最新更新日:2024/05/14
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5月24日『明北小オープンDAY』 詳細は「お知らせ」から どうぞ♪

6年生調べ学習

<Kの学校日記 vol.17>

11月13日(金) 第二稿

最近、先生方にブログに掲載する記事案をいただけることが多くなってきました。
ありがたいことです。
今日は、6年生の国語の授業が図書室で行われるとのことで取材に行ってきました。

今6年生は、日本文化を伝えるパンフレット作りをしています。
まず最初に、“『鳥獣戯画』を読む”という話を学習しました。
そこでは、筆者が絵と文章を組み合わせたり、効果的な表現を用いて『鳥獣戯画』の魅力を伝えています。
そのような表現方法を用いて、今度は自分たちでも日本文化の魅力を伝えるパンフレット作りに取り組んでみようというわけです。

班に分かれて題材(日本文化の中でも何を取り上げるか)を決め、項目ごとに担当を決めていきます。
そして担当した項目ごとに、1人1人がパンフレットを作っていきます。
題材を決めて構想を練り、詳しく調べて情報を集め、パンフレットの構成を決めて下書きをしていく…
もちろんより魅力的に伝わるような表現方法を使って。

とても難しい作業です。
みんなで力をあわせて、時には先生方の力も借りながら進めています。

『日本にいるけれど、日本の良さを知らない日本人に、
 日本文化の魅力を伝える』


6年生のみんなが創るパンフレットがどんなものになるのか、とても楽しみです。

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雪吊りと藁ぼっち

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<Kの学校日記 vol.16>

11月13日(金) 晴れ

朝の濃霧から一転、いいお天気になりました。
朝晩がだいぶ冷え込むようになってきましたね。
今年もあの厳しく長い信州の冬がやってくるのかと思うと、この晴れ間がとても貴重に思えます。
校庭に駆け出して、ど真ん中でおにぎりでも食べたいくらいです。
そして大の字になってお昼寝したい…
と、そんな妄想をしたところで、冬はやってくるわけで。

写真は、“雪吊り”と“藁ぼっち”です。
庁務員の先生の作品です。
この美しさ、ため息が出ます。冬支度の一つというより、もはや作品です。

一番上の部分には、とんぼが乗っています。
これも、先生の手作りです。
この飾りは作り手によって違い、メッセージが込められているそうです。

立派な雪吊りの後ろには紅葉する山。
じきに冬がやってくるんですね。
こうして、学校の環境整備をしながら、季節ごとの美しさや楽しさをいつも感じさせてくれる庁務員の先生に感謝。

6年生調理実習(スクランブルエッグ)

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<Kの学校日記 vol.15>

11月12日(木) 晴れ (第2稿)


本日、6年生は今年度初の調理実習を行いました。

メニューは、スクランブルエッグです。
卵を割り、塩コショウと牛乳を入れてかき混ぜます。
フライパンに油をしき、火をつけ、卵を入れてかき混ぜたら完成!

フライパンは、大きいものと小さいもの2つのサイズを用意して、好きな方を選んで調理します。
味の付け方、牛乳の量、溶き方、フライパンの違い、火の通し方などで、1人ずつ違うものになりました。

調理中はいい匂いが立ち込め、ほかほかの出来立てを見ると、つい味見したくなってしまいます。
ぐっとこらえていた6年生のみんな、きっと今頃給食と一緒に食べているかな。
久々の調理実習、みんなとても楽しそうでした!

スクランブルエッグのポイント(火加減とかき混ぜ方)を知ることが出来たので、今夜のおかずに加えてみようかな。
6年生のみんなにも、家でもぜひ作って欲しいです。

今後は、5年生の初めての調理実習も予定されています。



想像する力

<Kの学校日記 vol.14>

11月12日(木) 晴れ


昨日の事です。
配布物を確認していたら、一年生の学年通信が入っていました。

「そうぞうをひろげて、よもう!」〜くじらぐも
の表題のもと、国語で“くじらぐも”を題材にした授業の様子が載っていました。

その内容に、私は朝から感動してしまい、この学年通信を永久保存版にしようと心に誓った次第です。全文掲載したいくらいです。

「そうぞうをひろげて、よもう!」の表題の通り、子供たちの想像力を引き出すために色々な取り組みがされているわけですが、それがなんとも楽しく素晴らしいのです。

・「劇にしてやってみたい!」という子供たちの願いから、「」(かぎかっこ)の台詞に注目し、動作化したり、言い回しを工夫してみました。

・「くじらぐもにのってみたいな」という声をもとに、くじらぐもを制作。
 どこにのりたいか?どんなポーズにしたいか?を決めて写真を撮り、切り取ってくじらぐもに乗ってみました。
 これが楽しくて大爆笑だったらしい。私も想像するだけで楽しい!

・くじらぐもにのった子供たちが空を旅する部分では、台詞がほぼなかったので、みんなで“ふきだし”をつくって台詞を考えてみました。
 学年通信の裏面に、実際の子供たちのつくった“ふきだし”が掲載されているのですが、お話の中の限られた表現をもとにした、あふれ出る想像力に驚かされます。


もう、この時点で私は感動しているわけですが、さらに続きが。

くじらぐもの物語は終盤。
お話の中で子供たちが、ジャングルジムにのり、空に向かってくじらぐもとお別れする場面。
そこで、1年生のみんなも実際に校庭に出て、ジャングルジムの上で、自分が考えた台詞を言ってみるというのです!空に向かって!
なんという楽しい企画!
これはぜひ取材したい!と、みんなの姿を想像してほくほくしてしまいました。


ところが、しばらくすると。
校庭から子供たちの元気な大きな声が。

…えっ!?ま、まさか!?
そう、まさに今、子供たちがジャングルジムで空に向かって叫んでいるではありませんか!
慌ててカメラを取りに行き、激写したのですが、微妙に間に合いませんでした。

空を見ると、大きな、本当にくじらのような雲が。
もしかしたら、このくじら雲を見つけて、急きょ校庭に出てきたのかな?
それともたまたま、奇跡的にくじら雲が出てきてくれたのかな?
いつもより高いところから、空に向かって自分の考えた台詞を言えた子供たち。
それだけでも、気持ちが良さそうです。
国語の授業って、こんなに楽しいものだったんですね。
先生達って本当にすごいです。

“想像する力”というのは、どんな力なんだろう?
どうやって育まれていくのだろう?
そう考えた時に、そもそも、何もないところから想像することは出来るのか?という疑問が湧いてきます。
ゼロから想像するというよりは、やっぱり自分の経験した出来事や気持ちから生まれてくるように思えます。
だとすると、たくさんの経験を積んでいくことが、子供たちの想像力を育むことに繋がっていくのでしょうか。

楽しいこと、嬉しいこと、大切にされたこと、悲しかったこと、悔しかったこと、
どんなことも子供たちの糧になっていくのだとしたら、環境を整えようとするあまり、経験する機会を奪ってしまいすぎていないかな?振り返る機会にもなりました。

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発見!

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<Kの学校日記 vol.13>

11月11日(水) 曇り


なんと!

校内にカッパが!!!!!

しかも頭にはかわいらしいお花が咲いているではないかっ!!!!!!


これは大発見と、興奮して職員室に帰り、

「〇〇カッパがいましたっ!!!」と報告したところ、


「いますよね〜」
「あー、あれは、頭のお花が葉っぱになったり、季節ごとに色々変わるんですよ〜」
と。

あ、あれ?
ずいぶん前からいたんですね。
全然気が付きませんでした…

それにしてもなんと可愛らしい!
何か落ち込むことがあった時には、この子を見にいって心を落ち着かせたいと思います。


さて。
1年生の保護者のみなさま、今日配られる学年通信「おんりーわん」をご覧ください。
国語の素晴らしい授業の様子が載っています。
私は感動してしまいました。
明日あたりの記事にしたいなぁと思っています。

5年生社会見学(株式会社ちくま精機)

<Kの学校日記 vol.12>

11月10日(火) 晴れ

「どこかに出掛ける」というのは、どうしてこんなにもワクワクしてしまうのでしょうか。
今朝は目覚ましよりも50分も早く起床してしまいました…

本日5年生は、社会見学でちくま精機さんを訪問しました。
8時45分頃学校を出発。
犀川を渡る橋の上では、理科で習った“浸食”を観察しました。
そしてそのまま川沿いの土手を歩いていきます。
川沿いの土手を歩く先生と生徒たち…つい、金八先生を思い出してしまうのは私だけでしょうか?
予想以上にいいお天気になり、だんだんと汗が滲んできます。

ちくま精機さんに到着すると、まずは会社の事について色々と教えていただきました。
社名の“ちくま”というのは、昔篠ノ井線で大阪まで走っていた“急行ちくま”からきています。
田舎から大都会へいく急行のように、大きな企業へと成長するようにとの願いが込められているそうです。
創業51年。現在では、本社工場のほかに明科にもう一か所、そして東京にも営業所があるそうです。

お話を伺った後は、2つの班に分かれての工場見学です。
・デスクトップパソコンを組み立てるところ
・ロボットを使ったデモンストレーション
を見せていただきました。

デスクトップパソコンの組み立ては全て手作業です。ここで顧客への発送までを行っています。
家電量販店で販売されているものではなく、注文を受けて作っているので、約4億通りのカスタマイズが可能です。
それぞれ仕様が違うので、組み立て時のミスを防ぐため、“デジタルピッキングシステム”という自社で開発した仕組みを使ってデジタル化しています。
また、梱包で使用するダンボールの組み立ても機械で行うことで、業務効率の向上に役立っています。

ロボットのデモンストレーションは、多関節ロボットを関節ごとに動かした単純動作と、全ての関節を同時に動かした複合動作、それを使用して自社製品の生ごみ処理機“キッチンカラット”のネジを止める作業を見せていただきました。
デモンストレーションを見る前にスライドで説明を受けたのですが、そこにはこんな問いが。

「なぜ人から機械にするの?」

ロボットは、何時間働いても疲れません。正確に確実に膨大な作業をこなします。危険な場所で、危険な作業も出来ます。
スライドでは、こう締めくくられていました。
「ロボットの動いているところを見てもらって、考える教材にしてもらいたい」

これから、確実に機械・ロボット・AIとの関りが深く濃くなっていくであろう子供たちにとって、とても重要な問いかけをしてもらったと思います。
「安全に気をつければ、ロボットはとても良いパートナーになってくれる」
という担当者の方の言葉も心に残りました。

普段、なかなか見ることが出来ない工場の様子を見せていただきましたが、子供たちにはさらにお楽しみが!

本社工場の中にスタジオを構える、“あづみ野エフエム”さんの見学、そして「なろう、ひとつに!」の収録をさせていただきました。
私の車のカーラジオは、いつも76.1MHzです。
“おいしい給食いただきました!”のコーナーがお気に入りです。
スタジオの中に入り、今日一番の緊張の表情をみせていた子供たちですが、立派に収録出来ました。
明日、以下の時間帯で放送されるそうなので、ぜひ聴いてみてください。

11月11日(水) 12:29〜 1班
          12:53〜 2班

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落ち葉アート

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<Kの学校日記 vol.11>

11月9日(月) 晴れ


庁務員の先生が、落ち葉や木の実を使ってこんな作品を作ってくれました。
校門を入った築山と、校庭の芝生のところです。
色鮮やかな紅葉が本当に見事です。
たくさんの児童や先生方に見てもらいたいのですが、風がふくと一瞬でなくなってしまうので、とても儚いのです。
見られた人はラッキー!

みなさんにも、写真でお裾分けします。

この作品を、15分ほどで作ってしまう庁務員の先生。
季節や行事に合わせて美しく楽しい作品をいつも作ってくださるので、新作が登場したらまた紹介したいと思います。

流れる水のはたらき

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<Kの学校日記 vol.10>

11月6日(金) 曇り


朝、職員室にいると、校長先生から
「K先生、今日は面白いイベントが一つありますよ」
とのネタの提供が。

なんと、5年生が理科の“水のはたらき”の授業で川の流れを観察しにいくというのです。
しかも、化石博士の庁務員の先生も同行されるとのこと。

こ、これは、取材にいかなくては!と同行させていただきました。


校門に着くと、
「先生〜! 今日ぐっぱで1人になっちゃったから一緒に観察しよう!」
と声をかけてくれる児童が。
なんと嬉しいお誘い!
目がハートになってしまいます。
しかし、私の足元はスニーカー(しかもコンバース)。
こんな軟弱な装備では川に入れそうにありません。
ごめんね。せっかく誘ってくれたのに。

小学校から少し歩くと、犀川という大きな川にぶつかります。
そこから脇に入った小さな川で本日の観察を行います。

・水中を覗けるメガネで川のながれ、水底の様子を観察。(運搬、堆積)
・板に小さい石や砂利と、大きい石を乗せて、流れの速いところと遅いところでどのように石が動くかを観察。(運搬)
・川岸のどの場所が、どのように削れているかを観察。(浸食)

足元に気をつけながら、危ないところは手を取り合ったり、道具を持ちあったりしながら力を合わせて観察していました。

少し場所を移動して、今度は化石を見つけてみます。
化石博士(庁務員の先生)に、どのような石に化石が見つかりやすいかを教えてもらい、みんなで探していきます。

“石”はその辺に転がっていて、普段珍しいものではないのですが、こうやって観察すると、色々な石があります。
そもそも“石”とは何だろう?
どうしてこんなに色々な石が出来るのだろう?
子供たちと一緒に、色々な疑問が湧いてきます。
こんなに身近なところにも、疑問や発見、面白いものはたくさん落ちています。

それぞれに見つけた石を、洗ったり、削ったり、割ったりしながらの化石探し。
化石博士にはどんどん石が運び込まれ、鑑定が進みます。
その結果、有孔虫や葉っぱと思われる化石が見つかりました!
見つからなかった子も、お気に入りの石、珍しい形の石などを手に入れ、お土産が出来ました。
「家に帰ったら、お父さんに見せよう!」
「机に飾ろう」
という声も。
宝物がまた一つ増えたね。


ところで、川にスニーカーという出で立ちでのぞんた私ですが、予想通り川の流れに行く手を阻まれまくりました。
遠くに行けない私を気遣い、近くで川の観察をしてくれる子たち、
川を渡ろうとする私に手を貸してくれる子、
「先生、大丈夫?」「こっちを通った方がいいよ」と声をかけてくれるみんな。

最終的には、土木工事が子供たちによって行われ、大きな石を並べて橋まで作ってくれました!(杖つき)

みんなとは違う状況の人(川にスニーカーで行く私)、
ハンディキャップのある人(川に入れない私)、
に対しての、子供たちの対応の仕方、受け入れる懐の深さが垣間見えた時間でもありました。
どんな人にも気遣いが出来て、独りぼっちにすることのない、優しいみんなです。
本当にありがとう!

みんなは今日、どんな事を学んだかな?
私もお陰様で、たくさんのことを学びました。
子供たちのそばには、たくさんの学びの種が落ちています。
1つずつ、丁寧に拾って、大人として私も学びを深めていきたいです。



持久走大会

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<Kの学校日記 vol.9>

11月5日(木) 濃霧からの快晴

持久走大会当日。
最低気温1度の凍てつく朝。まだ霧がかかっている校庭。
朝早くから庁務員の先生が、校庭で落ち葉を使って「ファイト!」の文字を作ってくれました。
力持ちで、器用で、とっても頼りになる庁務員の先生。魅力的な明北小の先生方の一人です。

まだ霧が晴れない中、9時に1、2年生の持久走がスタートしました。
写真を撮る手が凍りそうなほど寒い中、小さな人達が元気いっぱいにスタート!
保護者の方や近所の方、先生方の声援を受けながら1kmの距離を走り抜けました。
あっという間にみんなが戻ってきて、ゴールした写真を撮りそびれるくらいでした。

3,4年生のスタートは9時30分から。
折り返し地点担当の私も、任務に向かいます。
赤いコーンを担ぎながら、学校裏の廃線敷きからあいりすの前を通り、折り返し地点への道のり。アルプスに冠雪した雪の白さや、山の紅葉の美しさに息をのみ、つい足を止めてしまいます。
そして、木々の間から見える明北小学校。校庭には3,4年生が出て準備運動をしています。素晴らしい環境だなぁとカメラを取り出しパチリ。
いかんいかん、任務任務。

折り返し地点に到着してコーンを準備。
保護者はじめ関係者の方々に、今日の様子が伝わるようにと、どの位置から写真を撮るかを確認。そして、川のせせらぎに耳を澄ますひと時。
ご近所の方が通りかかり、
「今日はなにかあるの?」
「明北小の持久走大会です。お騒がせしています。」
「いやいや!子供たちの声が聞こえるのは元気が出るよ。シーンとしている方が良くない。」
なんと温かいお言葉。
近隣の方々のご理解とご協力に大感謝です。

そして、やってきました3、4年生のトップランナー。
試走の時以上の真剣な目、顔つき、さすがトップを走る子は違うのかな?
と思ったら、そうではありませんでした。
続々と折り返していくみんな。
その一人一人みんなの顔つきが、スピードが、試走の時とは全然違う!
5、6年生はトップと最後を走る子の差がとても少なく、持久走が得意な子も、そうじゃない子も本当にみんな力を出しています。
その様子に、応援する声にも、走らない私の肩にも力が入ります。
「いいペースだよ!」「その調子!」「力出しきって!」「あとは自分との闘いだからね!」
思い返すとなんだか恥ずかしい…
こんなに子供たちを追い込む(自分では激励のつもり)私だけれど、ここ最近そんなにも自分を追い込んだことはあっただろうか?
大人だからって、守りに入っていないかな?

試走の際に書いたように、明北小の持久走大会のコースは、山あり谷あり人生みたいです。
子供たちにも色々な走りがあります。
最初から最後まで飛ばしまくって、果敢に攻めていく子。
自分のペースで安定した走りの子。
みんなから見えなくなると、歩いてそっと休息する子。
どれも良し、然るべき時に休息できることも大切。
正解はないのだな、と感じます。

これから巣立ちを迎え、本当の意味で自分の人生を生き始める時、
それこそこれといった正解のない中で、子供たちはどうやって自分の人生を生きていくのでしょうか。
その道しるべ、原風景となるものを、今見つけているのでしょうか。

この明科の里山、関わる大人たちのまなざし、明北小学校が子供たちの原風景となっていくことを願って。


そうそう、あれだけポイントを探して準備していたカメラですが、子供たちの応援に夢中で結局1枚も撮れませんでした。
子供たち以上に熱くなってしまいました…反省。
道案内、安全の確保という任務をこなしながらも、しっかりと写真をとってくれた校長先生の写真を掲載します。

Meihoku English Day

<Kの学校日記 vol.8>

今日は、Meihoku English Dayです!
英語の専科の先生が来てくださり授業が行われる日です。
私の時代にはなかった小学校での英語の授業、どのように行われているのでしょうか?

1.2時間目は5年生で英語の授業がありました。
早速、5年生の教室に向かおうかと確認したところ、なんと授業が行われるのはパソコン室とのこと。

パソコン室に入ると、英語の教科書やノートの横に、1人一台のノートパソコンが用意されていました。
今日のセンテンスは、ハンバーガーショップに行くシチュエーションのようです。
先生の英語の問いかけに、英語で答えるみんな。
(どうやら、どんなハンバーガーが好きかとか、どのハンバーガーショップが好きかという話をしているようです。)
みんな物怖じしたり、恥ずかしがることもなくしっかり声が出ています。

パソコンを使って、動画でハンバーガーショップでの注文のやり取りや、単語の発音を聞き取ったりしていきます。
単語は、フラッシュカードの要領でどんどん発音し、覚えていけるようになっています。
書くことよりも、実際に喋ってみて身に着けていくんですね。

昔(といっても中学時代ですが)との学習の仕方の違いに驚きました。
ナンシーとタケオは一体どこにいってしまったのでしょう!?
柔軟な子供たちの脳に、こうやって英語が定着し、より広い視点で世界を、社会を、人生を見られるようになりますように。

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つい走りたくなる音楽

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<Kの学校日記 vol.7>

11月4日(水) 晴れ

明日はいよいよ持久走大会ですね。
今日の2時間目休みには、たくさんの子供たちが校庭に出て練習に励んだのですが…
実はその陰には、健康委員会のある作戦があったのです・・・!


これまでも、2時間目が終わった後の休み時間は20分間と長いので、校庭に出て持久走の練習に励む子供たちの姿が見られました。

しかし、健康委員会の児童は考えました。

「どうしたら、もっと多くのみんなに校庭に出て練習してもらえるかな?」


考えた作戦は、【放送で走りたくなる音楽をかける】!
今日、放送室に集まり、運動会でもお馴染みの“トランベットふきの休日”をかけたところ…
なんだろう、この追い立てられるような感覚。
条件反射で気分は運動会。なんだか走りたくなってきた!

というわけで、健康委員会の児童たちも、校庭に出て練習に参加。
みるみるうちに児童の数が増え、大勢のみんなで練習することができました。

作戦、大成功だね!
音楽の効果を上手につかったアイディアに感心しました。

音楽会に向けて

<Kの学校日記 vol.6>

11月2日(月) 雨

昼過ぎから降り始めるかなと思っていた雨が、朝から降っています。
5日は、いよいよ持久走大会。
貴重な休み時間の練習が、今日は出来そうにありません。

3日後にせまった持久走大会の準備は佳境に入っていますが、
今月行われる音楽会の準備も進んでいます。

写真は、1年生の合唱練習の様子です。
元気な子供たちの歌声、迫力ある合奏が聞けるのが、今から楽しみです!

私も、音楽会の飾りつけの試作をしてみています。
先生方と相談しながら、みんなの合唱や演奏が盛り上がるようなステージになったらいいな。
お楽しみに♪
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5年生社会見学(株式会社辰巳)

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<Kの学校日記 vol.5>

10月30日(金) 晴れ


昨日に引き続き、5年生は社会見学に行きました。
場所は、円揚げでお馴染みの株式会社辰巳さんです。

8時40分、校門で待っていると「おはよう!先生!」と元気に駆け寄ってきてくれる子供たち。
昨日もそうだったなぁ。
「おはようございます!」
「先生のジャケット、私のと似てるね」
などと声をかけ、私がそこにいるのが当然のように、自然に受け入れてくれる5年生のみんな。
一緒に過ごしていると、“大人を信頼する気持ち”がしっかり育まれているなぁと感じます。
保護者の方、先生方、ご近所の方々など周りにいる大人たちとの関わりが、そういった気持ちを育んでいるのかな。とても素敵なことです。


株式会社辰巳さんに到着すると、まずは養殖場を見せていただきました。
辰巳さんのニジマスは、飼っている親から採卵し、育てています。
卵から育て上げ、加工まで一貫して行っている企業です。

昨日の水産試験場でも伺いましたが、この辺りのニジマスは、もともと海外に輸出されていたそうです。
ところが、ニクソンショックからの円高の影響で輸出が立ち行かなくなります。
国内向けの出荷を模索する頃、ちょうどスーパーという形態の大型店が出来ていき需要が拡大していきます。
しかし時代は変化します。
主婦がパートに出たり、煙の出る家庭料理が敬遠される中、今度は総菜分野の需要が拡大。
それに合わせて、円揚げの商品が開発されたそうです。
田中長野県知事の時代に、地産地消の観点から、給食に円揚げが登場。
地元の方に愛される存在になりました。

円揚げが丸いのは、鮮度がよい証拠だそうです。
魚をさばいてから2〜3時間以内に揚げると、まる〜く揚がるそうです。
魚を育てるところから一貫して行っているからこその商品ですね。


そんな社長のお話を興味深く聞かせていただいた後は、お待ちかねの工場見学です。
養殖場からの移動中も、いい香りがしてきました!
なんだかお腹が空いてきたね。
今日の給食は、ハロウィン献立だよ!お腹を空かせて帰ろうね。

とても綺麗な工場を見せていただいた後は、なんとお土産までいただきました!

養殖場でも、工場でも、
「聞きたいことがあったら、なんでも聞いていいよ!」
と言って、惜しみなくすべてを見せてくださった社長。
とてもカッコいい方でした。
子供たちには、これから先も「カッコいい」大人にたくさん出会って欲しいな。

株式会社辰巳の高原社長、従業員のみなさん、お忙しいところ本当にありがとうございました。

5年生の2日間の社会見学は、「生産」から「加工」まで地元の施設、企業を巡る充実したものとなりました。
そこには、机上の学習にはない学びがたくさんあったと思います。

子供たちの学びの環境を整えてくださる先生方、それに惜しみなく協力してくださる地元の方々、みなさんの支えの中で、子供たちは今日も成長中です。

5年生社会見学(水産試験場)

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<Kの学校日記 vol.4>

今日はもう1つ。
5年生が、社会見学で水産試験場に行きました。

天気の良い中、20分ほどの道のりに会話も弾みます。
女子たちは、「○○といったら、○○」のゲームをしながら。
男子たちは、川に鴨を見つけて「とって食おうぜ〜」と…
か、鴨肉、おいしいよね。


水産試験場では、担当者の方に色々な説明をしていただきました。
なんと、長野県は全国でも養殖が最も盛んな県だそうです。
2位、3位は静岡県と山梨県。
両県とも富士山の湧水が豊富な地域であり、長野県の地下水の豊かさが分かります。

お話を伺った後は、養殖場の見学です。
そこで、沢山の体験をさせていただきました。

・えさやり(餌のにおいもしっかり確認しました)
・ニジマスを網ですくって、別の場所に移すお仕事体験
・メスのニジマスのお腹から出てきた卵を触ってみました
・ニジマスの体も、自分の手で触ってみました

みんな、それぞれの体験に大興奮!
「水産試験場って、楽しいね!」
「こんなに楽しいと思わなかった!」
「ただ、行って見学するだけだと思ったのに、色々できて嬉しい!」
という声が聞こえました。

本当にそうだよね。
私も楽しかった!
子供たちの様子に、実際に目で見て、触れて、体験する大切さを感じます。
家では「これダメ、あれダメ」とつい言ってしまうけれど、やってみたいんだよね。
彼ら、彼女らにとって、体験することは宝物なんですね…自戒の念を込めて。


色々な体験の後は、質疑応答の時間。
みんなで考えてきた疑問をぶつけてみました。

・一番大変なお仕事はなに?
 (答えは、「魚を移動させる仕事」でした。体験したので大変さが分かります)
・お寿司屋さんのサーモンと、信州サーモンは何が違うの?
・信州サーモンと、大王イワナは、どちらが高いの?どちらが売れるの?
いい質問がいっぱいです。

「水産試験場で、育てた稚魚を買うことはできるのか?」の質問も。
購入するには、特定の団体に加入することが必要で、そのためには魚をしっかり飼ったことがある実績も必要との事。
「金魚は飼ったことあるけどなぁ〜」
うーん、残念!

たくさんの知識と経験を得て帰路についた子供たちでした。
明日は、育てたニジマスを加工する工場の見学に行きます。

給食の献立作り

<Kの学校日記 vol.3>
10月29日(木) 晴れ


6年生の保護者の方に朗報です!
今日6年生は、栄養教諭の方に来ていただき、給食の献立作りを行いました。
バランスの良い献立の作り方を学び、実際に自分たちでも献立を作ってみました。

親としては、「今日の夕食、何にしようかな〜」と悩む毎日。
今日の学びを活かして、子供たちに夕食のメニューを考えてもらってはいかがでしょうか?
好きな物ばかり並ぶかもしれないけれど・・・たまにはそんな日もいいかな。

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かぼちゃランタン作り

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10月28日(水) 晴れ

朝の冷え込みは厳しくなってきましたが、日中はいいお天気が続きますね。
SSSのKです。
今日は、JR東日本のイベント『ハロウィン一色の旧篠ノ井線廃線敷ウォーク』で使用するかぼちゃのランタン作りに、5年生が挑戦しました!

先端のするどい小刀を使って、飾り用のかぼちゃに目や口を彫っていきます。
デザインは様々。
進め方も様々。
中の綿や種をスプーンで丁寧に取り除く子、
ぱぱっと作って2個目に挑戦する子、
時間をかけながらマジックでひいた線の通りにナイフを入れ、職人顔負けの出来栄えの子、
出来上がったかぼちゃランタンは、心なしか作り手にそっくりなような…!


最後に、みんなで自作のランタンを持って、廃線敷のトンネルまで歩いて記念撮影。
いいお天気で、アルプスもくっきり見える景色に感動。
「山がきれいだね〜!」と話しかける私に、
「重いかぼちゃを持って、この上り坂。そんな余裕ないよ〜」との返答。

だ、だよね。ごめん!
帰りはかぼちゃ持つよ。


子供たちが作った個性豊かなかぼちゃ達は、廃線敷のトンネルの中に飾られます。
1つ目小僧にそっくりな作品が1つありますよ!
探してみてください。

↓イベントチラシはこちら↓
http://shinonoi-line.nagano.jp/wp-content/uploa...


●あづみ野テレビの取材も入りました。
 『HOTラインANC』の番組内で取り上げられます。
 10月30日(金)16:30、18:30、20:00
 放映時間は曜日によって変わりますが、来週月曜日まで放映予定だそうです。

絵でみる給食のようす

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10月27日(火) 今日も快晴

SSS(スクールサポートスタッフ)のKです。
校長先生に「Kの学校日記」というコーナーを持たせていただくことになり、若干緊張しております('◇')ゞ

今日は、校内の掲示物の様子をレポートしてみます。


校内には様々な掲示物があります。
子供たちの作品も数多く展示されています。

渡り廊下には、月替わりで各学年の作品が展示されます。
職員室から各教室への往復時に必ず通る廊下です。

少し前から、4年生の作品が展示されているのですが、これがなんとも格好いいのです。
黒地に真っ白な絵の具で描かれた給食の様子です。
初めて見た時には、足を止めて見入ってしまいました。

私は4年生の給食の配膳をしているので、つい自分の姿を探してしまいましたが、描かれていたのは給食着に身を包んだ子供たち自身の姿でした。

今年度はコロナ対策のため、職員による配膳が続いています。
昨年度まで続いていた、本来の給食の様子を絵に表現したのかな。
のびのびと描かれた子供たちの配膳の姿が、近いうちにまた見れるといいなと思います。

書画カメラの準備ができました

10月20日 火曜日 くもりのち晴れ

市に買っていただいた電子黒板と書画カメラ。
電子黒板は業者の方が組み立て、教室に設置していただきましたが、
書画カメラは各学校ということで、

箱から出し、
各学級名を印刷したテプラを貼り、
子どもたちが使いやすいようにするためのシールを貼り、
全8台の準備が完了しました。

これで、電子黒板も有効活用できます。
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邦楽教室

10月15日 木曜日 くもり

昨日までの暑さから一転して肌寒い中、
4〜6年生で邦楽教室が行われました。
当初4月に予定していましたが、
新型コロナウイルスの関係で、予定を変更し、
場所も視聴覚室から体育館に変えて今日行いました。

3人の先生方にお越しいただき、
 尺八、
 箏、
 三味線
を使った演奏の鑑賞です。

お正月などに聞き慣れた曲から、現代風にアレンジされた曲まで、
楽しく聞くことができました。

4年生では3学期に琴の学習があるそうです。
日本に昔からある楽器に興味をもつきっかけになってくれるとうれしいです。
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池の掃除

10月7日 水曜日 くもり

池のくぼみが泥で埋まってしまい、
これでは魚たちが冬越しをできないということで、
池のそうじをしました。

子どもたちが泥だらけになりながら、
池をきれいにしてくれました。

たくさんの金魚とドジョウたち。
春まで元気に過ごせますように。
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