最新更新日:2024/05/13
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3年生音楽(お囃子の旋律づくり)

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<Kの学校日記 vol.58>

2月1日(月) くもり

音楽の先生から、良い情報をいただきました!
今日、3年生と4年生の音楽の時間に、発表があるとのこと。
今、旋律作りの授業中で、出来上がった曲の発表がそれぞれあるそうなのです。
これはぜひ見せていただきたいと、取材に行ってきました。

2時間目、3年生の音楽の時間です。
3年生は、“お囃子の旋律”を作っていました。
♪ターンターン、タンタンタンウン(ウンはお休み)の4拍子2小節のリズムに、“高いレ、高いド、ラ”の3つの音を当てはめて作ります。

本来であればリコーダーを使って、作った旋律を演奏する予定でしたが、警戒レベルが上がったことによりリコーダーの演奏が出来ないため、オルガンを使って演奏することになりました。
オルガンは、色々な音色を奏でることが出来ます。
そこで、どんな音色を使って演奏するかも、子供たちが選ぶことになりました。

今日は、それぞれが作った旋律を、班ごとに繋げて1つの曲にして演奏発表をします。
各班、4人ずつ。
8小節の曲が完成することになります。
どんなお囃子の音楽が出来上がるのかな?みんなが、オルガンのどんな音色を選ぶのかも楽しみです。

まずは、各班に分かれて練習をしました。
発表の際には、オルガンをひく順番や選んだ音色なども説明します。
誰がどの台詞をいうのかも、各班で話し合って決めていました。

オルガンを弾く時には、1人ずつ入れ替わって、ぐるぐる回りながら自分の旋律を弾きます。音が途切れないように、素早く順番を入れ替わるのもポイントとなりそうです。
練習を重ねるたびに移動も早くなり、ぐるぐるとずーっと回っている班もありました。
(まるで止まることを知らないマグロがぐるぐる回遊するように、すごい速さで回っていました。)

そして、お待ちかねの発表の時間です!
曲の長さとリズムは同じ。
でも、選んだ音、選んだオルガンの音色、それを並べる順番、終わりの音などで、全く違ったものになります。
それぞれどんなところが違うのか、味わって聞いてみてね、と音楽の先生からお話がありました。

それぞれが選んだ音、それが連なって旋律となり、その旋律がまた連なって一つの曲になっていきます。
班のメンバーのどの旋律をどの順番に持ってくるかでも曲の印象が変わってきます。
そして、オルガンで選んだ音色がまた、曲の印象を違ったものにしていました。

オルガンで選べる音色は、“ピアノ、トランペット、バイオリン、オーボエ”などなど…幅広くあります。
お囃子の音楽ということで、“琴”を選んでいる班が多かったですが、中には“パイプオルガン”を選んでいた班も…。

また、班の全員が同じ音色にしたり、1人1人違った音色にしたり。
違う音色にした場合は、オルガンのボタンを押して音色を変える必要が出てきます。
ある班は、自分が演奏した後に次の人が演奏する音色のボタンを押してから交代。
またある班は、余裕を持って2人先の演奏に備えて待機し、ボタンを押していました。
どの人が押せばスムーズに回るのか、考えて工夫しているのが見てとれます。

班ごとの発表が終わる度に、みんなに感想を聞きました。
「曲の終わり方が良かった」
「一人ずつ音色を変えていてすごいと思った」
「リズムやテンポが良かった」
「音が変わるところが、素早くていいなと思った」
など、それぞれの班の良いところを見つけて発表してくれました。
同じ人がいつも発表するのではなく、本当に色んな人が手を挙げて発表していました。

人の発表を静かに聞いて感想を持ち、それをみんなの前で自分の意見として発表が出来る事、それを多くの児童が出来ていることが素晴らしいです。
きっと、自分の意見を自由に言える環境が普段から整っているのだなと思います。
物怖じせず、自分の想いを、伝えるべき場で多くの人の前でも伝えられる事は大切な力だな、と改めて感じさせてくれた3年生でした。

つづく…


(4年生の音楽発表の様子は、明日掲載予定です。)

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