最新更新日:2024/04/26 | |
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「旅立ちの日に」この日はテレビの取材もありましたが、真剣に練習に取り組んでいました。 多くの学校の卒業式で歌われている、この「旅立ちの日に」は、ある中学校の校長先生と音楽担当の先生によって、たった一日で作られた曲なのだそうです。 埼玉県秩父市立影森中学校の小嶋校長先生は、荒れていた学校を立て直すために「歌声の響く学校」にすることを目指しました。 3年目にあたる1991年、音楽科の坂本教諭は「卒業する生徒たちのために、何か記念になる歌を残したい」との思いで、作詞を小嶋校長先生にお願いしました。 翌日、書き上げられた詞を見た坂本教諭は、その内容に感激し、すぐに楽曲制作に取り組み、たった15分で書き終えたという話です。 出来上がった曲はたった一度だけ「3年生を送る会」で教職員たちから卒業生に向けて歌うための曲でしたが、その翌年からは生徒たちが歌うようになり、その後まわりの小中学校でも使われ、全国で歌われるようになったということです。 残念ながら、歌詞は著作権の関係で紹介できませんが、卒業式当日に思いを込めて3年生が歌う「旅立ちの日に」を今から楽しみにしています。 |
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