最新更新日:2024/06/06 | |
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音楽お届け隊今日はK先生に代わり、学習指導補助員高嶋がお届けいたします。 「学習指導補助員」などという偉そうな肩書きですが、 音楽の授業やかしわ学級に混ぜていただき、 みなさんと楽しく過ごしています。 さて先日、音楽会も大成功に終わりまして、 燃え尽き症候群に陥る暇もなく、 「学習指導補助員」もとい「音楽お届け隊」の3人は、 次の楽しいイベントへの準備を始めました。 校長先生からの嬉しい提案で、 クリスマス音楽会を録画して、お昼の放送で流すことになったのです♪ 私たちの本業は、ピアノの先生。 というわけで、もちろんピアノ演奏。 だけじゃつまらない! 一台のピアノを三人で弾いたり、 六人でぐるぐる交代して弾いたり、 校長先生や教頭先生やK先生をはじめ、 いろいろな先生をお迎えして合奏したり、 もちろん仮装したり・・・。 練習があまりに楽しく、 どんどん曲数が増えてしまい放送時間が足りないかも〜。 音楽の授業では、歌うのが恥ずかしかったり、 楽器を演奏するのが難しくて、 苦手な子もたくさんいるけれど、 本来、音楽は自由で楽しいもの! 楽譜通りじゃなくても上手くできなくても、 楽しければいいんです♪ 身近な大人が本気で楽しんでいる姿を見て、 こどもたちが、 「音楽っていいな、おとなって楽しそうだな」 と思ってくれたら、しめしめです。 サンタクロースの衣装をそっと渡すと、 さっと着て下さる校長先生、 机の下からトナカイの被り物をさっと取り出す教頭先生、 こんな素敵な上司に恵まれて、 今日も楽しく頑張ります! 3年生社会見学(明科消防署)12月4日(金) 晴れ 今日、3年生は社会見学で消防署に行きました。 大人数にならないよう2班に分けることになり、最初のA班に同行しました。 9時10分に学校を出発、歩いて明科消防署に向かいます。 最後尾には女子3人が並び、 「あの横断歩道の信号は、ボタンを押さないと青にならないんじゃない?」 「じゃあ、先に押しておかないとすぐに渡れない」 「先生に言った方がいいかな?」 「渡るなら後で言おう」 と、先の行動を予測しながら会話をしていました。 道中、“消火栓”や“消火栓ボックス”“防火水槽”を探します。 普段意識しないと気付きませんが、探してみるとたくさん見つかりました。消火栓ボックスの横(地上)に消火栓がない場合は、地下にある消火栓(マンホール)を見つけました。 消防署に到着すると、まずは消防署の仕事についてお話を聞きました。 勤務は、朝8:30から翌朝の8:30までの24時間で、夜中は仮眠が取れるように布団もあるようですが、出動すると全く眠れない時もあるそうです。 朝・昼・晩御飯ももちろんその間に取っているそうです。どんなものを食べているのか気になります… 119番通報すると、松本市にある通信指令課につながり、そこから明科消防署に指令が来るそうです。 説明を聞いた後は、救急車へ移動。AEDなど車内の設備を1つずつ見せていただきました。 その後は、消防隊員が着る防火服や道具を見せていただきました。 防火服を着てボンベなどの道具を背負うと、25kgにもなるそうです。さらに放水などの任務をこなすには相当な体力が必要で、日々訓練されているとの事でした。 実際に、子供たちもボンベを背負ったり、防火服を着せてもらいました。 「見た目だけでは分からないね。着てみると重い!」 との発言も。 消防隊員の方のご苦労、任務の大変さが少し理解できたと思います。 タンク車もゆっくりと見学させていただきました。 子どもたちは隅々までよく観察し、どんどん疑問が湧いてきます。 上に繋がる梯子や、備え付けられた大きなハンマー、メーターやレバーを見つけては、 「これは何に使うの?」 と質問し、丁寧に教えていただきました。 そして最後は質疑応答の時間です。 1人ずつ、考えてきた質問をしました。みんなしっかり質問し、答えをよく聞いてメモを取っていました。 一番印象的だったのは、最後の質問です。 「どうして消防隊員になったのですか?」 お1人は、テレビで土砂災害の現場から子供が助けられているのを見た時に感動して、消防士を目指したそうです。 そしてもうお1人は、小学生の時の社会見学で消防署に行ったときに興味を持って、中学校の職場体験で消防署を選び、そしてそのまま消防隊員を目指したそうです。 強い想いと日頃の鍛錬がないと、到底務まらないお仕事だと強く感じました。 このようなお仕事についている方々に感謝し、「私たちも出来ることをやっていきたいね。」と担任の先生に纏めていただきました。 帰る前には消防車の前でみんなで記念撮影。 とてもいい思い出になったと同時に、消防署での仕事について体験も交えて学ぶことが出来ました。そして今日もまた、とてつもなくかっこよい大人に出会えた子供たちでした。 朗読の時間12月3日(木) 濃霧からの快晴 <第3稿> 今日は3つ目のブログ記事となるわけですが、これまたとても素晴らしい企画です。 読書月間となる今月、“図書委員からのプレゼント”に引き続き、また新たな企画が誕生しました! “朝の朗読”の時間です。 司書の先生が選書した本を、8時10分からの5分間朗読してくれます。 朗読は、読み聞かせとはまた違った魅力があります。 情報は、音のみ。 その他を埋めるのは1人1人の想像力です。 情報量が少ないからこそ想像力が働き、その世界に入り込めるように思います。 別の世界に入り込む時間というのは、ただただ楽しい時間でもあり、現実の色々を忘れて気分転換できる時間でもあります。 これは本の大きな魅力の一つです。 この朗読の時間は、昨日から14日間毎日続きます。14日間の朗読を通して、1冊の本が完結するわけです。 そしてこの企画に花を添えるべく、朗読用の音楽を、東京で音楽の勉強をしている高嶋先生の息子さんが作曲してくれました。 本の朗読の最初と最後に短い音楽が流れます。 この音楽を毎日聞くことで、子供たちは、そのうちお話にスッとはいれるようになり、終わった後はスッと次の事に切り替えられるようになっていくと思います。音楽の効果は素晴らしいです。 一番下の写真は、朗読中の5年生のクラスの様子です。 司書の先生の朗読はとても聞きやすく、みんなとても集中してお話を聞いていました。 静かに朗読を聞く、新しい朝の時間がこれからしばらく続きます。 先生方の研究授業12月3日(木) 濃霧からの快晴 <第2稿> “教育”とは、何でしょうか。 岩波国語辞典では、 『教えて知能をつけさせること。 人の心身両面にわたって、またある技能について、その才能を伸ばすために教えること。』 とあります。 先生たちは、この“教育”のプロフェッショナルです。 そのプロ達が、お互いの授業を見合って、より良い授業のあり方を考えるのが“研究授業”です。 今年度の研究授業は、“体育”です。 今まさに、その取り組みの真っ最中とのことで、1年生の体育の授業を見学しに行ってきました。 体育館に近づくにつれ、子どもたちの大きな歓声が聞こえてきます。 やっていたのは、段ボールを何個も積み上げて作った壁にボールを投げて、その壁を崩すというゲームでした。 大きく立ちはだかっていた段ボールの壁が崩れるごとに、歓声が上がります。 とにかく楽しそうな子どもたち! 次々とボールを投げ、体いっぱいを使って喜びや悔しさ、お友だちを応援する気持ちを表しています。 この授業の目的は何だろうと考えてみます。 ボールを投げる時や的に当てる時の体の使い方、どの部分を狙えば効果的なのかを考える力、友人たちと協力して目的を達成する力… 私はそんな予想をしたわけですが、この後参加していた先生方のお話を聞くと、それをはるかに超えるものでした。 この授業で、果たすべきことは2つあるようでした。 ・“楽しい!”を経験してもらうこと。 ⇒楽しいにも色々あり、的に当たること、純粋に体を使う事、上手くなっていくこと、仲間との関りなどなど… この“楽しい!”と思う気持ちが、学びへの第一歩になってくるのかなと思いました。 ・技術的にできるようになることを保証すること ⇒楽しいだけではなく、しっかりと“出来るようになる”こと。ここを保証してあげることで、次の学びや自信にも繋がるのかなと思います。 この2つを両立するために、ゲーム前の練習や、ゲーム後の振り返りをどのようにするのか、どのように授業を進めていくのか、十分に工夫の余地があり、先生たちの腕の見せ所です。 ボールを強く投げる、的に当てるという体の使い方を習得するために、“言語化”するというのも大切な要素のようでした。 また、大きな壁を前にして、どこを狙うのか。下を狙えば多く倒れるけれど強い力が必要。上を狙えば小さな力でも倒れるが、丁寧に狙う動きが必要。強く投げること、丁寧に投げることは動きが相反するため、そのあたりも面白いところです。 45分の授業の中で、これほど多くの(といってもとても網羅できておらず、実際はもっと多く深いものです)事を考え、取り組んでいる先生方は本当にすごいです。 『すごい』というボキャブラリーしか自分にないことが悲しいのですが。 また、それぞれの先生によって色々な考えややり方がある中で、横のつながりを持ちながら、よりよいものにしていこうという取り組みも、とても大切なことだと思います。 先生方の業務は多岐にわたり、業務量もとても多いです。 その中で、子供たちに対する“教育”をより良いものにしていこうと日々努力している先生方、本当にありがとうございます。 毎日お疲れ様です。ビールとか差し入れしたいくらいです。できれば一緒に飲みたいけど。 さて、次の授業では、この大きな段ボールの壁を、分けて離して設置してみるそうです。 1枚の壁の面積が狭くなり、複数になった時、子供たちはどんな動きを見せるのか、先生方はどのように授業を進めていくのか。 これまた楽しみです。 5年生家庭科(青菜のおひたし)12月3日(木) 濃霧からの快晴 <第1稿> ほうれん草や小松菜など青菜の美味しい時期ですね。 先ほど1時間目の家庭科の授業で、5年生は『青菜のゆで方』を勉強しました。 まずは、前回の復習から。 ガスの元栓を開けて、コンロに火を着けます。 …残念ながら今回子どもたちが出来るのはここまで。 県の警戒レベルが上がったことから、今回は先生の実演を見学する形となりました。 お湯が沸騰するまでの間に、ほうれん草を洗って下準備。 ここで先生が、教科書には載っていない裏技を教えてくれました。 それをヒントに、子供たちから「こうしてみたらどうなるかな?」と疑問が湧いてきます。 とてもいい時間です。 お湯が沸いたら、ほうれん草を茹で、冷まします。 水気を切って食べやすい大きさに切ったら、盛り付けて完成です。 完成したほうれん草のお浸しは、先生の晩御飯になるそうですよ。 先生の授業の進め方がとても素晴らしく、今日調理実習は出来ませんでしたが、子供たちの心には『やってみたい』という火が灯ったようです。 「うちで青菜を育てているから、それで作ってみたい!」と言っていた児童もいました。 夕方は、夕飯の準備やらとにかく忙しい時間帯です。 そんな中子どもたちに台所に立ってもらうのは至難の業ではありますが… もしご協力いただけるようでしたら、保護者のみなさま、青菜のご準備をお願いします。 5年生のみなさん、もし出来たら家で挑戦してみてくださいね。 先生に教えてもらった裏技を忘れずに…! かしわ学級 しいたけ屋さんのアフターフォロー
<Kの学校日記 vol.28>
12月2日(水) くもりのち晴れ 1時間目のことです。 かごに“しいたけ”らしき物をたくさん詰めて、かしわ学級の児童が職員室へとやってきました。 しいたけといえば、先週の金曜日にかしわ学級の児童たちがお店をオープンして大盛況。 明北小の先生たちの夕食が、もれなく“しいたけ料理”になったと思われたあの日の事は、まだ記憶に新しいです。 『お、これはしいたけ屋さんの移動販売かな?』と、財布を出して買う準備をしようとしたところ… どうもそうではないようです。 袋に入ったしいたけを、先生方の机の上にそっと置いていく児童。 よく見ると、お手紙がついています。 『しいたけと大根を買ってくれてありがとうございました。 このしいたけも 食べてください』 なんと、お店に来てくれたお客さんへのお礼のプレゼントでした! 金曜日に食べたしいたけがとっても美味しくて、『あーまた食べたいな。でももう今年は終わりかな…』と思ってたんだよ! そのしいたけがまた食べられるなんて! 素晴らしいアフターフォローをありがとうございます。 かしわ学級では、“感謝の気持ちを伝える”ことがテーマだそうです。 感謝の気持ち… 子どもたちが今日も元気でいてくれる事。それさえ当たり前ではなくて、今日も輝く笑顔が見られることが最高に幸せなんだなと思った朝です。 こちらこそありがとう、の感謝の気持ちを込めて。 図書委員からのクリスマスプレゼント12月1日(火) 快晴 今年もあっという間に12月がやってきてしまいました。 明北小学校では、今月は“読書月間”です。 司書の先生が色々な企画を用意してくれているのですが、どれも素晴らしいので、出来る限りご紹介していきたいと思います。 初回のレポートは、『図書委員からのクリスマスプレゼント』企画です! 図書委員のみんなが読んでもらいたい本を選び、ラッピングして用意するという企画。 何の本が入っているか分からないので、読みたくなるような短い紹介文と、対象学年を書いたカードが貼ってあります。 そしてラッピングを開けると、その本の紹介者が誰なのかを書いたカードが入っています。 今年度は、通常の図書館イベントが出来ない中、密を避けながらも子供たちのつながりを大切にしたいと考えられた企画です。 何が入っているか分からないワクワク感! そして、子供たちの紹介文がなんとも個性的で魅力的! 初日の今日、朝・2時間目の休み時間と続々と子どもたちが選びに来ていました。 限定50冊ですよ! 児童のみなさん、お早目に〜 そして。 取材に行ったはずなのに、いつの間にか真剣に選んでしまう私… 迷いに迷いながらも、これ!と思った1冊を借りてみました。 (一番下の写真) 『ものがたりを つくれる』って何だろう?と思いながらラッピングをとくと… 出てきたのは“プログラミング”の本でした。 うーん、なるほどーーー!!! これすごく面白いです! このままでは毎日通って、子供たちの本を奪ってしまいそうなので、司書の先生に「大人へのお勧めバージョンも作って下さい!」とお願いしてみました。 読書月間でお忙しいとは思うのですが、この機会に大人も子供たちと一緒に本をたくさん読めるといいなと思います。 |
安曇野市立明北小学校
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