最新更新日:2024/06/14 | |
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明北小作品展、開催中!12月9日(水) 晴れ 保護者懇談会がはじまります。 保護者の方に学校に足を運んでいただけるこの機会に合わせて、『明北小 校内作品展』を開催中です! 会場の視聴覚室には暗幕がひかれ、1年生から6年生まで全学年の児童たちの絵や工作がずらりと並んでいます。 私が取材に行った時は、ちょうど3年生のみんなが鑑賞していました。 6年生の家庭科で作った作品を見て、 「うわ〜すごい!売ってる物みたい。」 5年生のアルミで作った表札を見て、 「これどうやって作ったのかな?」 1年生のあさがおの絵を見て 「懐かしい!1年生の時描いたな〜。」 などと話しながらも、静かに手を触れず、作品を楽しんでいました。 私も作品を見せてもらったのですが、本当に素晴らしいです! これは決してひいき目ではなく、まさに小さな美術館。 子どもたちの生み出す物ってどうしてこんなに興味深いのでしょう。 大人には出来ない発想、色使い。 各学年の先生方の創意工夫も感じます。 例えば3年生の“美味しい顔”の作品。 紙粘土で作った人(自分なのかな?)が、美味しいものを食べています。 大きく開けた口の中は、歯や舌の様子がよく観察して再現してあり、 食べ物も色々な素材の特徴を生かして作られています。 教頭先生によると、低学年の時に様々な素材に触れて、物に見立てて表現する学びがあるそうで、さらに遡ると、入学前の葉っぱや木の実を使ったごっこ遊び(見立て遊び)から繋がっているそうです。 この学びの積み重ねで、3年生、8〜9歳の児童がここまで表現できることに驚き感動しました。 どれも名作ぞろい! この小さな美術館の作品をしっかり鑑賞するには2時間くらい欲しいところです…! 保護者のみなさま、ぜひ懇談会の際にお立ち寄りください。 少し早いメリークリスマス
<Kの学校日記 vol.33>
12月8日(火) くもり 昨日の高嶋先生のブログが楽しくて、連載を待ち望んでいるところです。 それにしても、朝の寒さが厳しくなってきました。 目覚ましが鳴る頃はまだ外も真っ暗。 寒くて布団と離れたくない朝が続いています。 寒さはこれからが本番で、1・2月になると“寒い”を通り越して“凍みる”。 そこまでくると、もはや諦めがつくのですが、この耐えられそうで耐えたくない12月頃の寒さが一番こたえる気がします。 空気の乾燥のせいか、ここのところ心もカサカサになってしまいそうで… いかんいかん!と、庁務員の先生のカッパの作品を思い出しては、心に潤いをもたらしています。 (カッパの作品は、11/11『発見!』の記事をご覧ください) ずいぶんと前置きが長くなりました… そんなつい体も心も重くなりがちなこの季節ではありますが、12月といえば“クリスマス”! 今日は、庁務員の先生の作品、クリスマスバージョンをお届けします。 1枚目は、校門を入ってすぐの築山のクリスマスリースです。 緑や松ぼっくりなどが追加され、さらに豪華になりました! 色鮮やかで美しいです。 そして、2枚目と3枚目は、ライトアップの写真です。 これも同じ築山です。 昼間はどうしても上手に写真が取れないので、庁務員の先生のお写真を拝借しました。 真っ暗な中、色とりどりのライトが点滅して、きっととっても綺麗だろうな〜。 お近くの方、そして最近心がカサカサ気味の方は、ぜひご覧になってみてください。きっと心に潤いがもたらされると思います。 ※平日の児童が登校してくる朝の時間と、 17時〜21時まで点灯しています。 音楽お届け隊今日はK先生に代わり、学習指導補助員高嶋がお届けいたします。 「学習指導補助員」などという偉そうな肩書きですが、 音楽の授業やかしわ学級に混ぜていただき、 みなさんと楽しく過ごしています。 さて先日、音楽会も大成功に終わりまして、 燃え尽き症候群に陥る暇もなく、 「学習指導補助員」もとい「音楽お届け隊」の3人は、 次の楽しいイベントへの準備を始めました。 校長先生からの嬉しい提案で、 クリスマス音楽会を録画して、お昼の放送で流すことになったのです♪ 私たちの本業は、ピアノの先生。 というわけで、もちろんピアノ演奏。 だけじゃつまらない! 一台のピアノを三人で弾いたり、 六人でぐるぐる交代して弾いたり、 校長先生や教頭先生やK先生をはじめ、 いろいろな先生をお迎えして合奏したり、 もちろん仮装したり・・・。 練習があまりに楽しく、 どんどん曲数が増えてしまい放送時間が足りないかも〜。 音楽の授業では、歌うのが恥ずかしかったり、 楽器を演奏するのが難しくて、 苦手な子もたくさんいるけれど、 本来、音楽は自由で楽しいもの! 楽譜通りじゃなくても上手くできなくても、 楽しければいいんです♪ 身近な大人が本気で楽しんでいる姿を見て、 こどもたちが、 「音楽っていいな、おとなって楽しそうだな」 と思ってくれたら、しめしめです。 サンタクロースの衣装をそっと渡すと、 さっと着て下さる校長先生、 机の下からトナカイの被り物をさっと取り出す教頭先生、 こんな素敵な上司に恵まれて、 今日も楽しく頑張ります! 3年生社会見学(明科消防署)12月4日(金) 晴れ 今日、3年生は社会見学で消防署に行きました。 大人数にならないよう2班に分けることになり、最初のA班に同行しました。 9時10分に学校を出発、歩いて明科消防署に向かいます。 最後尾には女子3人が並び、 「あの横断歩道の信号は、ボタンを押さないと青にならないんじゃない?」 「じゃあ、先に押しておかないとすぐに渡れない」 「先生に言った方がいいかな?」 「渡るなら後で言おう」 と、先の行動を予測しながら会話をしていました。 道中、“消火栓”や“消火栓ボックス”“防火水槽”を探します。 普段意識しないと気付きませんが、探してみるとたくさん見つかりました。消火栓ボックスの横(地上)に消火栓がない場合は、地下にある消火栓(マンホール)を見つけました。 消防署に到着すると、まずは消防署の仕事についてお話を聞きました。 勤務は、朝8:30から翌朝の8:30までの24時間で、夜中は仮眠が取れるように布団もあるようですが、出動すると全く眠れない時もあるそうです。 朝・昼・晩御飯ももちろんその間に取っているそうです。どんなものを食べているのか気になります… 119番通報すると、松本市にある通信指令課につながり、そこから明科消防署に指令が来るそうです。 説明を聞いた後は、救急車へ移動。AEDなど車内の設備を1つずつ見せていただきました。 その後は、消防隊員が着る防火服や道具を見せていただきました。 防火服を着てボンベなどの道具を背負うと、25kgにもなるそうです。さらに放水などの任務をこなすには相当な体力が必要で、日々訓練されているとの事でした。 実際に、子供たちもボンベを背負ったり、防火服を着せてもらいました。 「見た目だけでは分からないね。着てみると重い!」 との発言も。 消防隊員の方のご苦労、任務の大変さが少し理解できたと思います。 タンク車もゆっくりと見学させていただきました。 子どもたちは隅々までよく観察し、どんどん疑問が湧いてきます。 上に繋がる梯子や、備え付けられた大きなハンマー、メーターやレバーを見つけては、 「これは何に使うの?」 と質問し、丁寧に教えていただきました。 そして最後は質疑応答の時間です。 1人ずつ、考えてきた質問をしました。みんなしっかり質問し、答えをよく聞いてメモを取っていました。 一番印象的だったのは、最後の質問です。 「どうして消防隊員になったのですか?」 お1人は、テレビで土砂災害の現場から子供が助けられているのを見た時に感動して、消防士を目指したそうです。 そしてもうお1人は、小学生の時の社会見学で消防署に行ったときに興味を持って、中学校の職場体験で消防署を選び、そしてそのまま消防隊員を目指したそうです。 強い想いと日頃の鍛錬がないと、到底務まらないお仕事だと強く感じました。 このようなお仕事についている方々に感謝し、「私たちも出来ることをやっていきたいね。」と担任の先生に纏めていただきました。 帰る前には消防車の前でみんなで記念撮影。 とてもいい思い出になったと同時に、消防署での仕事について体験も交えて学ぶことが出来ました。そして今日もまた、とてつもなくかっこよい大人に出会えた子供たちでした。 朗読の時間12月3日(木) 濃霧からの快晴 <第3稿> 今日は3つ目のブログ記事となるわけですが、これまたとても素晴らしい企画です。 読書月間となる今月、“図書委員からのプレゼント”に引き続き、また新たな企画が誕生しました! “朝の朗読”の時間です。 司書の先生が選書した本を、8時10分からの5分間朗読してくれます。 朗読は、読み聞かせとはまた違った魅力があります。 情報は、音のみ。 その他を埋めるのは1人1人の想像力です。 情報量が少ないからこそ想像力が働き、その世界に入り込めるように思います。 別の世界に入り込む時間というのは、ただただ楽しい時間でもあり、現実の色々を忘れて気分転換できる時間でもあります。 これは本の大きな魅力の一つです。 この朗読の時間は、昨日から14日間毎日続きます。14日間の朗読を通して、1冊の本が完結するわけです。 そしてこの企画に花を添えるべく、朗読用の音楽を、東京で音楽の勉強をしている高嶋先生の息子さんが作曲してくれました。 本の朗読の最初と最後に短い音楽が流れます。 この音楽を毎日聞くことで、子供たちは、そのうちお話にスッとはいれるようになり、終わった後はスッと次の事に切り替えられるようになっていくと思います。音楽の効果は素晴らしいです。 一番下の写真は、朗読中の5年生のクラスの様子です。 司書の先生の朗読はとても聞きやすく、みんなとても集中してお話を聞いていました。 静かに朗読を聞く、新しい朝の時間がこれからしばらく続きます。 先生方の研究授業12月3日(木) 濃霧からの快晴 <第2稿> “教育”とは、何でしょうか。 岩波国語辞典では、 『教えて知能をつけさせること。 人の心身両面にわたって、またある技能について、その才能を伸ばすために教えること。』 とあります。 先生たちは、この“教育”のプロフェッショナルです。 そのプロ達が、お互いの授業を見合って、より良い授業のあり方を考えるのが“研究授業”です。 今年度の研究授業は、“体育”です。 今まさに、その取り組みの真っ最中とのことで、1年生の体育の授業を見学しに行ってきました。 体育館に近づくにつれ、子どもたちの大きな歓声が聞こえてきます。 やっていたのは、段ボールを何個も積み上げて作った壁にボールを投げて、その壁を崩すというゲームでした。 大きく立ちはだかっていた段ボールの壁が崩れるごとに、歓声が上がります。 とにかく楽しそうな子どもたち! 次々とボールを投げ、体いっぱいを使って喜びや悔しさ、お友だちを応援する気持ちを表しています。 この授業の目的は何だろうと考えてみます。 ボールを投げる時や的に当てる時の体の使い方、どの部分を狙えば効果的なのかを考える力、友人たちと協力して目的を達成する力… 私はそんな予想をしたわけですが、この後参加していた先生方のお話を聞くと、それをはるかに超えるものでした。 この授業で、果たすべきことは2つあるようでした。 ・“楽しい!”を経験してもらうこと。 ⇒楽しいにも色々あり、的に当たること、純粋に体を使う事、上手くなっていくこと、仲間との関りなどなど… この“楽しい!”と思う気持ちが、学びへの第一歩になってくるのかなと思いました。 ・技術的にできるようになることを保証すること ⇒楽しいだけではなく、しっかりと“出来るようになる”こと。ここを保証してあげることで、次の学びや自信にも繋がるのかなと思います。 この2つを両立するために、ゲーム前の練習や、ゲーム後の振り返りをどのようにするのか、どのように授業を進めていくのか、十分に工夫の余地があり、先生たちの腕の見せ所です。 ボールを強く投げる、的に当てるという体の使い方を習得するために、“言語化”するというのも大切な要素のようでした。 また、大きな壁を前にして、どこを狙うのか。下を狙えば多く倒れるけれど強い力が必要。上を狙えば小さな力でも倒れるが、丁寧に狙う動きが必要。強く投げること、丁寧に投げることは動きが相反するため、そのあたりも面白いところです。 45分の授業の中で、これほど多くの(といってもとても網羅できておらず、実際はもっと多く深いものです)事を考え、取り組んでいる先生方は本当にすごいです。 『すごい』というボキャブラリーしか自分にないことが悲しいのですが。 また、それぞれの先生によって色々な考えややり方がある中で、横のつながりを持ちながら、よりよいものにしていこうという取り組みも、とても大切なことだと思います。 先生方の業務は多岐にわたり、業務量もとても多いです。 その中で、子供たちに対する“教育”をより良いものにしていこうと日々努力している先生方、本当にありがとうございます。 毎日お疲れ様です。ビールとか差し入れしたいくらいです。できれば一緒に飲みたいけど。 さて、次の授業では、この大きな段ボールの壁を、分けて離して設置してみるそうです。 1枚の壁の面積が狭くなり、複数になった時、子供たちはどんな動きを見せるのか、先生方はどのように授業を進めていくのか。 これまた楽しみです。 5年生家庭科(青菜のおひたし)12月3日(木) 濃霧からの快晴 <第1稿> ほうれん草や小松菜など青菜の美味しい時期ですね。 先ほど1時間目の家庭科の授業で、5年生は『青菜のゆで方』を勉強しました。 まずは、前回の復習から。 ガスの元栓を開けて、コンロに火を着けます。 …残念ながら今回子どもたちが出来るのはここまで。 県の警戒レベルが上がったことから、今回は先生の実演を見学する形となりました。 お湯が沸騰するまでの間に、ほうれん草を洗って下準備。 ここで先生が、教科書には載っていない裏技を教えてくれました。 それをヒントに、子供たちから「こうしてみたらどうなるかな?」と疑問が湧いてきます。 とてもいい時間です。 お湯が沸いたら、ほうれん草を茹で、冷まします。 水気を切って食べやすい大きさに切ったら、盛り付けて完成です。 完成したほうれん草のお浸しは、先生の晩御飯になるそうですよ。 先生の授業の進め方がとても素晴らしく、今日調理実習は出来ませんでしたが、子供たちの心には『やってみたい』という火が灯ったようです。 「うちで青菜を育てているから、それで作ってみたい!」と言っていた児童もいました。 夕方は、夕飯の準備やらとにかく忙しい時間帯です。 そんな中子どもたちに台所に立ってもらうのは至難の業ではありますが… もしご協力いただけるようでしたら、保護者のみなさま、青菜のご準備をお願いします。 5年生のみなさん、もし出来たら家で挑戦してみてくださいね。 先生に教えてもらった裏技を忘れずに…! かしわ学級 しいたけ屋さんのアフターフォロー
<Kの学校日記 vol.28>
12月2日(水) くもりのち晴れ 1時間目のことです。 かごに“しいたけ”らしき物をたくさん詰めて、かしわ学級の児童が職員室へとやってきました。 しいたけといえば、先週の金曜日にかしわ学級の児童たちがお店をオープンして大盛況。 明北小の先生たちの夕食が、もれなく“しいたけ料理”になったと思われたあの日の事は、まだ記憶に新しいです。 『お、これはしいたけ屋さんの移動販売かな?』と、財布を出して買う準備をしようとしたところ… どうもそうではないようです。 袋に入ったしいたけを、先生方の机の上にそっと置いていく児童。 よく見ると、お手紙がついています。 『しいたけと大根を買ってくれてありがとうございました。 このしいたけも 食べてください』 なんと、お店に来てくれたお客さんへのお礼のプレゼントでした! 金曜日に食べたしいたけがとっても美味しくて、『あーまた食べたいな。でももう今年は終わりかな…』と思ってたんだよ! そのしいたけがまた食べられるなんて! 素晴らしいアフターフォローをありがとうございます。 かしわ学級では、“感謝の気持ちを伝える”ことがテーマだそうです。 感謝の気持ち… 子どもたちが今日も元気でいてくれる事。それさえ当たり前ではなくて、今日も輝く笑顔が見られることが最高に幸せなんだなと思った朝です。 こちらこそありがとう、の感謝の気持ちを込めて。 図書委員からのクリスマスプレゼント12月1日(火) 快晴 今年もあっという間に12月がやってきてしまいました。 明北小学校では、今月は“読書月間”です。 司書の先生が色々な企画を用意してくれているのですが、どれも素晴らしいので、出来る限りご紹介していきたいと思います。 初回のレポートは、『図書委員からのクリスマスプレゼント』企画です! 図書委員のみんなが読んでもらいたい本を選び、ラッピングして用意するという企画。 何の本が入っているか分からないので、読みたくなるような短い紹介文と、対象学年を書いたカードが貼ってあります。 そしてラッピングを開けると、その本の紹介者が誰なのかを書いたカードが入っています。 今年度は、通常の図書館イベントが出来ない中、密を避けながらも子供たちのつながりを大切にしたいと考えられた企画です。 何が入っているか分からないワクワク感! そして、子供たちの紹介文がなんとも個性的で魅力的! 初日の今日、朝・2時間目の休み時間と続々と子どもたちが選びに来ていました。 限定50冊ですよ! 児童のみなさん、お早目に〜 そして。 取材に行ったはずなのに、いつの間にか真剣に選んでしまう私… 迷いに迷いながらも、これ!と思った1冊を借りてみました。 (一番下の写真) 『ものがたりを つくれる』って何だろう?と思いながらラッピングをとくと… 出てきたのは“プログラミング”の本でした。 うーん、なるほどーーー!!! これすごく面白いです! このままでは毎日通って、子供たちの本を奪ってしまいそうなので、司書の先生に「大人へのお勧めバージョンも作って下さい!」とお願いしてみました。 読書月間でお忙しいとは思うのですが、この機会に大人も子供たちと一緒に本をたくさん読めるといいなと思います。 新作!くじらぐも11月30日(月) 晴れ 日頃から、庁務員の先生の作品を楽しみにしていらっしゃるみなさま。 お待たせいたしました。 新作が完成したようです! 庭の筑山にあらわれたくじら。 ヒノキの実の体に、黄色いかりんの実の目がついています。 よく見ると、熊手で作った波の上を泳いでいます。 これは、1年生の国語の教科書に載っている“くじらぐも”を再現した作品だそうです。 1年生のみんなに見てもらいたいと、先週金曜日の夕方に、庁務員の先生が作ってくれました。 このたくさんの実を集めるだけでも大変だろうなと思います。 国語の授業では、様々な体験を通して“想像する力”を育んだ子供たち。 このくじらぐもの作品を見て、どんな風に心を動かすのかな。 波の上を大きく雄大に泳ぐ、このくじらのように、子供たちも心を大きく自由に泳がせて欲しいです。 かしわ学級 大根・しいたけ屋さん
<Kの学校日記 vol.25>
11月27日(金) くもり 先日、あるお手紙が届きました。 差出人は、かしわ学級の児童です。 『先生、いつもありがとうございます。 かしわのみんなで、大根としいたけをそだてました。 おいしかったので、大根屋さんを開いて先生方に安く買っていただき あじわってもらおうと考えました。 ぜひ、買いに来て下さい。』 とても丁寧な字で書かれていました。 そしてこの文章力。ぜひ食べてみたいと思わせてくれます。 本当に本当に嬉しくて、このお手紙を宝物にしようと思いました。 そこにはチラシも一緒に入っており、27日(金)の2時間目の休み時間に、職員室前で開店するとのこと! その日を心待ちにしていました。 そして、今日は待ちに待った開店日。 休み時間の20分ほど前から、開店準備が始まりました。 長机に商品の大根としいたけが並べられ、レジスターにはお釣りも準備してあります。 開店すると、先生方が続々と買いに来ました。 もちろん、私もお財布片手に買いに行きました! お店では、店員さん(かしわ学級の児童)が、 「大きい椎茸の方がおいしいよ!」 「これはねずみにかじられた大根だよ。こっちには、綺麗な大根もあるよ。」 などと、おすすめの大根や椎茸を選んでくれたり、会計をしてくれたりしました。 1,000円札を出しても、しっかりお釣りが返ってきました。 お店は大賑わい。 最初は遠慮がちに買い物していた先生方でしたが、最後はたくさん買い物されて、たくさんの大根や椎茸は見事に完売! かしわ学級の児童たちの意欲、いつもとはまた違った顔も見ることが出来て、とても楽しいお買い物の時間でした。 かしわ学級のみんな、このような機会を作り準備してくださった先生方、ありがとうございました。 今日の夕飯は、もちろん椎茸。どうやって料理しようかな? 音楽会11月26日(木) 晴れ いよいよ音楽会の日がやってきました。 まだ夏の暑さが残る頃から練習を始め、冬の訪れを感じるこの時期にお披露目となりました。 一朝一夕で、今日この演奏が出来たのではなく、今までの練習の日々の中で、各学年それぞれにここまでのストーリーがあります。その一つ一つの積み重ねの成果だという事が、とてもよく伝わってきました。 教頭先生に、音楽会を行う目的を聞きました。主に3つの目的があるそうです。 まず、他の人の歌や演奏を聴いて鑑賞すること、 2つ目に、保護者の方や地域の方に学校での取り組みや子供たちの様子を見ていただくこと。 そして何より、音楽を通して表現することを学びます。これは、聴いてくれる相手がいるからこそ出来ることです。 今日のみんなの演奏が本当に素晴らしくて、私は終始涙腺が緩みっぱなしでした。 子どもたちの歌声はなんて美しいのだろうと思います。どんな楽器よりも、一番表現しやすいのが声(歌)であるとしたら、みんなの想いが歌として表現され、伝わってきたからこそ、こんなにも心が動くのだと思います。 先生方の、緊張する子供たちへの声掛けや、終わった後のリアクションもそれぞれに胸にぐっときました。 全学年の演奏の後は、三原先生よりお話をいただきました。 先生からは主に2つ。 まず、音が揃っていたこと。音を揃えるのは簡単なことではないけれど、それぞれの音を聴き合って揃っていたこと。 これは、先生方のご指導や、保護者の方や地域の方に教えていただいた事もあるけれど、子供たちの、音を合わせよう、良い音を出そうという気持ちの表れだとおっしゃっていただきました。 そして2つ目は、絵などとちがって、音楽はその場で消えてしまうという事。 でも心の中には残り、それが成長の糧となるという事。 とても良いお話を聞かせていただきました。 (詳しくはDVDでご覧ください。) こうして、1年生にとっては初めての、6年生にとっては最後の音楽会が幕を閉じました。 今は立派な6年生も(合唱も合奏もとても立派でした!)こんなに小さな時があったのだと思うと、感動もひとしおです。 最後に、舞台装飾について。 今年度は、校長先生、教頭先生、音楽の先生方などたくさんの方たちと一緒に、舞台装飾を作りました。 大きな木から、音符の羽をつけた鳥たちが飛び立ち、そして帰りゆく様子になりました。 木の葉の音符は、緑から順に赤へと紅葉していき、時の流れや子供たちの成長を表しています。 例年子供たちの後ろで舞台を飾っていたクマやウサギの動物たちも、今年度も音楽会に参加していたのですが、どこにいたかお気づきでしたか? 実は、カメラのある2階部分にいたのです。 そこは、子供たちが舞台に立ってまっすぐ前を見た時に目に入ります。 今年度はいつもほど多くの方には見ていただけないので、賑やかになるように。そして、動物たちが一緒に歌う様子を見て、子供たちが少しでもリラックス出来ていたらいいなと思います。 感動、感動の音楽会。 とても素晴らしい時間をくれた子供たちや先生方、ありがとうございました。 今日はいい夢が見られそうです。 いよいよ明日11月25日(水) 晴れ 音楽会の収録日、前日。 リハーサルだというのに、泣いてしまいそうです。 先ほど舞台装飾の最終仕上げをしていて、2年生のリハーサルを見ることが出来ました。 2年生は7名。今日は1人お休みで6人での練習。 梯子にのぼり、装飾していた私の背中に聞こえてくる歌声に驚きました。 とても6人で歌っているとは思えないほどの歌声。 合奏もぴったりとみんなの息があっていて、本当に素晴らしい! 移動も静かでスムーズで、何より堂々としています。 思わず拍手してしまいました。 に、2年生なんだよね?みんな。 この真剣なまなざし、一生懸命力を出そうとする気持ち。 こういう気持ちを、思い出させてくれてありがとう。 大人こそ、目の前のことを一生懸命、真剣に、そして楽しんで、子供たちにそんな姿を見て欲しいな、そう思いました。 明日の本番で、私の涙腺はどうなってしまうのでしょう。 厚めのハンカチを準備したいと思います。 桜の木の剪定11月24日(火) 快晴 いいお天気です。 今日は朝から、シルバー人材センターの方々にお越しいただき、校庭の桜の木の剪定作業をしていただきました。 枝をいっぱいに伸ばした桜の木々ですが、電線や下を通る車にあたってしまってはいけないので、見極めながら切っていただきました。 枝を切った部分から腐ってしまわないようにと、防腐剤も塗っていただきました。 (真ん中の写真) 梯子を使った高い作業、大変だったと思います。 ありがとうございました。 桜の木と一緒にコブシの木も剪定していただいたのですが、切られた枝を、事務の先生がそっと拾って、職員室前の受付に飾ってくれました。 まだ固い蕾ですが、小さな毛が生えてもふもふとして暖かそうです。 事務の先生は、事務仕事をする傍ら、みんなが快適に過ごせるように気を配り、みんなのフォローをしながらも、時には叱り(立場的に必要で、怖くはない)、美味しいものもくれたりします。 なんでも良くご存知で、いてくれると安心します。 私は、なんだか先生たちのお母さんのような存在だなと思っています。 明北小には、魅力的な先生方がたくさんいます。 みなさんそれぞれプロフェッショナルで、すごく素敵です。 そんな先生方を、これからもこの場を借りて、少しずつご紹介したいなと思っています。 今日の職員室11月20日(金) くもり時々雨 音楽会の準備が佳境に入ってきました。 写真は、今日午後の職員室の様子です。 レタリングが得意な高嶋先生が“音楽会”の文字を担当してくれました。 気付くと、校長先生と教頭先生もお手伝い。 手先が器用で多彩な先生方のおかげで、今年度のステージ装飾は、例年と一味違うものになるかも?しれません。 子供たちも、毎日一生懸命練習しています。 明北小60周年の音楽会DVDが楽しく素敵なものになりますように! 5年生調理実習(ゆで卵)11月19日(木) 晴れ 朝、音楽会でつかう装飾を作っていたところ、緊急連絡が入りました。 なんと今日、5年生が初めての調理実習を行うとのこと! 早速取材に行ってきました。 本来だったら春やる予定だった調理実習のゆで卵作りを、やっとやっと行うことができ、みんな本当に嬉しそうでした。 調理実習自体が初めてなので、ガスコンロを使うのも初めて。 ガスの元栓の開け方から教えてもらいました。 準備を整え、班ごとに鍋にお水と卵を入れて火をつけ、調理を始めていきます。 ゆで卵は、沸騰してからのゆで時間によって硬さが変化していくので、沸騰してから時間を計ります。 お鍋に蓋をして、沸騰するまでしばし待ちます。 沸騰したかな?と鍋の蓋を開けて確認する子供たち。 沸騰した時に吹きこぼれないよう、鍋の蓋を少しずらして待っている子もいます。 …と、ここで1つの疑問が。 “沸騰”している状態を、みんな判断できるのかな??? 様子を見ていると、「これもう沸騰してる?」「もうちょっと」「うん、もう大丈夫」などと声をかけ合いながら進めていました。 どうやら、4年生の理科の授業で習っていたようです。 こうして、学んだことが繋がっていくんですね。 出来上がったら殻をむき、完成です! 給食の時間に食べるそうですよ。そして、今日の給食はなんと、コッペパンとハンバーグに野菜スープ。これは合いそうです! ゆで卵が出来るようになれば、作れるものが広がりますね。 そのままおやつにしてもいいし、煮卵、サンドイッチ、サラダ、それからこれからの時期はおでん…! 子供がゆで卵を仕上げてくれれば助かります。 ここはどんどん頼んで、ゆで卵マスターになってもらいましょう。 音楽会に向けて11月18日(水) 晴れ 音楽会の収録日が迫ってまいりました。 子供たちも、先生方も準備に追われております。 本日は、講師の三原寿雄先生に来ていただき、全学年が指導していただきました。 三原先生は、安曇野市の元教員で、長年合唱を指導されています。 写真は1年生の様子です。 初めての音楽会ですが、三原先生の前で堂々と発表していました。 昨日、“こんにちは先生”のビデオに登場した高嶋先生も日頃音楽会の指導をしてくださっているのですが、先日1年生の練習中に、感動して涙が出てしまったとおっしゃっていました。 担任の先生と1年生のみんなの心がつながっている様子が、音楽を通して感じられたそうです。 私もその話を聞いて、胸があたたかくなりました。 そんな話を聞くと、音楽は表現そのものなのだな、と思います。 今まで一生懸命練習してきた成果はもちろんのこと、子供たち同士、そして先生との結びつきの様子も学年それぞれに感じられることと思います。 そんな様子にも注目してみたいです。 子供たちは、音楽会に向けての意気込みを、1人1人が色とりどりの音符のカードに書いています。当日いらっしゃったら、ぜひご覧ください。 三原先生には、音楽会当日にも来ていただき、講評していただきます。 その様子も収録予定ですので、こちらも楽しみです。 こんにちは、先生
<Kの学校日記 vol.18>
11月17日(火) 晴れ 今日は朝から全校児童を対象に、歯科健診がありました。 詳しい様子は、保健室の養護の先生の記事をご覧ください。 他の学年が行っている間に、次の学年が廊下で待機しているのですが、きちんと並んで座り、私語を慎み静かに待っている姿が印象的でした。 さて。 給食の時間に、今日は“こんにちは 先生”というビデオ放送がありました。 新任職員が自己紹介をするビデオなのですが、毎回レベルアップしており、みなさんの多彩な特技を発表する場にもなっています。 本日のビデオは、高嶋先生でした。 高嶋先生はピアノ教室の先生でもあり、音楽のイメージが強いのですが、なんと袴を穿いて登場!本気の習字を見せていただきました。 息子さんが、東京で音楽の勉強をされているそうで、明北小学校の校歌のボサノババージョンを作ってくれたそうです。 Youtubeで『明北小学校 校歌』で検索してみてください! 6年生調べ学習
<Kの学校日記 vol.17>
11月13日(金) 第二稿 最近、先生方にブログに掲載する記事案をいただけることが多くなってきました。 ありがたいことです。 今日は、6年生の国語の授業が図書室で行われるとのことで取材に行ってきました。 今6年生は、日本文化を伝えるパンフレット作りをしています。 まず最初に、“『鳥獣戯画』を読む”という話を学習しました。 そこでは、筆者が絵と文章を組み合わせたり、効果的な表現を用いて『鳥獣戯画』の魅力を伝えています。 そのような表現方法を用いて、今度は自分たちでも日本文化の魅力を伝えるパンフレット作りに取り組んでみようというわけです。 班に分かれて題材(日本文化の中でも何を取り上げるか)を決め、項目ごとに担当を決めていきます。 そして担当した項目ごとに、1人1人がパンフレットを作っていきます。 題材を決めて構想を練り、詳しく調べて情報を集め、パンフレットの構成を決めて下書きをしていく… もちろんより魅力的に伝わるような表現方法を使って。 とても難しい作業です。 みんなで力をあわせて、時には先生方の力も借りながら進めています。 『日本にいるけれど、日本の良さを知らない日本人に、 日本文化の魅力を伝える』 6年生のみんなが創るパンフレットがどんなものになるのか、とても楽しみです。 雪吊りと藁ぼっち11月13日(金) 晴れ 朝の濃霧から一転、いいお天気になりました。 朝晩がだいぶ冷え込むようになってきましたね。 今年もあの厳しく長い信州の冬がやってくるのかと思うと、この晴れ間がとても貴重に思えます。 校庭に駆け出して、ど真ん中でおにぎりでも食べたいくらいです。 そして大の字になってお昼寝したい… と、そんな妄想をしたところで、冬はやってくるわけで。 写真は、“雪吊り”と“藁ぼっち”です。 庁務員の先生の作品です。 この美しさ、ため息が出ます。冬支度の一つというより、もはや作品です。 一番上の部分には、とんぼが乗っています。 これも、先生の手作りです。 この飾りは作り手によって違い、メッセージが込められているそうです。 立派な雪吊りの後ろには紅葉する山。 じきに冬がやってくるんですね。 こうして、学校の環境整備をしながら、季節ごとの美しさや楽しさをいつも感じさせてくれる庁務員の先生に感謝。 |
安曇野市立明北小学校
〒399-7101 住所:長野県安曇野市明科東川手823 TEL:0263-62-2130 FAX:0263-62-5892 ☆ご感想・ご意見をお寄せください |