最新更新日:2024/06/22 | |
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ライアン ホワイト 本当の優しさ・本当の思いやり12月8日は、本当の優しさと本当の思いやりをテーマに「ライアン ホワイト」とう学習をしました。アメリカ合衆国のココモという町に生まれたライアンは、血友病の治療からHIVに感染してしまいます。一家は激しい差別を受け、シセロの町に引っ越します。その町では、ライアンをあたたかく迎えます。 【シセロの町の人たちの気持ち】 ・エイズウィルスの(感染力が弱いという)特徴をしっているぞ。 ・差別はだめだ。 ・ライアンの気持ちをほぐしてあげよう。 ・一生分の幸せをあげよう。 【迎えられたライアンの気持ち】 ・うれしい。楽しく暮らせる。 ・迎えてくれてありがとう。 ・僕を友達だと思ってくれる。 ・涙があふれる。これは、うれし涙だ。 など、テーマに迫る意見が次々に出され、みんなで考えを深めていきました。 ライアンホワイトは、この町で3年間暮らし、やがて最期の時を迎えます。短い生涯ですが、わたしたちに、本当の優しさやいのちのを大切さをいつまでも教え続けてくれています。 しばしば「こんな電話」をいただきます
今朝も電話がかかってきました。
地域の方からです。声から察すると「お年を召した方のようだ」と。 さて、どんな内容かといえば…地域にはゴミ集積所があり決められた曜日・時間に出す決まりになっています。それを守ってもカラスやネコがゴミをあさることがあります。その散らかったゴミを、登校途中の富貴中生が片付けているそうです。登校途中で手を汚すのは、誰だって避けたいものです。ましてや、他の家庭から出されたゴミです。ついつい、本当にこんな子がいるのかなあと思ってしまいますが、こんな電話を地域の方からしばしばいただくのです。 今朝、電話をくれた方は「本当に涙が出そうだった」と、富貴中生の善行をほめてくれました。地域でこのような行いをしている生徒にも、電話をかけてくれた方にも、心を込めて「ありがとう」を伝えたいと思います。 人権週間にあたって
12月4日からの一週間は「人権週間」です。毎年、朝会で人権の講話をさせてもらっています。今年の講話は「いじめをしない!」とか「人権を大切にしよう!」というものではなく、話を聞いて優しい気持ちになれる、「自分にもそんな優しさがほしい」と思えるような話にしたいと考えました。概要はこんなです。
◇ ◇ ◇ 昨年の人権週間では、私が小学校6年生だったときのいじめの話をしました。今日は、私が小学校2年生の担任をしていたときの出来事・エピソードを話します。 2年1組には「たかし君」(仮名)というとても元気な男の子がいました。「元気」と言えば聞こえがいいのですが、“やんちゃ”“悪ガキ”…ううん、“クソガキ”と表現した方がいいような子でした。乱暴だし、得意なのは体育だけ。休み時間と体育の授業だけを楽しみに学校に来ているような子でした。 さて、国語の授業です。全員を立たせて、教科書の音読をさせていました。みんなしっかりと声を出して読んでいます。そんな時、何か言いたげな様子で、たかし君が私の所にやってきました。みんなは一生懸命に音読している中で、私はたかし君に「どうした?」と聞きましたが答えもせずに私の腕を引っぱります。そして、自分の席まで私を引っぱっていき、前の席の女の子の足元を指さしました。 よく見ると、女の子・さきちゃん(仮名)の足元が濡れています。やっと意味がわかりました。 私は、みんなに「あと3回読んで、終わったら漢字のドリルをしなさい」と話した後、黙ってさきちゃんを保健室に連れて行きました。 保健室からすぐに戻り、濡れた床をふこうとしたら、とっくに床は拭かれ、少し湿ったような跡があるだけです。私は雑巾を持ったまま、たかし君を見ました。 たかし君は、いつもの顔にすっかり戻ってニコッと笑い返しました。 たかし君が何も言わずに私の腕を引っぱったのは、学級の他の子たちに、さきちゃんのことを知られたくなかったからです。だからこそ、言われてもいないのに人のもらしたおしっこを雑巾で拭いてくれたのです。 毎年、12月4日から10日までの一週間は「人権週間」です。今日はちょうどそのまっただ中です。人権週間は「人権を尊重していこう」ということを、改めて確認するための一週間です。 「人権を尊重する」ということは、分かりやすく表現すれば「どんな人でも、人として大切にする」ということです。もっとわかりやすく言えば「相手の気持ちを考えたり思いやったりする」ということです。お互いに気持ちを考え、思いやらなければならないのです。 たかし君のようなちょっとした優しさ、でも、本当の優しさ。ちょっとした気配り、でも、本当の気遣いや心遣い。それが苦しんでいる人や悩んでいる人を助けます。 せっかくの人権週間です。素直な心で「本当の優しさ」「本当の思いやり」について考えてみましょう。 ◇ ◇ ◇ ※添付した写真は「愛知駅伝」の時の陸上部の皆さんです。選手のために、先輩たちのために、武豊のために本当に一生懸命に応援していました。 陸上競技部通信(12月7日号)
こんにちは陸上競技部です。
日ごろは陸上競技部の活動にご理解をいただきありがとうございます。 さて、12月5日に行われた愛知県市町村対抗駅伝大会後報告です。 本校陸上部の生徒は5区を走り、町村の部で5位から2位へ順位を上げる 快走を見せてくれました。 また、補欠に入った生徒もチーム武豊のためといって 選手、コーチ全員にミサンガをお守り代わりにといって作ってくれました。 一人一人がチームのために何ができるか、こんなことの意識の表れがこういったことに表れているのかなと思いました。 結果は昨年の7位から準優勝と大躍進でした。 選手とそれを支えた全ての人々の結果だと思います。 お疲れ様でした。 だれもいない中央公民館で
いよいよ、武豊町わくわくにこにこ交流会が迫りました。前日である12月3日、中央公民館で富貴中学校と武豊中学校が合同で、合唱「そのままの君で」の練習をしました。
武豊中学校のみなさんが帰校すると、後は富貴中学校のみ。がらーんとした、だれもいないホールで、今度は学校発表のリハーサル。富貴中学校の発表は、保健体育科と音楽科の時間に学習したダンスです。 リハーサルは、写真のようにがらーんとしたホールですが、本番では、多くの観客のみなさんに学習の成果を発表します。みんな頑張ろう! 修学旅行オリエンテーションを行いました。修学旅行の目的や日程、東京での班別研修についてスライドショーを見ながら話を聞きました。 分散研修では自ら選んだ企業に訪問したり、伊豆では様々な種類の中から自分で選んで体験学習を行ったりする予定です。 6か月後になりますが、良い学びの場になるよう、今後の準備を進めていきましょう。 また、学年や学級の絆を深めていきましょう。 未来の富貴中生がやってきた その2会食後は、12月4日に中央公民館で開催される、「わくわくにこにこ交流会」のテーマソング、「あの空」の練習です。元気な歌声が多目的ルームに響きました。 最後に恒例の記念写真の撮影。ピースサインを出したり肩を組み合ったり、いつもながらの光景です。 閉会式を終えると、いよいよ別れの時がきました。またの再会を約束して笑顔でさようならをしました。 未来の富貴中学校生がやってきた その19時30分から開会式が行われ、続いて中学生によって、職場体験学習やボランティア活動の発表会が行われました。小学生たちは、いつか自分たちもこんな体験をするのかと、ピーンとした空気でスクリーンを見つめていました。 10時からは、それぞれの学校で収穫したサツマイモを使い、スイートポテトの調理実習をしました。グループで協力し合い、とてもまろやかな秋のお菓子になりました。 進路学習進路学習学校祭の写真集を作成してくれました校長室に掲示した写真集の上には「輝け 富貴中生」とタイトルが付いています。ピカピカに輝いている富貴中生が作ったキラキラの写真集です。 また、たくさんのお客様から「富貴中はいい雰囲気ですね」と言っていただけるはずです。 陸上競技部通信(11月25日号)陸上競技部です。 いつも陸上競技部の活動に、ご理解とご協力いただきありがとうございます。 さて、先日ですが愛知県市町村対抗駅伝大会の試走ならびに 武豊町チームの結団式が行われました。 本校の陸上競技部からも、補欠を含めて3名の選手が大会に出場します。 大会は12月5日(土)愛知万博記念公園で行われます。 本番までやく10日です。 途中期末テストもありますが、各々調整をして万全の体調で大会に臨んでもらいたいものです。 「Study Week」もバッチリですさて、その様子を見るために2年C組に行ったところ、たまたま、級長が学級の仲間に「みんなで勉強しよう」と呼びかけていました。その後、1枚の紙を教室後ろの黒板に貼っていました。その紙には…。 「みんなで勉強しよう!」 <目的> ・2−Cの平均点をUPさせる! ・わからない問題をなくす! <方法> ・放課の時間は周りの人や友達と問題を出し合ったり、わからないところを教え合ったりする。 ・Study Weekの時間は一人で勉強したり前の黒板を使って誰かが授業を行ったり、グループを作って教え合ったりする。 <日時> ・テスト週間期間中(11/24〜12/2) <その他> ・Study Weekの時間中、教え合ったり授業を行ったりするときは騒がしくしたり雑談をしたりしないよう注意する。 ・テストに向けて、みんなで雰囲気づくりをしていこう!!! と書いてありました。 学級がまとまってテストに向かおうとしている様子や姿に、感動しました。11月は最終下校も早く十分な時間もとれません。そのような中でも気持ちを高め、学級として学ぼうとしていることが素晴らしいのです。生徒会も「これまでの最高平均点を出そう!」と力強く放送していました。 富貴中はどんどんよくなります。 共同募金会から感謝状富貴中学校では、福祉委員会を中心にしてスーパーマーケット等での街頭募金活動に積極的に協力をしてきました。その活動が認められたものです。 富貴中学校の自慢・宝物がまた増えました。 今週は校内で募金活動をしています。ドラえもんが描かれたかわいい募金箱を使って、各学級で募金活動がされています。「赤い羽根募金」自体は、年々、募金金額が減ってきているそうです。小さな善意も積もれば大きなものになります。これからも協力していきたいと思います。 三味線の授業 1C三味線の授業 1D三味線の授業 1Aはつらつとした笑顔が音楽室に広がっていました。 調理実習1D(豚汁)ごぼうの皮を丁寧にむく姿や片付けながら調理を進めている姿に感心しました。 これで「ハンバーグ」「アジのムニエル」「豚汁」と三種類作りました。家でも同じように作れるかチャレンジしてみましょう。 ちなみに今回も美味しくいただきました。ごちそうさまです。by興邊 朝会での話(松について)さて、私にはたいへん悪い癖があって、仏像や歴史遺産が「見たい」と思うと我慢ができなくなります。先日も、京都まで車を走らせ「永観堂」というお寺に行ってきました。永観堂は京都で一・二を争うほど、もみじで有名なお寺ですから紅葉の時期には近づけません。「紅葉する前に」と思ったら我慢できなくなりました。 永観堂というお寺は、銀閣の南、つまり京都の東山にあります。 この永観堂はもみじ以外に、変わった仏像があることでも有名です。私はその仏像・阿弥陀如来像が見たくて片道130キロも車を走らせました。でも、今日はこの阿弥陀如来像の話はしません。永観堂でもう一つ有名な、松の木の話をします。「三鈷の松」という松です。 富貴中にも校門の両側に立派な松があります。松は富貴中を象徴する大切な木です。 40数年前、ちょうどこの体育館のあたりに村の神社(熊野神社)があり、そのお参りの道(参道)の松並木が今の校門の両側にある松です。富貴中の校章の「富貴」という字の下に、松葉がクロスして描かれていますが、これは「富貴」と「大足」の子供たちが仲良くするということを表しています。 戻って、永観堂の「三鈷の松」ですが、三鈷の「鈷」という字は股という意味で、「三鈷」とは三つ股の武器である銛(もり)を表しています。仏教を妨げるものを追い払う武器です。 松葉といえば普通は二つに分かれているものです。でも、永観堂の「三鈷の松」は葉先が三つに分かれているのが特徴です(右写真)。だから「三鈷の松」と呼ばれています。 「三鈷の松」の三つの葉が意味するところは、「智慧・慈悲・まごころ」であるとされます。 富貴中の校歌にも三つの「こころ」が歌われています。「知情意」です。まさに、三鈷の松の葉が意味する「智慧・慈悲・まごころ」とぴったり重なります。 富貴中学校の目指しているところと、この「三鈷の松」の意味しているところは同じです。この「三鈷の松」を見て、富貴中学校の目指すところを私は再確認しました。また、そんな高みを目指している富貴中学校を、改めて誇りに感じました。 「三鈷の松」の松葉を持っていると、「智慧・慈悲・まごころ」の三つの福を授かると言い伝えられます。みんなにも三つの福が授かるといいなあと思っています。この松葉は、校長室の前に掲示しておきます。私が見に行った仏像、紅葉の様子(左写真)もあわせて貼っておきます。校長室前を通ったら見てください。 調理実習1C アジのムニエル編黄金色に焼き上がったアジのムニエルはとてもおいしそう。最後にレモン汁をしぼっていただきました。お味は・・・もちろん,おいCですね!! |
武豊町立富貴中学校
〒470-2521 住所:愛知県知多郡武豊町大字東大高字熊野西8 TEL:0569-72-0271 FAX:0569-73-8069 |