最新更新日:2024/06/26 | |
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持久走大会11月5日(木) 濃霧からの快晴 持久走大会当日。 最低気温1度の凍てつく朝。まだ霧がかかっている校庭。 朝早くから庁務員の先生が、校庭で落ち葉を使って「ファイト!」の文字を作ってくれました。 力持ちで、器用で、とっても頼りになる庁務員の先生。魅力的な明北小の先生方の一人です。 まだ霧が晴れない中、9時に1、2年生の持久走がスタートしました。 写真を撮る手が凍りそうなほど寒い中、小さな人達が元気いっぱいにスタート! 保護者の方や近所の方、先生方の声援を受けながら1kmの距離を走り抜けました。 あっという間にみんなが戻ってきて、ゴールした写真を撮りそびれるくらいでした。 3,4年生のスタートは9時30分から。 折り返し地点担当の私も、任務に向かいます。 赤いコーンを担ぎながら、学校裏の廃線敷きからあいりすの前を通り、折り返し地点への道のり。アルプスに冠雪した雪の白さや、山の紅葉の美しさに息をのみ、つい足を止めてしまいます。 そして、木々の間から見える明北小学校。校庭には3,4年生が出て準備運動をしています。素晴らしい環境だなぁとカメラを取り出しパチリ。 いかんいかん、任務任務。 折り返し地点に到着してコーンを準備。 保護者はじめ関係者の方々に、今日の様子が伝わるようにと、どの位置から写真を撮るかを確認。そして、川のせせらぎに耳を澄ますひと時。 ご近所の方が通りかかり、 「今日はなにかあるの?」 「明北小の持久走大会です。お騒がせしています。」 「いやいや!子供たちの声が聞こえるのは元気が出るよ。シーンとしている方が良くない。」 なんと温かいお言葉。 近隣の方々のご理解とご協力に大感謝です。 そして、やってきました3、4年生のトップランナー。 試走の時以上の真剣な目、顔つき、さすがトップを走る子は違うのかな? と思ったら、そうではありませんでした。 続々と折り返していくみんな。 その一人一人みんなの顔つきが、スピードが、試走の時とは全然違う! 5、6年生はトップと最後を走る子の差がとても少なく、持久走が得意な子も、そうじゃない子も本当にみんな力を出しています。 その様子に、応援する声にも、走らない私の肩にも力が入ります。 「いいペースだよ!」「その調子!」「力出しきって!」「あとは自分との闘いだからね!」 思い返すとなんだか恥ずかしい… こんなに子供たちを追い込む(自分では激励のつもり)私だけれど、ここ最近そんなにも自分を追い込んだことはあっただろうか? 大人だからって、守りに入っていないかな? 試走の際に書いたように、明北小の持久走大会のコースは、山あり谷あり人生みたいです。 子供たちにも色々な走りがあります。 最初から最後まで飛ばしまくって、果敢に攻めていく子。 自分のペースで安定した走りの子。 みんなから見えなくなると、歩いてそっと休息する子。 どれも良し、然るべき時に休息できることも大切。 正解はないのだな、と感じます。 これから巣立ちを迎え、本当の意味で自分の人生を生き始める時、 それこそこれといった正解のない中で、子供たちはどうやって自分の人生を生きていくのでしょうか。 その道しるべ、原風景となるものを、今見つけているのでしょうか。 この明科の里山、関わる大人たちのまなざし、明北小学校が子供たちの原風景となっていくことを願って。 そうそう、あれだけポイントを探して準備していたカメラですが、子供たちの応援に夢中で結局1枚も撮れませんでした。 子供たち以上に熱くなってしまいました…反省。 道案内、安全の確保という任務をこなしながらも、しっかりと写真をとってくれた校長先生の写真を掲載します。 |
安曇野市立明北小学校
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