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長崎県対馬市立豆酘中学校の子どもたちから<激励の詩>及び<メッセージ>をいただきました(感謝)

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 先日、長崎県対馬市立豆酘中学校の子どもたちから、<激励の詩>及び<メッセージ>が届きました。
 これは、国境の島、長崎県対馬市の豆酘(つつ)中学校の子どもたちが、今回の震災の報を耳にして、報道で被害の状況が明らかになっていく中で、ほるか西の島に住む自分たちに中学生として何かできないかと考え、3年生が11月の学習発表会で震災をテーマにした劇に取り組み、その中で自分たちの思いを紡ぎ発表した詩を、東北三県の沿岸地域の市町村の中学校及び特別支援学校にメッセージを送ることになったものです。
 3年生がつくった<激励の詩>『かならず』と全校生16名の<メッセージ>には、温かい励ましの言葉や気持ちが込められています。
 下記に、<激励の詩>『かならず』を紹介します。

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   『かならず』

「本当にこんなことが起こっているのか」
いや何が起こっているのかさえわからなかった
テレビを前にして言葉を失った
現実とは思えなかった
圧倒的な自然の力の前に
世界が変わったあの日
「何かできることはないか」
しかし、遠いところに住む自分は何もできなかった
募金をしても 何ができるんだろうと 心が苦しかった
自分の無力さに気づかされたあの日

東の広く豊かな地を
心優しき人の住む地を
暗く重たい運命が襲った
深い海の底に
大切なものも人もそして心も引きずり込まれた

わかっていたつもりだった
その悲しみ その苦しみ
ニュースを見て大変なんだなと思っていた
でも ずっと見ているうちに当たり前になっている自分に恐ろしくなった
無関心じゃいけない
知らなきゃいけない
慣れてはいけない
だって「世界がぜんたい幸福にならないうちに個人の幸福はあり得ない」から

これからの復興の歳月は
私たちがこの国の未来を作っていく歳月
失ったものはあまりに多かったけれど
未来と希望は残されている
悲しみの果てに
時計の針を進めなくては

代償はあまりにも大きかったけれど
優しさとたくさましさを手に入れた
今はまだ苦しくても
明るい未来をみんだで作れる

みんなが何かしたいと思っている
太陽のように温かく世界を照らし
流星のように人々の願いを乗せ
美しい月のように優しく包み込む
その思いを束ねていけば
希望が生まれるはず
一人の一歩が集まればきっと大きなものになる
心をひとつにしてつないでいこう
「私たちは私たちの場所でその一歩を踏み出す
 あなた達はあなた達の場所で力強く一歩を踏み出して」

かならず・・・
笑顔で暮らせる未来が来る
今日もその階段をひとつ上ったことをかみしめよう
今は信じることしかできなくても
今は祈ることしかできなくても

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 ありがとうございました!(感謝)
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