最新更新日:2024/05/14 | |
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考察ノススメじつは、ほとんど落葉しているのですが、向かって左側の一部に黄色い葉がたくさん残っています。なぜなのか、理由を考察してみましょう。 怪しいのは、葉の近くにある電灯です。木に重なる位置にあるこの電灯は、夜になると毎日光っています。 一部の植物は、夜の長さ(光が当たらない時間の長さ)で、季節を判断しているようにふるまうことが知られています。冬になると日が短くなる(夜が長くなる)ので、落葉樹は葉を落とします。 しかし、電灯で照らされているあたりは明るくなるので、植物が季節を勘違いしてしまうのではないでしょうか。電灯から離れた場所にある同じ種類の木がほとんど落葉している(最後の写真)ことは、この考えと矛盾しません。 皆さんも、自然を見て不思議に思うことがあったら、考察してみてください。また、私たち人間にとっては便利な電灯の明かりが、植物に影響を与えてしまう可能性があるということについてじっくり考えるのも有意義かもしれませんね。 |
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