結力がさらに高まっていくわけです。 学習中の教室を私がのぞいた時、B組の皆さんは本当に素直な態度でニコニコしていました。ここにも富貴中のHEROのがいました。 顕彰状をいただきました
様々な場面で「富貴中の女子卓球部は強いですね」と言われます。女子卓球部が強いのは当たり前のようになっていますから、「一生懸命に練習しています」とお答えするようにしています。
しかし、改めて女子卓球部の実績を振り返ってみると、その輝かしい成績に驚かされます。3年連続で郡大会で優勝し、県大会に出場しました。県大会でも3年連続優勝し、東海大会へ出場。3年連続出場の東海大会では、昨年・今年と連続優勝です。全国大会へも3年連続出場です。本当に素晴らしい成果です。 先日、愛知県教育委員会・愛知県中小学校体育連盟会から県大会3年連続優勝の顕彰状と楯をいただきました。 もちろん、女子卓球部の成果に対する顕彰です。 たくさん練習したことへの顕彰です。苦しさを乗り越えてきたことへの顕彰です。みんなで力を合わせ、励まし合ってきたことへの顕彰です。 緊迫した試合の連続です。 勝ち続けることは、きわめて難しいことです。まさに「偉業」です。全校みんなで祝福したいと思います。 体育祭応援合戦の練習が本格化(2)
応援合戦は、学級ごとに様々に工夫し競い合います。ただ体育祭の得点種目だからというだけでなく、「学級の団結力の象徴、3年生としてのプライド…」などたくさんの想いが込められているからこそ燃えるのだと思います。今年も迫力のある応援合戦を、ぜひご覧ください。
体育祭応援合戦の練習が本格化(1)
9月30日に開催される体育祭の見どころは、なんといっても3年生が全力で行う応援合戦です。夏休みから構成を考えてきました。その練習が本格化してきました。校内のあちらこちらからドラム缶をたたく音が聞こえてきます。
台風一過で研究授業12時過ぎから登校を始めた生徒のテンションの低いこと。教師ですら「まあ、今日は休みだなあ」と思っていたわけですから、生徒がこの状態なのも仕方がありません。 そんな中、5時間目・6時間目は町内の新任の先生が集まっての授業研究会です。5時間目は1年B組で伊藤先生が英語の授業を、6時間目は2年A組で岩田先生が美術の授業を行いました。 最低テンションのどんよりとした中での研究授業です。新任の先生としては最悪のコンディションで、難しい授業だったと思います。それでも、一生懸命に授業をする二人の先生の姿を見て、将来に期待できるなあと嬉しくなりました。 大活躍!こども特派員上坂さんの思いをしっかりと受け止め、さらに、自分の感想や考えを織り込んだ素晴らしい内容になっています。さらに驚いたのは、この記事を取材してその場で書き上げたと言うことです。さすが、富貴中学校の放送委員長・広報委員長だけのことはあります。 田中さんも唐渡さんも、進んでこども特派員となり、その活動に意欲的に取り組んでいます。役立つ情報を積極的に発信していこうとする姿勢に感心しました。 ※『ゆめプラ通信』は武豊町民会館などに置いてあります。ぜひ読んでみてください。 入場行進練習が始まりました時間短縮や整然とした行進ができないなどの理由で、多くの学校が運動会・体育祭の入場行進を取り止める中、富貴中は伝統的に行進を大切にしてきました。 行進時には、振っている手は肩まであげます。指令台まで進んだところで「頭ー右」と号令が掛かります。ここだけを見て「富貴中は軍隊みたいだ」と揶揄する人もいます。しかし、ここに至るまでの伝統的な指導や方針、行進練習を通しての心の結び付き…入場行進だけでもたくさんの裏打ちや成果があります。卓球の全国大会では、富貴中生の入場行進は絶賛されています。「たかが行進」ではないのです。富貴中生の行進する姿には、私は絶対の自信をもっています。すばらしいです。 体育祭では、入場行進に込められた思いややる気、心意気などを感じていただければと思います。 初バーナー!初めてのことを体験する高揚感はいいものです。しばらくすれば、すぐに慣れます。それまでの、ほんの少しの緊張です。最近では、小学校でアルコールランプを使わないこともあり、マッチ擦りすら初体験などという子もいます。 PTAバザーにご協力くださいPTAバザーの収益は生徒の部活動補充等に有効に使われます。少量でも、小さなものでも、手作りの作品でも構いません。ぜひ、ご提供・ご協力をお願いします。 2学期スタート(始業式での校長式辞)さて、夏休み中にこんなテレビ番組をみました。NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組です。前にも見たことがありますので、きっと何度目かの再放送なのでしょう。 みんなの中にも夏休み中に空港を利用した人がいるかもしれませんが、テレビ番組はその空港の掃除に関するものでした。世界一清潔で美しい空港はどこだか知っていますか?これは東京の羽田空港だそうです。それも2年連続の世界一位です。この世界一清潔な空港を支えているのは中国で生まれ育った「新津春子」という一人の女性です。新津さんは羽田空港で働く清掃員・500人の現場指導者をしています。新津さんの母親は中国人です。新津さんは、生まれ育った中国でも、そして17歳で渡ってきた日本でも、たいへんないじめを経験し差別も受けたそうです。日本で唯一雇ってもらえたのは清掃の仕事だけでした。10年間、清掃の腕を磨き、清掃の技能選手権で日本一になったことから、新津さんは「本当に大切なのは技術ではない。使う人を思いやる“心”がないと、本当に気持ちよくその場を使ってもらえない」と思うようになったそうです。 その新津さんが「プロフェッショナルとは、目標をもって日々努力し、どんな仕事でも心を込めてできる人です」と言っていました。確かに並大抵の努力では、世界一になることはできないでしょう。心を込めなければ成果を上げることもできません。大切なのは、努力と心です。 夏休みの間には、みんなにとって大きな変化があったはずです。例えば、3年生は部活動を引退し、たくさんの時間を手にしました。1・2年生は3年生が抜けた後の部活動を引継ぎ、富貴中学校の中心としての大きな役割を得ました。身の回りにさまざまな変化がありました。その変化に対し、、みんなは心構えや心の持ち方を変えられましたか?気持ちをうまく切り替えられましたか? 昨日と同じ心構えや気持ちでは、成長はしません。2学期は「変化」や「成長」の学期といわれます。大きく成長できるように、しっかりした心構えを持って挑んでほしいと思います。 2学期は大きな行事がすぐにやってきます。当面の目標は学校祭です。すでに3年生は応援合戦の練習等に取り組んでいます。明日は課題テストや実力テストがあります。「やらされる」「やらされている」という気持ちではなく、挑んでいく・挑戦していく・チャレンジしていくという「心」を持ち、「努力」してほしいと思います。 海外派遣 その14海外派遣 その13
渋滞に巻き込まれ、予定より到着が遅れそうです。今現在、四日市に入ったところです。
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武豊町立富貴中学校
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