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図書館の時間

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<Kの学校日記 vol.38>

12月15日(火) くもり

今日は、1年生の図書館の授業にお邪魔しました。
図書館は私も大好きな場所なのですが、子供たちはどのように過ごしているのでしょうか。

3時間目、図書館に集まってきた1年生の児童たち。
席に座ると、まずは司書の先生の読み聞かせの時間です。
今日の絵本は、靴、傘など身近な物の良いところを見つける絵本でした。どんな良いところがあるのかな?と絵を見ながら結び付け、発想を広げた子どもたちです。

読み聞かせの後は、借りていた本を返却し、新しい本を借りて読書をしました。
借りたい本の題名が分からない時は司書の先生に聞くと、「ここの棚にあるよ」と教えてくれます。
借りたい本が難しそうな時は、司書の先生が年齢に合った読めそうな代わりの本を勧めてくれます。
みんなが自由に本を選んだり借りたりしている中心に、司書の先生がいます。

子どもたちがよく知っている司書の先生の仕事は、このように図書館の時間に読み聞かせをしてくれたり、休み時間に本の返却や貸出をしてくれます。
でもそれだけではなく、“選書、受け入れ、配架”が司書の先生の大きな仕事です。
特に“選書”は、その司書の先生によって個性が出るところであり、腕の見せ所でもあるようです。
私は、明北小の司書の先生の選書がとても好きです。子どもたちの人気の本は取り入れながらも、なかなか自分では手に出来ないような本がたくさんあります。「こんな本が読みたい」と希望を伝えると、丁寧に相談に乗ってくれます。
たぶん、いやきっと、明北小の司書の先生はとっても本を愛していると思います。
そういった本に出会える喜びがある場所であり、ホッと一息つけるような場所でもあるのが、明北小の図書館です。

重要な“選書”をどのようにして行っているのか、実際に司書の先生にもお話を聞いてみました。
まず、授業に必要な本を揃えること。教科書が変わったら必要な本も変わるので入れ替えをします。

ただ先生の中で大切にしていることは、“今知りたいことを、今知れるように”。“適切なタイミングでその子に合ったものを提供できるように”することだそうです。
そのためには、授業だけではなく学校生活の様子(いま何を育てているか、何を飼っているかなど)、時代の流れ、その子の好きなことなどを知ることが必要になってきます。
例えば、大豆を育てている中で、大豆の事が知りたいと図書館に来た時に「探しておくから、ちょっと待っていてね。」という事がないよう、子供たちがどのタイミングで、何に興味を持ちそうか先読みして考え、興味の芽を摘んでしまわないようにしているそうです。
明北小は児童数が少ないので、個人の好みなども知りながら対応出来るとおっしゃっていました。

今日の1年生の授業でも、日頃からなかなか本が決まらない子に対して、相談に乗っていました。その子の好きなお料理の本を勧めたところ、とても気に入って借りていきました。
これぞ司書の先生の腕!拍手!
こうやって、子供たちの中に本が根付いていくといいなと思います。
見えないところでも、いつも子供たちの様子に気を配り、本を通じてサポートしてくださる司書の先生、いつもありがとうございます。

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