最新更新日:2022/09/13 | |
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<最近読んだ本>(1分間スピーチより)
本校では、子どもたちの表現力(コミュニケーション力)の向上を目指すために、朝の短学活で「1分間スピーチ」を行っています。
ある教室を訪問すると、教室の後の掲示板に子どもたちの「1分間スピーチ」の原稿が掲示してあり、次のように書いてあります。 _________________________________ これから1分間スピーチを始めます。僕のテーマは、最近読んだ本です。 僕が、最近読んだ本は、川口雅幸さんが書いた「虹色ほたる」という本です。この本の内容は次のようなことです。 一年前に交通事故で父親を亡くしたユウタは、小6の夏休みに一人、父との思いでの地を訪れました。よく一緒にカブトムシを捕りに来ていた山奥のダム。今は使われていないそのダムで、ユウタは突然の雷雨に襲われ、足を滑らせて気を失ってしまいました。やがて目覚めたユウタの目の前には、タイムスリップした三十年以上前の村。かけがえのないもう一つの夏休みが始まる話です。 僕がこの本で一番良かったと思った場面は、爽愛子(さえこ)という女の子とユウタが約束のため指切りげんまんをやっている時に、ユウタは気がつくと唄いながら泣いていたところの場面です。 この本を読んだ18歳の女性は、病気入院中でもうダメだと思っていた時にこの本に出会い、今生きることを諦めなかったそうです。僕は、この一冊の本で生きるってことを諦めなかったのが、凄いと思いました。 _________________________________ 本は、人に生きる勇気を与えるようです。これからもどんどん本を読んでほしいと思います。(笑顔) |
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