最新更新日:2024/04/26 | |
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5/15 3年生 第21回 「宇多田ヒカルと『平家物語』は繋がっている!?」
さあ、3年生のみなさん!「平家物語」の冒頭言えますよね?あれだけ、去年必死に覚えて、頑張ったのですから、大丈夫でしょう。不安な人は、三密を避けた状態で友達と言えるかどうか試してみて下さいね。
覚えていなかった人は下の( )だけでも思い出してみて下さい。 祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす おごれる人も久しからず ただ( ) たけき者もつひには滅びぬ ひとへに( ) さて、タイトルに「宇多田ヒカル」を出しましたが、みなさん彼女は何者ですか?そうです!歌手です。 では、「平家物語」の冒頭に描かれている思想は何でしたか?そうです!無常観です。 歌手と無常観。この2つが繋がりは何なのでしょうか? 「無常」とは、「常では無い」ということです。つまり、「無常観」とは、どんなものも同じ状態は永遠には続かず、必ず変わっていくということ。とてもはかないものだと言っているのです。「平家物語」の冒頭には「常では無いもの」の比喩として、いくつか挙げられています。その中の2つ、上の( )に当てはまるものが、宇多田ヒカルの曲に出てくるのです(ぜひ、宇多田ヒカルのどの曲に「平家物語」が入っているのか探してみて下さい)。 歌手である宇多田ヒカルが「平家物語」の冒頭に何を感じたのか、私はもちろん分かりません。ただ、何かを感じ取ったからこそ、何かの繋がりを感じだからこそ、自分の曲の中に取り入れたのだと私は思います。自分との共通点があっからなのか、なるほど!と納得できたからなのか、音のリズムが良かったからなのか......。答えは分かりませんが、私はこの2つが繋がっていると知った時、面白いなあと思ったのを今でも覚えています。 宇多田ヒカルと「平家物語」のように、全く繋がっていないように見えるものでも、何か繋がりがあると不思議と覚えているものです。勉強でもそうです。同じ教科の中で繋がりがあることはもちろん多いですが、違う教科でも繋がりはあると思います。国語で学ぶ「平家物語」は、社会科で学ぶ鎌倉時代と繋がってきます。国語で学ぶ「随筆」と理科で学ぶ「脊髄」は漢字を間違いやすいですよね。 ちょっと難しいことでも、何か繋がりを見つけて考えてみて下さい。今まで知らなかったことが繋がった時、きっと何か感じるものがありますよ。時間がある時だからこそ、たくさんのものに触れて、たくさんの繋がりを発見してほしいなあと思います。 では、最後に写真に出てくる本の繋がりは何でしょう?わかった人はいつか私に答えを教えて下さい(^^) ちなみに私はこの本が大好きです!(写真1・2枚目) では、この辺で失礼します! -------------------------------------------------- 今回の記事は誰が書いたかもちろん分かりますよね? そう、新井先生(現在育休中)です! 新井先生からの問題、是非考えてみてください!そして答えを教えてください。 (笠井先生も問題の答え気になってるみたいです〜〜〜〜!) 3年生 ホームページ担当 水谷 |
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